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近代浩介@ Re:女王蜂(12/16) いまだに金田一耕助シリーズの虜の56歳…
昭和人です、@ Re:母べえ(06/20) いつも、みてます、いいですね、わたしも…
紙市 @ Re:こんばんは!楽しそうですね(10/03) ぱぴーさん2006さんへ こんにちは…
紙市 @ Re[1]:つくみイルカ島(10/03) MIDORIママさんへ ご無沙汰してます。 …
ぱぴーさん2006 @ こんばんは!楽しそうですね イルカっていいですね。 愛らしくって。
2008.12.16
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カテゴリ: 映画-さ・た行
-1978年作品-

[監督]市川崑
[出演] (金田一耕助) 石坂浩二
(神尾秀子) 岸惠子
(大道寺銀三) 仲代達矢


似顔絵:岸惠子さん



----------



今回は何と、今までの犯人役の俳優さん達が再度出演、というシャレた演出。
(ちなみに今までの犯人役は、『犬神家の一族』=高峰三枝子、『悪魔の手毬唄』=岸惠子、『獄門島』=司葉子、という具合です)
皆さん女優さんなのですネ~。
この豪華女優陣に、映画初出演の中井貴恵を加え、まさしく『女王蜂』というタイトルピッタリに。
そして季節を秋と設定しているので、映画全体の色彩が赤(というか朱色)みたいな感じで、艶やかな印象がしました。
(鮮やかな紅葉はもちろん、開かずの部屋の扉の赤、茶会の日傘?の赤、そして赤い毛糸の玉などなども)


女王蜂1


【ペンダント】
今回も泣きのシーンの一つを書いてみようとおもいます。
それはケガを負った金田一 (石坂浩二) を神尾秀子 (岸惠子) が見舞いに行った場面。

見舞いにきた神尾秀子と金田一は、今回の事件のちょっとした話ををする。
すると金田一はなにげに、神尾秀子になぜ結婚しないのですか?と訪ねる。
神尾秀子は苦笑しながらも、「私の愛した方の写真をお見せしましょうか」と言い、胸のペンダントを開ける。
そこには神尾秀子が遣え、ずっと世話をしていた大道寺家の一人娘、琴絵(萩尾みどり)の写真が入っていた。



ペンダントには琴絵の写真が入っている。
けれど実はその下には彼女が本当に愛していた、大道寺銀三 (仲代達矢) の写真が入っているでのある。
(それは最後に明かされるのですが...)
秀子の銀三への、深く静かに秘めた想い。

この秀子から銀三への一途な想いが、この作品のベースになっていたと思います。


女王蜂2


【君は間違っちゃおらんよ】
金田一シリーズはラストというか、エンディングのシーンが良いのが多いのですが、この『女王蜂』のエンディングはダントツに大好きです。

汽車に乗っている金田一耕助、バッタリと等々力警部(加藤武)にでくわす。
等々力警部は、金田一の手に持っている毛糸の玉を見て、神尾秀子の話をする。
それに対して金田一は、「どうも今度の事件の事は、自分の失敗だったようで...」とポツリと言う。
すると等々力警部は、「真犯人の事か?君は間違っておらんよ」と言葉をかける。
ビックリする金田一。
意味ありげな表情をし「金田一君、また会おう」と言いって、等々力警部は去って行く。
金田一はその後ろ姿に対して軽く頭を下げる。
そして映画は、落ちた毛糸玉のアップで終わる。


もうこの最後のシーンは本当に好きなんです。
多くの殺人が起きたこの事件も、大道寺銀三と神尾秀子の死によって終わる。
そして映画全体が、悲しさというか、感傷的な気分に包まれる。
その感傷的な気分が、等々力警部の「君は間違っておらんよ」という一言で一気に吹き飛び、そして全てが救われたような気がしました。


女王蜂3

+++++++++



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Last updated  2010.03.20 12:50:09
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