＜9月12日 part2＞

新得町農道離着陸場：

農道空港は正式名称を農道離着陸場といい、農水省がバブル直前の88年に地方の農業生産地に高付加価値農産物を収穫直後に消費地へ輸送するためのインフラとして設置したものです。

北海道では現在も4空港が地元自治体の管理の下で供用されています。

新得町農道離着陸場1

新得町農道離着陸場

滑走路端です

一応格納庫もあります
新得町農道離着陸場4

事務棟も簡易的な建物
新得町農道離着陸場5

滑走路を横切る農道があるため、一応注意か書きがあります。

新得町農道離着陸場6

横切る道路から滑走路をみる
新得町農道離着陸場8

空港の周りはひたすら畑です

この空港、バブルが弾けた後は農水省から自治体へ移管され多くの空港が空港としての機能を果たしていないのですが、ここ新得町では活用の一環として、ＪＡＬ主催のツアーで 「大型車運転体験ツアー in 農道空港」 という企画がこの2年ほど販売されています！

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JALの旅行商品を扱うJALPAKは5月14日、北海道の「農道空港」の滑走路でトレーラーなどの大型自動車の運転体験ができるツアーを実施する。

同ツアーは、同社の商品シリーズ「旬感旅行」の「大型車運転体験ツアー in 農道空港」。日程は初日に羽田空港からとかち帯広空港に飛び、ホテルに宿泊。2日目に供用中の農道空港である「新得町農道離着陸場」（北海道上川郡新得町）に移動し、トレーナーとともに大型バス4車種（いすず新型GALAまたは日野新型セレガ・日野セレガR・三菱ふそうエアロクイーン・いすず旧型GALA）の運転を順番に体験し、夕刻以降の便で羽田に戻る。大阪・名古屋出発や3日間の旅程の設定もできる。料金は宿泊などを含み1人49,800円～（東京発2日間コース、3人で1室利用の場合）。

同社によると、農道空港は旅客施設などがないため一般にはなじみが薄いが、国費で設置されたこともあり堅固な施設が特徴。現在も、防災機や農薬散布機の離発着があり、地元イベント会場としても使用されるなど地域に溶け込んだ存在だという。同ツアーで訪れる新得農道離着陸場は全長800メートル・幅25メートル。軽飛行機やヘリコプターが離発着するほか、駐機場も付属する。「ぶ厚そうな舗装路面には雑草も生えておらず、良好な管理が維持されている」（同社）。同ツアーは昨年も実施し、航空ファン・動車ファンなどの人気を集めた。今年も同離着陸場の協力を得て企画するが、すでに予約は締め切っている。

大型車運転体験ツアー