空を見上げて

空を見上げて

MSW GU実習


 医療ソーシャルワーカーは患者・家族が疾病や障害を抱えた生活を安心して営むための援助を行う存在である。私はこのような医療ソーシャルワーカーの支援において、患者を生活者として捉える視点を持って患者や家族が主体的に自己決定できる状況を作り出せるような働きかけが重要だと考える。そこで、医療ソーシャルワーカーは患者や家族の傷病等に伴う生活問題に対応するために、患者や家族に働きかけるのと同時に、その環境に働きかける必要があると考える。
 また、医療ソーシャルワーカーの支援は疾病や障害を抱えていても、今後の生活に安心感が持てることや生活の展望が持てることを重視しなければならないと考える。そのためには療養から日常生活の移行において、医療、福祉等の多職種がお互いの専門性を尊重した連携を一貫して保持する必要があると思う。
 そして、医療ソーシャルワーカーの個人と環境への働きかけと多職種による連携を保持した支援は緩和ケアにおいても重要だと考える。その方の人生を生き抜いていただくための支援のあり方について考えたいと思う。


達成課題
1、 病院における医療ソーシャルワーカーの役割と業務の流れを理解する。
2、 患者や家族の傷病に伴う生活上の困難について理解する。
3、 生活問題に対応した、患者や家族に対する支援と社会資源や制度活用などの環境に対する働きかけのあり方を理解する。
4、 疾病や障害を抱えながら安心感や展望の持てる生活を実現するためのあり方を理解する。
5、 緩和ケアにおける支援のあり方について考える機会を持つ。


 課題計画
1、 病院における医療ソーシャルワーカーの役割と業務の流れを理解する。
・ 記録の閲覧や職員に尋ねるなど、情報収集に努め、1日の業務の流れを把握する。
・ 病院組織を把握し、その中での医療ソーシャルワーカーの役割を理解する。
2、 患者や家族の傷病に伴う生活上の困難について理解する。
・ ケースを取り上げ、傷病の受容段階を把握する。
・ 傷病が生活にもたらす問題を把握し、ニーズを把握するよう努める。
・ 傷病による影響を予測することを心がける。
3、 生活問題に対応した、患者や家族に対する支援と社会資源や制度活用などの環境に対する働きかけのあり方を理解する。
・ 記録などを閲覧して医療ソーシャルワーカーの行う支援のプロセスを学び、考察する。
・ 可能であれば、面接場面に同席させていただく。
・ 医療ソーシャルワーカーの行う支援を機能別に整理し、考察する。
4、 疾病や障害を抱えながら安心感や展望の持てる生活を実現するためのあり方を理解する。
・ 患者・家族にとって、安心感を与える要素、またその反対となりうる要素を把握する。そして、その要素に対して何がどのように働きかければよいのか考察する。
・ 多職種における専門性を学び、連携のあり方を考察する。
・ 可能であれば、各種カンファレンスに参加させていただく。
5、 緩和ケアにおける支援のあり方について考える機会を持つ。
・ 可能であれば、治療目標を変える家庭とその受容におけるサポートについて考察する。
・ 生の完遂を支えるための多職種によるチーム医療のあり方を考える。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: