ニューロンとワイヤの狭間から

ニューロンとワイヤの狭間から

September 6, 2006
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カテゴリ: ネギま! を読む
アイロンワザ で作りました大判オリジナルネギま!の表紙には、まずまず使えるはず。まあ、ごちゃごちゃしているマイナスは、グラビア二枚の物量でちゃら、ということにいたしましょう。

というわけで内容にまいります。とはいえ、今回の内容は薄め。まあ、いうならば雑魚キャラどうしの対戦が延々と続くのですね。こういうどうでも良いシーンはスキップいたしましょう。

さて、一般参加の雑魚さんたちと田中さん+多脚戦車の戦いは雑魚さんたちも大活躍。で、準主役級の3Aの人達が守りますのは世界樹前広場。こちらも、3Aの生徒達、大活躍です。

それにしても、ゆーな、とは明石教授の娘、出席番号2番の明石祐奈さんのはず。この少々派手な衣装、教授が見たらびっくりするのではないでしょうか。いずれにせよ、赤松先生のこの力の入れよう、この先しばし、 ゆーなの活躍譚 となりそうな気がいたします。

で、明日菜に頼まれた古、ネギ先生を呼びに行くのですが、委員長とゆーながこれに同行、というわけで、ここに一つのストーリが展開されそうです。

一方のネギ、図書室で睡眠中でして、その脇で、千雨と夕絵が深刻な対談をしております。重要なポイントは二点。第一に、この戦いの正義ですが、超にもありそうである、ということ。しかしそれでは、最後の瞬間に気後れして、超に付け入る隙を与えることになりかねません。で、「 趙さんを止めねばならない論理的根拠…… 」に夕絵が言及するのですが、これがなんであるのか明かされません。

まず、総力戦におきましては、理論武装は重要なポイント。錦の御旗のあるなしでは、士気に雲泥の差が生じます。

で、この論理的根拠、の内容が、今週号の段階では明かされていないのですが、おそらくは、 先週のこのブログ で読みました、超の存在に関するリスク、です。

まず、有名なタイムマシンのパラドックスに、過去に行って自分の親を殺したらどうなるか、という問題がありまして、親がいないのだから自分は存在し得ない、というわけですね。

このパラドックスがパラドックスである所以は、存在しない自分に、自分の親を殺せるわけがない、だから、親は生きて自分を生み、よって自分は存在して、タイムマシンを使って親を殺しにいける、という点でして、まず、論理的にはタイムマシンがありえない、と考えるしかなさそうです。

とはいえ、ネギまの世界には既にタイムマシンが存在するわけですから、このパラドックスは何とかするしかありません。ひとつの解は、シュレディンガーのネコ。つまり、生きていると同時に生きていない状態をとりうることは量子力学が教えるところで、今日の物理学では常識、なのですね。

もちろんこれは、ネコの生死の観測が出来ない場合に言えること。でも超が、幽霊のような、科学的に観測不能な状態になれば、そういうこともありえないではありません。なにしろ、ネギまの世界には、相坂さんみたいな幽霊も存在するのですからね。

と、いうわけで、ネギが超の先祖であるとすると、超がネギに重大な影響を与えることは、超の存在を不安定にします。特に、ネギが本国召還、などということになりますと、ネギの一生は当初のストーリーから変化するはずで、この先の出会いも、大幅な変更を余儀なくされるでしょう。超の存在が否定される可能性もかなり高いのですね。

そういうわけで、「 ここは、超さんを守るためにも、彼女の企ては阻止するしかありません 」ということで、逡巡しておりましたネギ、一転して、奮い立つのではないでしょうか。

もう一つの今回の進展は「お助けキャラ」。なるほど、武道大会とこのゲーム、ここでリンクしているわけですね。で、このゲームで使っているアイテムは武道大会で使用したもの、と。最後に、朝倉の映画が出てくれば、これで魔法の隠蔽も万全。

このお話、 魔法使いの存在をばらす 、という超の企てと同時に、 魔法の隠蔽 という、という、二つのエンディングに向かって、物語は着々と進行しているのでした。

さて、最後は学園警備システムへのハッキング、です。もちろん、この犯人としてもっとも疑わしい人物は超、なのですが、超がこれをやりますでしょうか? まあ、学園全体の監視を行うシステムで、超軍団の状況を把握するという、戦略上重要な役割を果たしていることは事実でしょうが、もはや互いに姿をみせての白兵戦、この監視システムにさほどの重要性があるとも思えません。

ここはエヴァあたりが、何か悪さを企んでいたりすると面白いのですが、そこまでのサイドストーリーは、なし、ですかねえ、、、

ちなみに、ハッキングといえば千雨の出番のような気もいたしますが、彼女のレベルでは到底追いつかない、高度な戦い、ということは武道大会の間に語られてしまっています。まあ、偶然何かを見つける、というような展開はあるかもしれませんが、ここでの彼女の役割は限定的、と読んでおきます。

あと、気になりますのが小太郎。千鶴ねえのピンチに登場して、メイが絡んだりして、ややこしいことになるのではなかろうか、などという気がいたします。で、最後は楓に助けられる、なんて展開かな。少々気の毒な展開ではありますが、、、ま、そういうキャラなんだよね。こいつは。

その他の読みといたしましては、高音さんは、もう一度やられる、という展開かな? なんか、惰性的ではありますが、 お約束 、という気がしないでもないです。





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Last updated  September 6, 2006 07:31:43 PMコメント(0) | コメントを書く
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Comments

Yuzo Seo@ Re:こんにちは(01/15) momoさんへ ご返事はこちらです。 <a…
yuzo_seo @ Re[1]:「ノルウェイの森」、そのココロは、、、(02/25) happaさん、書き込みありがとうございます…
happa@ Re:「ノルウェイの森」、そのココロは、、、(02/25) とても興味深く読みました。初めに訳した…
yuzo_seo @ Re:#1446 虚数時間の物理学―4元速度と運動量―(08/26) ちょっと訂正。 力の時間成分はゼロと書…
kotoyo_sakiyama@ エントロピーといえば エントロピーといえば……、そうだ、『エネ…
yuzo_seo @ Re:改作の汚名をそそぐ(04/09) 崎山言世さん、どうもありがとうございま…
崎山言世@ 改作の汚名をそそぐ 4題目の存在を否定したのではありません…
yuzo_seo @ Re[3]:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 崎山言世さん、書き込みありがとうござい…
崎山言世@ Re[2]:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 崎山言世です。風紀問題で世間を騒がせて…
yuzo_seo @ Re[1]:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 崎山言世さん、書き込みありがとうござい…

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