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2012年08月21日
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ウイング


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◆「ヴィンテージ映画」
・観た方にはもう一度、観てない方にはぜひお勧めします。

〆:誰しも、それぞれの映画に「自分の思い」があると思います。
映画の好きな方、映画解説・ストーリー、なども載せていますので、見るだけでもワクワクすると思います。
どうぞ、この映画パンフレットをきっかけに、チョッと前の「ヴィンテージ映画」観て楽しんで下さい。
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■パニック・イン・スタジアム(Two-Minute Warning)は1976年公開の米国映画。

【ドキュメンタリー性というのは、この映画のことだろう!。】

【解説】

〆:ドキュメンタリー性というのはこういうことなのだろう。
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近頃『ボーン・スプレマシー』や『ボーン・アルティメイタム』のポール・グリーングラスが手ブレをつかってドキュメンタリーっぽく見せていますが、ドキュメンタリー的に撮ってないのに、ハンディカメラの手ぶれ画面でドキュメンタリー性をだそうとしている手法なのかなって思っています。
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しかし、この『パニック・イン・スタジアム』からはドキュメンタリー性というのを感じることができます。
ドキュメンタリーは、思い通りに撮れない画面を編集しますが、普通の映画は、撮りたい映像を撮って、それを手ぶれで編集します。
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また、このドラマの構成も、犯人側の視点からは描かれず、スナイパーの素性やパーソナリティが全くあかされないまま、物語は進行し、終わります。
前半などは犯人の姿が画面上に映し出されることは一度もなく、後半にも、犯人の目だけは映し出されますが、チャールトン・ヘストン演ずる警察長官に射殺されるラストの血まみれの姿、及び、フットボール中継用のテレビカメラにより捉えられた映像上以外には、犯人の姿が画面上に現れることは一度もなかったです。
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グランドホテル形式というのは、乱射事件でたまたま撃たれてしまう人や、その後のパニック状態のなかでもみくちゃにされる家族や恋人たちのドラマをさりげなく描いて、見る観客の誰かに感情移入しやすいようにエピソードを点在させているという意味です。

テキサスタワー乱射事件とは、1966年8月1日正午、元海兵隊員で、テキサス大学院生のチャールズ・ホイットマンがテキサス大学オースティン校本館時計塔にM1カービン銃、レミントンM700狙撃ライフル等の銃器、立て籠もりのための食料等を持ち込み、受付嬢や見学者を殺害した後に同時計塔展望台に立て籠もり、眼下の人を次々に撃ち始めた実話です。

警官がチャールズを射殺するまでの96分の間に警官や一般市民など15名の犠牲者と、31名の負傷者を出し、1999年4月20日にコロンバイン高校銃乱射事件が起きるまでは最悪の学校銃乱射事件となりました(ウィキペディアより抜粋)。

この映画の犯人が使用した銃は識別できませんが、弾の破壊力の描写はあり、チャールズ・ホイットマンが使ったのはM1カービンやレミントンM700ですが、これらは45口径(7.62ミリNATO弾)で、口径はかなりでかいです。
最近の映画ではバレットM82が使われることが多くなっていますが、こちらは50口径弾なのでさらに破壊力は大きく、大口径の狙撃銃での狙撃のシーンはなかなか迫力がある描写になっています。
この時代(1976年)に、7.62ミリ弾での狙撃の描写を映しだしているという意味では関心させられました。

【ストーリー】

〆:10万人の観衆を呑み込んだプロフットボール・チャンピオンシップの競技場で発見されたライフル魔。
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市警察と特別狙撃隊SWATが対策を講じる最中、無差別射撃がついに始まりました。
クライマックスの観衆が逃げ惑うパニックの迫力も鮮烈ですが、テレビカメラの映像を多用して謎の犯人に迫るシーンや、観客に気付かれないように配置に付く警察側など良質なサスペンス描写に溢れた作品です。
パニック映画と言うよりはポリス・アクションと呼ぶのがふさわしく、TVで馴染みのSWATをこれだけメインで扱った映画は少ないです。

♪BGM=タイトル:Scandalous (Short Edit)
アーティスト:Greg Access feat. Akil
ジャンル:ポップ
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Last updated  2012年08月21日 17時00分20秒
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