創業26年超!<兵法/英語二刀一流>Kenの英語簡単講座ブログ ★連絡先変わりました⇒email: yhniten14k@yahoo.co.jp tel:080-6433-9523!

創業26年超!<兵法/英語二刀一流>Kenの英語簡単講座ブログ ★連絡先変わりました⇒email: yhniten14k@yahoo.co.jp tel:080-6433-9523!

a と the



受講者の皆さんには、冠詞の使い方に
今ひとつ自信が持てない方がいらっしゃいますので、
全受講者を対象に、冠詞、the, a に関して、ご説明します。

先ずは、問題。


-1This is apple.
-2This is an apple.

この2つの文の意味の違いはお判りでしょうか?
尚、上の2つの文は、いずれも、文法的に正しい文です。
-2の文は、簡単ですね。これは、(1個のリンゴです)という事です。
では、1の意味は、これは、リンゴの味、(風味、食感)がする。
と言うことです。


**名詞にa が付くと、1つの個体、物体、製品、作物など、
周りから隔絶された形を持った個体という意味が出てきます。
なぜなら、a が付くと、数えられる事になるからです。
a が名詞に付くと、その名詞は数えられます。数えられると言うことは、
  物体としての意味となります。

冠詞、a が付いていない場合は、名詞の抽象的 な意味やイメージが、
  その意味となります。
  又、a がついて、数えられると言うことは、他にも同じものや似たものが、
  沢山あるという事です。

This is an apple. は、これはリンゴです、という意味です。が、と同時に、
リンゴは、他にも沢山あるという事です。まとめとしては、
名詞に、a が付くと言う事は、

-1 数えられる。(1つの)という事は、沢山有る中の1つと言うことですので、
  逆に考えれば、他にも、沢山あるという事です。
  同じものが沢山あると言うこ  とです。

-2 a がついて無く、無冠詞の場合は、名詞の意味は、
  その抽象的な内容が意味合  いになります。

She has a class.:a class とは、数えられると言う事ですので、
          授業という事になります。
          ★彼女には、授業があります。

She has class. 無冠詞のclass には、数えられる内容の意味ではなくて、
         抽象的な内容が
         意味となりますので、(上品さ)が意味となります。
          ★彼女には品があります。

*今度は、the です。

問題:『いつも、主人がお世話になっております。田中の家内で御座います。』と   いう場合は、
   下線部の訳に相当する英文の次の( )に何が入りますでしょうか?

I am ( ) wife of Mr. Tanaka.

この場合、もし、a が入れば、その人は、田中さんの愛人と言う意味になります。
なぜなら、a が付けば、数えられると言うことで、
他にもいると言う事になります。正妻の場合は、the です。

The には、次の2つの意味があります。
―1 話をしている当事者間にて、改めて言わなくとも、
   既に判っているものを指す。
―2 唯一、only one という事です。


例: I got the book in a book shop today. でしたら、

例えば、昨日、君が話していた本を 今日買ったよ。
       話題の例の本を今日買ったよ。
       2年くらい探していた本を今日見つけてね、早速買ったよ。等、
       状況に応じて色々な意味があります。

ポイントは、the book としている以上、話の当事者が、
それがどんな本であるのか、既に知っていると言うことです。

I got a book in a book shop today. でしたら、
(今日、ある本を買ったんだ)という事で、買った本に関して
初めて、相手にこの本のことを言うという状況です。

ですから、『10年間探してた鞄をやっと見つけたよ』という場合は、
状況に応じれば、Finally, I got the bag. だけで通じる場合があります。

**問題:
これは、意味がお判りでしょうか?
English is a language, not the language in Japan.
「英語は、日本では、外国語であって、母国語でない」
          (言葉の一つ) (唯一の言葉)

こうした、the とaの使い方が出来れば、ネイティブに受けいれらやすい、
リズミカルな 英語となります。


**尚、学校などの文法の授業では、sun やmoonには、the が付くと言う様に
  教わりますが、これは、間違いです。
the sunとする場合は、地球が周りを回っている、太陽のことです。
  自然のものに、the を付けるのは、
  地球に居るみんなが知っているという意味です。

  a sun とすると、恒星と言うことです。
  同様に、 a moon は、衛星と言うことです。
  辞書で調べてみて下さい。

此処までは、お判りでしょうか? 

下記に応用をします。

過日、防火チラシの英語を校正して頂きましたが、これを応用します。
『公衆電話から、消防署への通報の仕方』と言う文言を英語にする場合。

“ How to report a fire to the nearest fire station
 from a public phone” とします。

消防署を 無冠詞やa としては、いけません。何処の消防署に
通報するのかと言えば、地域地域により異なるかもしれませんが、
最寄りの消防署ですので、the nearest を付けます。
そして from a public phone とします。
もし、from the public phone でしたら、
例えば、2丁目の公園の公衆電話などと
ある特定の電話になります。この場合はそうでなく、不特定の電話を指します。
この様な場合は、a を使います。但し、どこかの電話を指定している場合は
the を付けます。
不特定の場合のものを指す場合は、原則として複数にしません。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: