ナ　チ　ュ　ー　ル

特定有害化学物質

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原料メーカーへの外部監査

この項目を規定に盛り込み、年間計画をたててやってください。

こう書かれて、規定の追加改訂。

でも誰がするのだ。監査を

できる人間は限られている。監査員は、どうする。

RoHS　6物質の監視も楽じゃない。

◆RoHS指令

【目的】電気電子機器類に含まれる特定有害化学物質の使用を制限することによって、環境破壊や健康に及ぼす危険を最小化することを意図している。WEEEを補完する指令である。

【概要】

電気電子機器類に含まれる
有害6物質［水銀、カドミウム、鉛、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール（PBB）、ポリ臭化ジフェニルエーテル（PBDE）］
を原則として使用禁止とする。議論になっている特定化学物質の閾値（含有限界値）は、カドミウムが0.01％（100ppm）、その他5物質が0.1％（1000ppm）となる見通し。

すでに国内で規制を導入している加盟国ではそれを維持すること。また、代替品が未開発の場合、この禁止措置に一連の免除措置が設けられるが、欧州委員会は2005年2月13日までにこの免除措置の見直しを行い、科学技術の進歩に応じて変更を提案する予定。更に、すべての免除措置は、4年ごとに見直すこととなっている。

2006年7月1日以降、ＥＵ市場ではこれら6物質を含む電気・電子機器類は実質的に販売できなくなる。

WEEE RoHS ELV 関連

final RoHS 原文 2003/2/13 EU official journal final rohs.pdf

final weee 原文 2003/2/13 EU official journal final weee.pdf

ELV 原文 2000/1/21 EU official journal elv200053ec.pdf

グリーン調達調査共通化ガイドライン JEITA Guidelines-jp-20040603 jeita.pdf
グリーン調達調査共通化ガイドライン英文 JEITA Guidelines-eg-20040603 jeita e.pdf

グリーン調達に対するガイドライン1
日本化学工業協会 openattachment 1.doc
グリーン調達に対するガイドライン2
日本化学工業協会 openattachment　2.doc
グリーン調達に対するガイドライン3
日本化学工業協会 openattachment　3.doc

外部監査項目
結局　調査項目に、環境ISOの項目を盛り込むことにする。

環境保全に関する企業理念がある。
環境方針を定め、継続的な改善を宣誓している。
環境方針の中で、関連法規の遵守を宣誓している。
環境方針の中で重点課題を取り上げている。
環境方針の中で社員に対する教育及び広報活動を行うことを明記している。
環境保全に対する組織・責任者が明確になっている。
環境保全に対する目的・目標がある。
目的・目標を達成するための実行計画がある。
環境関連法規を遵守している。
エネルギーに関し管理・評価し改善に努力している。
大気汚染に関し管理・評価し改善に努力している。
廃棄物処理に関し管理・評価し改善に努力している。
化学物質に関し管理・評価し改善に努力している。
特定有害化学物質に関し管理・評価し改善に努力している。
水質汚濁に関し管理・評価し改善に努力している。
騒音・振動に関し管理・評価し改善に努力している。
環境保全に関する緊急時の体制が整っている。
環境保全のための内部監査の体制が整っている。
環境関連の教育を実施している。
著しい環境影響を及ぼす可能性のある作業者に従事する者に教育訓練を実施し、作業者リストを作成している。
環境保全に関する情報を提供している。

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日本電子　ホームページには、EU規制の様々な情報がある。
また、各分析機器メーカーのホームページも参照のかちあり。

しかしながら、この規制に対しての対応は、各企業の事情に合わせた対応が必要で、一番難問は、この点に尽きる。

下記参考文献

図解よくわかるWEEE ＆ RoHS指令とグリーン調達
【目次】
第１章　ＷＥＥＥ＆ＲｏＨＳ指令とグリーン調達（グリーン調達サバイバルの始まり／ＷＥＥＥ＆ＲｏＨＳ指令の概要　ほか）／第２章　ＷＥＥＥ＆ＲｏＨＳ指令とサプライチェーンマネジメント（グリーン調達基準の動向／製品含有物質の表示義務／測定値の信頼性／非含有自己責任宣言／ＦＡＱ）／第３章　信頼のある測定方法（測定概論／資料調整・加工　ほか）／第４章　ＥＵ輸出企業取組み事例（日本電気（株）／ロゼッタネット（電子商取引標準化・実装啓発団体の取組み）／ソニー（株）／ＩＳＯ／ＩＥＣ１７０２５試験所認定制度とデータ信頼性）／資料編

図解よくわかるWEEE ＆ RoHS指令
本書では簡潔に分かりやすく、ＷＥＥＥ＆ＲｏＨＳの概要、検査方法、測定機器と測定事例などが紹介されており、開発担当者、生産技術者、品質管理者、資材調達担当者など、実際に「モノ作り」を担当する実務者の方々ならびにマネージメント層の方々が、限られた時間の中でさまざまな疑問や不安を解決していただけるように配慮されている。

【目次】
第１章　ＷＥＥＥ指令とＲｏＨＳ指令の概要／第２章　特定有害物質の検査法／第３章　測定機器と測定事例／第４章　メーカー・分析会社の対応事例／第５章　有害物質規制の潮流／第６章　資料編

新たな規制をビジネスチャンスに変える環境経営戦略

ＷＥＥＥ、ＲｏＨＳ、ＥＬＶ、ＥｕＰ、ＲＥＡＣＨ等々…海外で進む環境規制を理解し先手を打つグローバリゼーション時代の環境経営のすすめ。

【目次】
環境のグローバリゼーションの動向／グローバル化時代の環境経営の課題／環境経営の成熟度モデル／環境経営システムの構築方法／化学物質管理基盤の構築／環境情報収集基盤の構築／環境適合設計基盤の構築／ＥＬＶ／ＲｏＨＳ／ＷＥＥＥなど製品化学物質環境規制への対応／ＥｕＰをはじめとする今後の製品環境規制への対応／グリーン調達の仕方とされ方／システムの投資効果／行政の役割への期待

*****余談*****

事態をどうもきちんと理解していない設備担当

長年お付き合いのある処理会社の営業マンにきてもらって、その時に同席さした。

やはり、営業マンはプロである。

「ある温度を超えましたら、蒸気になるんですよ。それを吸って気分悪くなった人がいましてね。」

この一言で、設備担当の顔色が変わって、やっと理解したようであった。

プロの一言とはいえ、みごとなものである。

蛍光灯を割って処理することはしなくなった。

最終更新日 2006年06月17日 08時10分59秒

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