ナ チ ュ ー ル

ナ チ ュ ー ル

酸無水物




酸無水物としてあげる物質は、通常は、下に示すような物質をあげる。

無水酢酸
無水プロピオン酸
無水コハク酸
無水マレイン酸
無水フタル酸

しかし、最も思いがあるのは、ヘキサヒドロ無水フタル酸(HHPA)

である。(ICSC-1644)

この物質に何年関わったであろうか。

無水フタル酸と比較すると何が違うのか。いまだに不思議だ。



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酸無水物とヒドロキシル基含有モノマーがいとも簡単に反応し、酸無水物が開環し、酸モノマーができる。

レジストの世界に飛び込んだ時、非常に新鮮な感覚であった。

このような物質が、エッチングレジストの原料として感光性樹脂が合成できるとは。

これが基本となり、様々な展開ができると気がつくのに、そんなに時間はかからなかった。

そして、さまざまな酸無水物と、ヒドロキシ(メタ)アクリレートから夢中でいろいろなモノマーを合成した。

おもしろさで夢中だった。

PA/HEA HHPA/HEA MeHHPA/HEA のUV硬化後のアルカリ溶解性の差がどうしてこんなに違うのか。

HHPA/HEAを用いて溶解タイプの開発からスタートした。

アルカリ溶解が、溶解剥離タイプとなるようになるには、

なにか、溶解助剤となる物質は、低分子物質か、ポリマーか

いろいろな物質を探索した。その中で

ロジンマレイン酸樹脂を配合することで、アルカリ溶解性が見事に流れるように溶解するようになった。

まだ難関は、いくつかあった。

スクリーン印刷特性である。

消泡性 レベリング性 はじき・・・・

なかでも消泡性・・・・

スクリーン印刷という物自体あまり理解せずに始めたものだから

シリコン入れれば消泡すると思ったら大間違い。














それを乗り越えて商品化にこぎ着けた。

それをあるユーザーに持ち込んで現場テストにこぎ着けるまでには、数ヶ月を要した。





しかし、何年か後にこの仕事を離れることになり、


そして何年かして、再度この仕事に復帰したときは、残念ながらかなり遅れをとっていた。




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