ヌフ・ヌフだより

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2007.03.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のお稽古で、大変興味深い広告を見たヌフヌフです。

何かというと・・・茶道専門雑誌「淡交」に掲載されていた首都圏の住宅販売会社の広告なのですが、「茶室のある住宅のノウハウならお任せ下さい」というもの。

ほかの広告はお抹茶やお道具のお店、料理屋さんの紹介なので、この住宅会社の広告はひときわ異彩を放っていました。でも、購読者の中には住宅の購買層は確かにあるし・・・なるほどーと思って。(そこは確かに富裕層だ!!)


なんでこんなことに気を取られるかというと、ヌフヌフ自身、20代後半に大型プリンターの販売促進をしていたからです。

上司から「ニーズを探して来い」やら「売り先がどんな書籍を見るか考えろ」とよく言われたなぁ
メーカー担当だったので、上司と夫婦という設定にして住宅展示場に向かい、販促ツールを頂戴して、チラシをより訴求力のあるものにするにはどーしたらいいか考えたりしてました。前者がコレに該当しますが、後者はなかなかむずかしい・・・だってシュミレーションしなければならないし。広告媒体が決まっても広告内容が悪いと購読者の「ここに相談してみよう」という気持ちには至らないし・・・結局「買ってもらいたい人の気持ち」がつかめないとだめなんだよねー

でも、この茶道専門雑誌に掲載されていた住宅販売会社の広告は、大変明確でした。
1階は茶室を設けて2階は居住空間。1階の茶室の炉や床の間のレイアウトやにじり口の配置、庭のつくばいや腰掛などの配置など、1階の平面図にそれぞれレイアウトしたポイントなどをもりこんでて「細かいところまで配慮されている」と思わずうなずいてしまうくらいのものでした。よくあるイメージだけの広告じゃないところがGood

・・・で、設計者の名前のところに裏千家のお免状をもってらっしゃる方と判明☆

引き出しの数が多い人ってほんと惹かれてしまいます

最近の住宅会社さんて商業施設やマンションのデベロッパーみたいなこともしているよねー
業種が増えると細かなニーズがつかめなかったり・・・そんな中でこんなニッチなアプローチをする
この会社に期待☆してまーす





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Last updated  2007.04.01 01:07:00
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