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2009年03月07日
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カテゴリ: 長女
 皆様、春ですね(●^□^●)

 長女でございますよ。

 春といえば、受かったとか滑ったとか、新生活に期待だの、不安だの、

 素敵な人に出会ったとか、別れたとか、なんやかんや忙しい時期ですが、

 皆さんはどうですかね。

 今日は、二女の桜が咲くことを祈りつつ、長女の春めいた話でもしたいと思います。


 今でこそ、一日中パジャマでテレビの前にいるような枯れ果てた長女でございますが、

 そんなワタクシ、長女にも、甘酸っぱい恋の思い出がある……ような、ないような。

 そうですね、じつは、あります。

甘酸っぱい恋の思い出……そう、おもひで、またの名を、マイ・スウィート・メモリー

 と、私は呼ぶことにしているんですが、それを許してくれない奴がいるんですよ。


 そう、我らがおかんでございます。


「あんた、今、どんだけ上玉を逃がしたか分かっとる!?(`´)」


 ものすごい不満げなおかん。

 おかん、今、どんだけマイ・スウィート・メモリーが台無しになったか分かっとる?


 説明しよう\(-o-)/

 おかんの言う「上玉」とは、その昔、長女が高1の頃好きだった、烏丸くんのことである。

 当時ハマっていたアニメのキャラクター「烏丸くん」に似ていたため、長女が本人には



 その烏丸くんとは、なんやかんやで、あれこれ紆余曲折の末、ドラマチックな別れを

 迎え、切ない恋に幕が下りた

 ・・・・・・ことにしている。

 長女のシナリオでは、それこそ、悲恋のヒロインの、青春の美しくも儚い思い出が

 心のアルバムに刻まれたことになっているのである。


 その耽美な世界に、つっかけを履いたまま上がりこんでくるのが、おかんである。


「あんた、烏丸みたいな上玉逃したら、もう一生あんなの現れんよ!<`◇´>」


 現実的な忠告をありがとう。

 でも、あの……長女は、もう思い出と生きていくことにしたから


「烏丸はねぇ、K大(某難関国立大)じゃし、顔もいいし、性格もいいし」

 うん、知っとるよ(-.-)

 だから、その素敵な彼との美しい思い出と生きてくって言ってんじゃん

 けなげなヒロインってやつにならせてくれや


「地元も一緒で、向こうの家族もよさそうじゃし、烏丸以上の婿はおらんよ!!」

 婿……?

 なんや、それ。結婚まで考えとるんか


「それに、一番大事なのは、烏丸のおとんがカイロプラティックやっとるってこと!」

 皆さんは、カイロプラティックをご存じだろうか。

 長女も詳しいことはよく知らないが、とにかくマッサージのすごいやつのことである。

 烏丸さんところの父上は、大きい病院のお医者さんから患者さんに紹介されるくらい

 すごいカイロプラティックの人らしい。


「烏丸と親戚になったら、もう肩凝りに困らんってことよ(^◇^)すごくない?」

 ああ、たしかにすごいわ。

 おかんの、その発想っていうか、着眼点っていうか。

 ほんと、すごいたくましいや\(゜ロ\)


「え?マジで。姉ちゃん、烏丸と結婚してや」

 そして、おかんの力説に飛びつく二女(←極度の肩凝り症)

 お前は、姉ちゃんの人生をいったい何と心得ておる、この不届き者め。


 あのぉ、誰か、この家に、長女の人生を真剣に考えてくれる人はいないんですか










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最終更新日  2009年03月07日 21時36分39秒
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