虹色のパレット

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2024.12.03

2382. 雨の中のメイシーズ・サンクスギビングデイ・パフォーマンス & パレード 2 パレード

(3)

カテゴリ：文化

その日には、晴れたらよかったと思っていたが・・・

それはそれは寒くて思わず首を締めたほどだった。
そして、思った。
あの日こんな晴れた寒い日に、４時間以上も同じ所に座ってはいられなかった。
あの日鼻の先から垂れたのは雨水だったが、
こんな晴れた寒い日だったら、垂れていたのは鼻水だったに違いない。
そして、風でも引いていただろう。

何が良くて悪いかは、
人間の浅はかな知恵ではうかがい知ることも出来ない。

では、パレードに戻ろう。

パレードのトムターキーと、メイシーズ正面のトムターキーとが、
一瞬視線を交えたのが分かった。

メイシーズパレード史上初めてと言う、
ミニーマウスのフロートを目の前にしたが娘は動画で撮っていて写真は無い。

ミッキーの乗る船が目の前を通り過ぎ、
テレビ画面では、ショーが繰り広げられ・・・。

このピンクのダンサー達、左側にこの二倍くらいの集団が控えていて、
それはそれは荘厳だった。
時々娘が、赤いフリフリを出して振りながら大声を上げてたので、
なにしているの？

左側目の前にあるテントから、司会者が今日の実況中継をしていて、
今座っている席がバックになっているから、私たちも写っているんだよ。

え～、そうなの！！

状況が今一分かっていない母であった（　＾ω＾）・・・。

カズ姫は、この辺からまだ着てないない貰ったポッチョを出して、
カメラに被せて、写真を撮り始めた。

初めはポンチョの中にスッポリと入れていたが、
それではカメラは濡れない代わりに、
レンズの前にもビニールが被さって上手く撮れない。

だから、このグリーンジャイアンとの写真は撮ったが、
ぼやけていて何が何だか分からない物になっていた。

それで、ええ～い、ままよ！！とレンズはビニールから出した。
勿論そうしたらカメラはびしょ濡れ。
確かハンカチがと探したが、小さいハンカチは見つかったが、
そんなものは、すぐにびしょ濡れ、
何回も絞って絞って・・・。
もう一枚の大きいハンカチを探したが、見つからない。

レンズには雨粒は付いてはいるものの、
一応みられる写真だ。

騎馬隊に先導されたNYPDのブラスバンド。

小さいハンカチを絞りながら、レンズだけは拭いていたので、
如何にかみられる写真が撮れるようになった。

このターキーの頭の飾りが開いて、
中から子だ―キーが現れるのは可愛かった。

この頃になると、雨は大土砂降り。
辺りは暗く、エンパイヤーステートビルもすっかり雲の中。
娘の撮ったビデオでは、土砂降りの雨の様子も分かる。

カメラは、拭いても拭いてもびしょ濡れ。
それに、その事にに気を撮られていたので、
後で娘の撮ったビデオを見るまで、
こんなに土砂降りだったとは気が付かなかった。

一つ一つのパレードは、必ず何らかの歌やパフォーマンスが有り、
それはそれですごく良かった。

ラジオシティーのクリスマス・スペクタキュラ―のラインダンスは、
圧巻。
この雨の中でも真っ直ぐのラインになって足を高く上げ！！
プロは違うね～～。

全ては、見ている観客のためと言うより、テレビ目線だ。
如何に全国にこの様子を美しく、的確に放映できるかが最優先だ。

観客席の前にはいくつものスクリーンが用意されていて、
テレビで見られる状況も同時に見えると言う仕組みなったいた。