乾く唇にさわやかな風か吹く。その星はこの風を知っているのか?

 流れ星が流れた。あの星は大気圏で燃え尽きたらしい。
 この風を知ったとき、あの星は燃え尽きた。

 誰もが願う願い、「最高の夢をかなえて、燃え尽きたい。」
 そのとき何が見えるのか?

 何かを知ることが出来るなら、燃え尽きてもかまわない。
 そう、たとえ燃え尽きても、生きる。

 御手としか言い表わせない、何かの中で。

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