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みかん星人9944

みかん星人9944

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2005/02/17
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テーマ: 中国&台湾(3345)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 用事があり、成田まで行けないので途中まで見送ってくれた母は、駅の改札で私が見えなくなるまでずっと見守ってくれました。

最後までこんな調子でした↓

母「パンを買ってあげるから飛行機で食べな」
私「機内食が出るってば」
母「何か欲しいものはないの?」
私「欲しいものは全部買ったってば」
母「成田に着いたら電話するんだよ」
「中国着いても電話しなさい」
「がんばるんだよ」


昔はなぜかひたすらうざかった母とのこうした会話ですが、私は涙をこらえるのに必死でした。意地っ張りな私は恥ずかしいから絶対泣き顔見せたくなくて。こんな母が大好き。





 そしてここからはシビアです。

16日21:30の成田発、中国時間23:30上海着のフライトで中国に戻ってきたわけですが、何せ17日は通常出勤。上海で一泊することなくそのまま9日に買っておいた深夜2:07発上海西駅→杭州駅の切符を握り締め、急いで空港からタクシーで西駅に向かいました。

降りる際タクシーの運転手とケンカ。
理由は、交渉の結果180元でOKと言っていたくせにメーター通りの227元を請求してきて一歩も譲らなかったから。

らちがあかないので間を取って200元を支払い(それでも運転手はブーブー言っていた)、上海西駅の待合室へ。

26:07発の電車はいっこうに来ません。

 心配になって半分寝ている駅の係員らしきおじさんに尋ねたら27:30に遅延しているとのこと。

 だったら早く放送するなりしてくれよ、という言葉を飲み込み、数時間後の出勤に間に合わせるため、電車をあきらめてタクシーで杭州に帰ることに。

 でも電車で帰る予定だった私の人民元所持金は500元。

 上海から杭州までタクシーだと700元は必要です。



 そこで、仕方がないので闇タク(中国語で「黒車」正規のタクシーではない)と交渉してやっと500元で杭州まで連れて行ってくれる車をみつけました。

 しかしこの闇タクを選んだことで非常に後悔するはめに。

 最初は私一人だったのですが、乗って走り始めてから
「高速道路入り口で知り合いの闇タクが停まっているからそこに連れて行く」
と言うのです。心配になった私はその車は本当に直で杭州に向かうのかとか追加料金払わされるのかなど聞きましたが、絶対大丈夫と言うのでとりあえず運を天にまかせることに。



 暗いジンベイの中にはすでに中国人で満員。私は最後に助手席に座らされました。

つまりこのジンベイは乗り合いバスだったのです。

 乗り合いバスで500元は高すぎです。だって上海⇔杭州は電車で30-50元、バスで60元程度です。最後までその正体を明かさなかったさっきの闇タクのおっさんを恨み、杭州まで自分ひとりと少しでも安心してしまった自分の愚かさが悔やまれます。きっと他の客は私の半分以下の値段で杭州よりもっと遠くの目的地へ向かうのです。

 ジンベイの運転手は、高速に入る前にガソリンを足し、タバコを一服し、悠々と音楽を流しながら出発です。

 1時間ほど運転したおっさんは、途中でなぜか車を停めました。別にトイレ休憩をするような場所ではなく、普通の高速の道端です。

 何が起こったと思いますか?








 なんということでしょう。運転途中に寝始めるバス(と言っても闇タクですが)の運転手がどこの世界にいるでしょう!

 後ろの乗客もまさか運転手が寝るとは思わず、車内は静かな動揺が広がります。

 私は運転席の隣である助手席という悲しい責任の下、運転手をつついて

「アンタ、何寝てんのさ、わたしは朝から出勤なんだけど」

と静かに運転再開を促しました。
すると

「なんだよ、こっちは深夜に運転で眠くて眠くてしょうがないんだよ!安全のためにあと5分寝かせろ」


と言い放ったのです!!!

もう、あきれるやら悲しいやらでとっさに言葉が出ませんでした・・・。

 運転手の睡眠不足とかそんなの乗客は一切関係ありません。運転前に十分な睡眠をなぜとっておかないのかと言う以前の問題で、深夜にお金ボッタクって運転するんだし、目的地まで速やかに乗客を送り届けるという最低限のルールを何で分からないのか。

 それから5分後におっさんはむっくり起き上がり、運転再開したものの、隣に座る私は気が気ではありません。こっちだって長旅で疲れてウトウトしたいけれど、隣の輩は「眠い」のです。「眠くて仕方ない」のです。 何人も乗せて運転中だというのに!!

猛スピードで何台も大きなトラック等を追い抜き、ジンベイは真夜中の文字通り 「暴走」 を続けます。しかも悪運は続き 土砂降りの雨です。 生きた心地のない恐怖。


 また30分後、停車です。
はい、寝始めました。さすがに後ろの客が「私たちがお前の車をお金払ってチャーターしている意味がないじゃないか」とボソッと言い、おっさんはブツブツいいながら音楽のボリュームを上げ、ガムを噛み噛み、運転再開です。

 杭州に近くなったころ、おっさんは私に向かい、

「家の近くまでは送れない、杭州の高速出口付近で車を降りて後はタクシーで帰ってくれ」

と言いました。最後まで送ると言っていたのに。

わたしは限界です。高速の出口に着いた時、2回寝たその行為とタクシーで帰れと言うその発言について日本語で怒りをぶちまけ(怖っ)、荷物を降ろして100元けちってお金を払い、タクシーに乗り込みました。


 ジンベイのおっさんはさっきまで眠かったのがウソのように100元少ないことを元気に怒り、私に向かって汚く罵り、車を降りて来て、今にも殴ってきそうでした。


 正直怖かったですが、私も負けません。日本語で言うだけ言ってタクシーのドアを閉め、運転手に車を走らせました。このタクシーの運転手はいい人で、いろいろ心配してくれました。


 大体、違法の闇タクだし、眠るために2度も停車し、ボロいバスで運転も荒く、私に何度も三途の川と花園を見させたくせに、400元というありえない高額をもらえただけありがたく思って欲しいというものです。 むしろ慰謝料を請求したい。


 でも私もちょっと反省してます。
こんな無茶はしてはいけませんね。ここは身寄りのない外国ですし、今回はたまたま生きて帰れましたが、もし私とこのジンベイのおっさんの2人きりだったら何が起こったか知れません。




 そして家に到着してシャワーを浴び、寝る間もなく8時に出勤するのでした。

 この日記、読み返すと「中国に着いた途端にキレまくっている自分」がテーマみたくて悲しいです。読んで下さる方の気分を悪くさせますね、大変申し訳ないです。









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Last updated  2005/02/20 11:21:22 PM
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