猫と激辛と 《死神 ~Death~》 

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2006.10.29
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カテゴリ: 頼・猫猫の間
暖かい西日に照らされ、やわらかな眠りの時を過ごしていた通称「日向」。
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その日向の眠る記念碑の元に、釈然としない表情をした猫が座っていた。

ちょっと冴えない守護者

近づいてもカメラを向けても逃げようともせず、ただそこで
物言いたげな仏頂面を披露していた。
その姿は頭上の日向姫の暖かな石ベッドを狙いながらも、
結局、姫には逆らう事が出来ずにじっと日陰で我慢をしている
衛兵のようにも見えた。

むくれ顔のガーディアン。愛嬌たっぷりな仏頂面。

ぷいっ!とそっぽを向いたこの守役のような猫。
困った上司に愛想をつかした社員顔負けの表情は

何事も我慢だ。いつか姫はオマエをいっぱしの衛兵として
記念碑に登ることを許可してくれるかも知れないじゃないか。
それまではじっと我慢の子、いや、じっと我慢の猫でいればいい。

私はこの守役のような猫に「ガーディアン」と勝手に名づけた。
彼に出会ってからもう1年半の時が経つ。そろそろガーディアンは
出世しただろうか。それとも未だ寒空の中、記念碑の影でじっと
姫を見守る日々を過ごしているのだろうか。
再び記念碑を訪れた時は、君が成長している姿に出会えることを
楽しみにしているぞ、ガーディアン。





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Last updated  2006.10.29 23:53:16
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