てまりの日記

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2003.12.09
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ほぼ日参している紀伊国屋書店から連絡があり、『人生心得帖』が入荷されたとのこと。文庫本を手に、近くの喫茶店に入り、早速、読書モード突入。90才の松下さんの言葉は、温かくも、重みがあり、じんわり胸にしみこんできます。

「天分の発見」と題された文章に、天分を見出すに必要な2つのこと、が書かれていました。
①天分を見出したいという「強い願い」。
②私心にとらわれず、ものごとをありのままに見、正しい判断をすることのできる「素直な心」。

①は、今、ほぼ、そればかり考えているといっていいと思います。
問題は②のほうで、最近の自分を振り返ってみると。
現在の自分の経済力のなさの反動で、お金にこだわりすぎていたと反省しています。すなわち、素直じゃなかったな、と思う。お金は、要ります。でも、自分は、お金のために心を抑え込める性質の人間ではなかったな、という気付きがありました。例えば、自分の家族に絶対勧められないと理解してしまったものは、どれだけ自分が儲かると分かっても、熱意を持って人に勧めることはできない自分だった、というようなことです。

自分のテーマは、やはり、「感動」であり「記憶に残る仕事」「感謝される仕事」「おひねりが飛んでくる仕事」であり、「仕事」とは、個性を振り絞るべきステージ、なのでありました。(重ね重ね、平野先生や、ふなさんに感謝です!)

そういう仕事のできる場所を、自分らしい視点から、ふたたび探しつつあります。


さて、最後に、自分の「ステージ」を作り上げていく時、心しようと思う言葉を『人生心得帖』より、覚書きしておきます。

「社長というものは、何よりも熱意と誠意だけは、その会社において一番のものを持っていなければならない。社長にそれがあれば、社員もそれに感じて、知識あるものは知識を、技能あるものは技能を、というように、それぞれに自分の持てるものを提供し、働いてくれる」

「人生のあらゆる場で、すべての人にとって、何か事を成し遂げようとする場合、熱意と誠意のあるなしが成否を決める一番のカギとなってくると思うのです。極端に言えば、口がきけない人であっても、熱意と誠意に強いものがあれば、きっと筆談をするとか、身振り手振りをまじえるとか、いろいろと工夫をして、事をなしていこうとするでしょう。またそうした態度が人の心を打ち、共感を呼んで、必ず協力者が現れてくる。物事とはそのようにして成っていくものではないでしょうか」

なんて説得力ある言葉なんだろう。
松下さんって素敵です。





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Last updated  2003.12.10 00:18:09
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