『すみません、ペリーさんでいらっしゃいますか?』と言う場合、 "Excuse me, are you Mr. Perry by any chance ?"と言えば、 失礼になりません。 [by any chance]を付けますと、【間違っていたら、ごめんなさい】と言う 言い方になります。
この by any chance(=ひょっとして)は、一種のクッション語ですね。 非礼になる要素を予め未然に 防ぐ言い方です。 非礼な言い方をさけているのでその分、丁寧な言い方になります。
by any chance は、色々な状況場面に使えます。 【モノを尋ねて、それがなかったりでもしたら、或いは、 間違ってでもしたら、失礼になるかも知れないと言う場面などで使います】
例)Do you have a spare key by any chance ? (ひょっとして、スペアキーとかありますか?) Is this your watch by any chance ? (この時計は、ひょっとして、おたくのですか?)
又、『英語で大丈夫ですか?(=英語を話せますか?)』と言う場合、 Can you speak English ? は、お勧めできません。
例えば、スペイン旅行中、町中を歩いているとおしゃれな帽子があって、 お店に入りました。店員さんは、スペイン語で話しかけてきましたが、 日本語はむろん、英語でしかこちらが用を足せない場合、 英語ができるかどうか、店員に尋ねますね。 その場合、Do you speak English ? か、Can I speak English ? と言いましょう。