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劇場での鑑賞は見逃したため、WOWOWで見ました。 「X-MEN:フューチャー&パスト」 サブタイトルから予想がつく通り お話の流れは、バックトゥザフューチャーやターミネーター風 ネタバレ注意白字で記入・読みたかったら反転を 今までのXMENシリーズにかけた 時間とお金wwwを全て水に流された感じなラスト・・・・・ 変えすぎだろ~ 的な感じはありますが、目が離せないリズム感 というかテンポ感と役者が良かったので、まぁ、我慢? 随分と潔く、過去作捨ててくれたものです・・・って感じ。 あ、でも面白かったですが。
2015.05.15
そりゃ、なんてったって ガエルでしょ~ この映画は多感な男の子にも見て欲しい映画です。 将来、進むべき道を決める参考になるかもしれません。 我が家のマシューも大好きな映画で、高校生の頃、この映画を見て その後、革命家ゲバラの生涯に興味を持ち、珍しく読書してました カレンダー(ゲバラの)買ってあげた事もあります 男の子の冒険心をくすぐる前半、そして後半の厳しい現実、素晴らしい映画です。 以前のレビュー、気になる方はモーターサイクル・ダイアリーズ
2015.04.13
前の日記を読んでね こっちが本物ですが・・(下敷き撮影)いつも何かしら買っているwww 本当に、そっくりですね
2014.12.29
生ケヴィン 随分前の写真ですが~ ゴルフ場で運良くケヴィンに遭遇した方から貰ったもの 最近の映画「マンオブスティール」では、味のある泣ける親父役が最高でしたね
2014.08.04
レディスデー・・なのに、一人抜け駆けで映画館へ行けず、悶々としています。 週末にまた3人で行ってこようかな・・気を取り直して、久々の映画ネタ。 「アイズ」 2008年 アメリカ 監督 ダヴィット・モロー 出演 ジェシカ・アルバ、アレゥサンドロ・ニヴォラ ほか 感想 ↓ アジアの異才オキサイド、ダニー・パン兄弟が手掛け、日本でも話題となったホラー映画 「 EYE【アイ】」のハリウッドリメイク版。 「見えすぎちゃって、困るのぉ~」そういうCMが昔ありました。 アンテナの宣伝だったかな・・・・ 映画を観ると、見えすぎるのも困ったもんだなぁ!と視覚アンテナを調整したくなります。 普段見えている人が、見えなくなったときのストレスと同じく 見えていない人が見えるようになった~というストレスもかなりなものなのでしょう。 見える事への喜びは徐々についてくるものなのかもしれません。 新しい言葉を覚えるのが嬉しい幼子と同じように、少しずつ・・少しずつ 未知なるものを認識していく過程が大切なのだ!という事を強く感じます。 ただのホラーではなく、日々当たり前だと思っている生活が、いかに積み重なった 経験から成り立っているのか・・・ そんな事も考えさせられるストーリーでした。 さ、何もせずに目を閉じてみてください。きっと、数分しか耐えられないでしょう。 ひとつの感覚が崩れたり、一つの感覚が強くなりすぎたりすると・・ なんとも、不安定な気持ちになります。 私たちが養った見える能力というのは、今の自分の持つ五感の中で一番バランスの とれた形なのかもしれません。世の中には、第6感を持っている人もいるようですが。 見えすぎ、聞こえすぎ、しゃべりすぎ、すぎすぎ・・は、良くないのかも? しれないですね。(おすぎ・・じゃ、ありませんよ!彼(彼女?)は誇大宣伝しすぎ・・) 話それました。スイマセン。まだまだそれます。 以前、視力矯正手術をしましたが、それ以降はメガネいらずの生活です。 でもこの映画を観ると、随分と恐ろしいことをしたもんだ~~~と ちょっと怖い気分になりました。角膜・・あ~怖い! えっ?なんで私の術後には・・ニヴォラ先生!いなかったの・・? ほら感の味わい(ホラーながらも感動)。個人的にはダークエンジェルの頃のような ジェシカの黒髪も可愛かったし、ニヴォラ万歳!! 十分に怖楽しませて貰いました! オリジナルはもっとオドロオドロしているんだろうな。 私は怖すぎずなコチラを先に見て、良かったかもしれません。 Nobubu的心を射られた度(5弓満点中)
2009.11.11
連休も終わりですね・・・ 金城君の日本映画初出演ものということで、見てみました。 「MISTY」 1996年 日本 監督 三枝健起 出演 金城 武、天海祐希、豊川悦司 あらすじ ↓ 黒沢明監督の「羅生門」の原作である芥川龍之介の小説『藪の中』を豊川悦司、金城武 天海祐希共演で再映画化した官能ミステリー。霧の中を行く、恋人たちの前に突然現れた 野獣のような男。その男と女の視線が絡み合う……。 感想 ↓ 某無料テレビで鑑賞しましたが、最近新装開店したようで.... 全画面表示にならない、出来損ないな状態です。 映画のほうはというと~やはり、どうしても黒澤監督の「羅生門」と比べてしまいますが あちらは完成されているので、比較しないようにと心して見ました。 三船を知らなければ・・・京マチコを知らなければ~ 役者陣はなかなか良いのでは? 特に金城君は、なかなかの好演です。 3人の主要な役どころの中では個性を殺さなきゃ?的な役なので、難しい役だとは 思えますが、抑え気味の演技はお公家様っぽい品を感じさせます。 終局近くの感情を露呈するシーンでは引き込まれました。 エロ悦と元宝ジェンヌのエロ海 ←無理やり さんの怪しい色っぽさは・・なんだか凄かったです。アップアップしそうでした。 魔力度で言ったら京マチコ様には叶いませんが・・・・・・ 天海さん、なかなかの女狐ぶりでございました。 靄がかかったやわらかな陽光の射す藪の中、真実は・・・ 森の精だけが知っているのでしょうか? 黒澤監督作品とは違い、一応?謎解きがあるようなないような・・・ でも~ 解かれたって、なんだかなぁ~ と納得できない気持ちが残るのは、私だけ? 早く、藪の中から脱出したい~ そんな後味が強く残るかもしれません。 判らないながらも、ミステリアスの残し方はやはり黒澤監督の羅生門が格上なんでしょう。 でも、最初から最後まで引き込まれたので見て損はしないかもしれません。 Nobubu的心を射られた度(5弓満点中)
2009.09.23
久々に鑑賞しました。ダダッダダ・・ダダッダダ・・・ 「ターミネーター」 1984年 アメリカ 監督 ジェームズ・キャメロン 出演 アーノルド・シュワルツネッガーほか ↓ネタバレありな感想 個人的に初作から4までのシリーズの中では・・・・・ 「誰がナント言おうとも~この初作が一番好き!」 今見ると、ワンナイトな絡みはそれなりに、まったりとしていたのだと思いますが あのシーンで後のジョンが・・・と想うと、ドキドキすると同時に重要なシーンなのだ! と思い知らされ、写真のみで想いを馳せ続けたカイルの深い愛とサラの運命的な 愛を感じぜずにはいられません。 「守られたいけど、守りたい」サラはきっとカイルを見、カイルを深く愛したのですね。 その想いはジョンに対しての母性へと受け継がれていくのね・・・もう泣けちゃう。 強い女性である以上に愛情深いサラ。キャラ最高です、でも悲し過ぎるサラ。 愛したいけれど、もうカイルがいない!っていうのはどれほど、苦しいことか! あのボディバッグのジッパーが閉まる瞬間のカイルの安らかとも思える横顔が・・・ この先は、カイルが見続けていたサラの写真のように、 サラの心の中に刻まれたのだと思えました。 カイルが思い続けていた時の気持までものっかって。 はぁ・・・・・でも・・・切なすぎる!女性として。 ジョンを戦士として育てるという使命まで背負ってしまうし~ 一夜の愛の代償としては・・重過ぎるほど。 やはり声を大にして言いたい!!! 「戻ってきて欲しいのは・・カイルなの!」 Nobubu的心を射られた度(5弓満点中)
2009.09.15
「少し前にWOWOWで見ました。 「ダイハード4.0」の悪役ティモシー・オリファントが主演ということで 気になっていましたが・・・ぎゃぁぁぁぁ・・・髪型が~!!! 頭型とでもいうべきか・・ 「ヒットマン」 2007年 アメリカ 監督 ザヴィエ・ジャン 出演 ティモシー・オリファント、オルガ・キュリレンコ他 あらすじ ↓ 世界中のファンに支持されるビデオゲーム・シリーズを フランスの新鋭ザヴィエ・ジャン監督で映画化。 感想 ↓ クールでありながら、プラトニック志向。ティモシーの扮する坊主47、素敵でした。 プリズンのTバッグでお馴染みのロバート・ネッパー・・・やっぱり悪党役。 プリズンでの ふにゃふにゃ感をこの映画内でも何気に感じていた矢先~ ありゃ~ 今回はキュリレンコ嬢がスレンダーなTバックをご披露!!! 頭の中、T-Bag とT-Backが 入り乱れ、なんだか本筋から外れ気味の鑑賞となって しまいましたが・・・ 容赦ない殺しっぷりのシーンが多々存在するため、 これくらいの目線で見て正解だったのかもしれません。 個人的には、主人公と嬢の相性にグットくる色気があったので、アクション以外の 部分のほうで楽しめた感じです。 オルガ・キュリレンコ嬢のすら~っと伸びたおみ足は見ものです。 アクションでは「ボーン」シリーズ、俳優陣ではこちらのほうがお気に入りって感じ。 主役が良いと映画は映えます。戦闘服?もスタイリッシュで素敵。 Bクラスっぽい役者が多かったのもツボでした~ 個人的には、続編期待ですが・・作るのかな? 作ってほしいな~
2009.06.25
本日レディースデー、友人を含め3人で大雨の中シネマの集いを敢行~ 考えてみれば、We came with the rain. まぁぁぁぁ・・・お上手!! ←自画自賛。 「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」 2009年 フランス 公開中 監督 トラン・アン・ユン 出演 ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン他 あらすじ ↓ 特殊能力を持つ男シタオ(木村拓哉)が失踪。 元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)は彼の行方を追って、 ロサンゼルスからフィリピン、そして香港へとたどり着くが・・・・ 感想 ↓ しょっぱなからの かなりの暴力的描写~ この時点で 目を背けたくなる方がいらっしゃると予想されます。 しかし中盤 イがすべるあたりでのバイオレンス色は強烈で 真っ赤っか~+半分目を閉じる程のインパクト・・・かもしれません。 (友人のウワッーという微かな声が聞こえたような~) ストーリーのほうは、神の子イエス・キリストが民の罪を背負いゴルゴタの丘で十字架に はりつけられたということがモチーフになっているようですが・・ クラインを軸に物語が進行していくので、クラインに関しては過去の出来事を交えながら (やはりバベルスタッフ節)の人物描写は細やかであり、抱える傷 癒されない痛み 闇の部分へのシンクロ度、などは切に迫ってきました。 しかしながらス(イ・ビョンホン)に関しての人物の掘り下げは全くないに等しいので 彼の人物形成がどういう環境でなされたのかは、想像でしかまかなえません。 彼の持つ残酷性と その向こう側にある愛するものへの執着の反比例感は強烈です。 それが、感覚では伝わってきましたが理屈では理解できないという感じです。 果たして、他人の痛みを自分の痛みに変え、他人を癒すシタオ 彼は本当にそれでいいのでしょうか・・ 「痛みを伴う無償の愛」そう言ってしまうと美しくも取れますが、実際はこれほどまでに 残酷なことはないよ・・・と強く感じます。 明らかに痛みでもがき苦しむシタオを見ても、自分の痛みを肩代わりして欲しいと集う 多くの人々・・・ 他人が倒れ七転八倒の苦しむ様子を見てまでも、 自分の痛みを押し付けたいと思えるものでしょうか・・ それこそ、人間のエゴ以外のなにものでもないように感じました。 痛みを取り除くために他の方法が試せないという、社会が悪いと言っているのかもしれません。(社会の医療制度や貧困) はるか彼方の時代と同じことを繰り返しているのかも知れない・・・ と気づいたとき、とてつもなく いたたまれない気持ちになりました。 私たちの望み、それはラストに託されているのかもしれません。 ジョシュ、イ、キムタクの演技は皆素晴らしかったです。 古今東西の役者選びのセンスには、大満足です。 個人的にはもう一度見たくはないけれど、重く、考えさせられる映画でした。 見て良かったです。 血なまぐさいので、そういう類のものが苦手な方は駄目かもしれません。 そして、アドバイスとしては・・・鑑賞後のランチ、品目選びにはご注意を!
2009.06.24
朝から生憎の雨でしたが・・心ははやる・・ そうですクリスチャン・ベイル見たさに行ってきましたよ~ 「ターミネーター4」 2009年 アメリカ 公開中 監督 マックG 「チャーリズ・エンジェル」 出演 クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントンほか あらすじ ↓ “審判の日”から10年後の2018年。人類軍の指導者となり、機械軍と戦うことを幼いころ から運命づけられてきたジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)。 今や30代となった彼と人類滅亡をもくろむスカイネットの猛攻が・・・・ 感想 ↓ 本日、早起きをしてマシューと共に朝1番の回で鑑賞してきました。 気合フルスロットルです。(監督を一応リスペクトして) 歴代ターミネーターカップル比べでいうならば・・・ 1. 1のサラとカイル 2. 今回のマーカスとブレア 3. 2のサラとシュワ 4. ジョン・コナーと奥さん 番外 ターミ3のジョン・コナーと彼女 そんな感じでは・・ないでしょうか? やはり、生身の人間とマシーンとの戦いには限界があるのは もっともな事。 それ故、ターミネーター全作を通して言えるのは、サラ・ジョンのコナー母子の救世主と なるキーキャラクターは誰か? そういう 見方をするならば 今回の「ターミネーター4」は 充分に楽しめました。 個人的には、文句なしなマーカースを演じたサム氏の好演に女性陣の瞳は・・・ きっとT-800の 赤目光線を遥かに熱量では超え ハートビームでしょう~赤目防止スイッチ押してもね・・・ っていう感じです。 アレ? コナーを目当てに行ったのに~ マーカスに 萌え~ という結果は・・ もしかしたら、ターミネーター1での予想外にカイルを演じたマイケル・ビーンの人気が出 その後写真集まで発売された!(実を言うと、私もビーンの写真集持ってる口です) というオマケ付き路線に 似ているのかも? 個人的には、マーカスとブレアの二人にもう少し深入りして欲しかったのですが・・ それをしてしまうと、主役誰さ?みたいな感じになってしまうからね。 しかし、違う目線で見るとターミネーター映画の主役は やはり・・・・・・・・・・・ 生身な人間ではなくターミネーターって事なのかもしれません。 若かりし頃のカイルの 儚げな視線は1のビーンに少し通ずるところはあります。 コナーは 次回作が正念場だと思えました。次回作も楽しみです。 なかなかの 力作だと思いますよ。キャスティングとパワフルなシーンは大画面で 見る価値はおおありです。
2009.06.06
ナターシャの帰国も近づき、マシューの寝床を完成するためにも、朝から大掃除でした。 今までは、私の横に和室で川の字になって寝ていたマシューですが、ベッドデビューとなります。 昨夜、この映画を見た後は・・・じっ~と我が息子の寝顔を見つめていました。 そういう気持ちにさせる映画です。重いですが、オススメです。 「告発のとき」 原題「IN THE VALLEY OF ELAH」 2007年 アメリカ 監督/脚本 ポール・ハギス「クラッシュ」 出演 トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロンほか あらすじ ↓ 退役軍人のハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)は イラクから帰還してくるはずの息子マイク(ジョナサン・タッカー)が脱走したという 知らせを受けるが・・・ 感想 ↓ 明らかに邦題がへんてこです。こんな邦題をつけた配給会社の方のセンスを疑います・・・ 邦題からイメージされる法廷もの・・では全くありません。 原題の「エラの谷」ダビデがゴリアテと戦った場所。映画の中にそのお話が出てきますので 注意して見てください。そのお話が大きな意味を持ってきます。 軍隊に志願するのは、様々な理由があってのことだろう。 父のように強い人間になりたいから。 国のために尽くしたいから。 大学へ行くための奨学金が欲しいから。 生活のための経済的な措置である場合も~ イラクでの戦争は、彼らの心を塗りつぶす。 日々、魔という絵の具で染められていくように。 送り出す家族、待っている家族と・・ 出かけたときと同じ精神の色で再会することは不可能なことなのだ・・・ 以下 ちょっと ネタバレあり ↓ 反転表示 長男を亡くし、次男までも亡くしたくないと切に願う 母の心。 失踪した息子を探すのは、同じ兵士ではなく、息子の叫びを理解してあげられなかった父。 そして、同じく息子を持つシングルマザーの刑事。 心に闇を抱えた兵士は、本土に戻ってからも自分を取り戻せずに、彷徨う。 女性刑事に届かなかった犬を殺した兵士の妻の叫び・・ 父親に届かなかった救いをもとめる息子の叫び・・ 刑事の息子の少年が母に尋ねる 「エラの谷で、どうして少年を戦わせたの まだ子どもなのに?」 この映画は私たちに 問いているのだろう 「どうして、イラクに行かせたの?」と・・ イラク戦争に関わる兵士、家族多くの人々が 叫んでいる・・もがき苦しみながら・・ あの逆さにはためく国旗のように。 秀作です。すべての戦争が人類から無くなるまで、逆さに旗を掲げて欲しい。 ポール・ハギスは才能のある監督さんです。本当に脚本も良いし、役者も良いし (シャーリズ・セロン、最初誰だか気づきませんでした・・地味で~ 役になりきってます。上手です。トミーに関しては言うことないです。大御所です) 見逃さないで欲しい秀作です。
2009.05.31
本日、ゴージャスな休日を過ごせました! そういう気持ちになれるのは、やはり役者のゴージャスさと映画のダイナミックさのお陰でしょうね。 レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦 公開中 監督 ジョン・ウー 出演 金城 武、チャン・チェン、トニー・レオン ほか あらすじ ↓ 西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。 孔明(金城武)の奇策で曹操軍を撤退させた孫権・劉備連合軍だったが 食料不足と疫病のために戦意も尽きようとしていた・・・ 感想 ↓ パート1に引き続き、映画館の大画面で本日、鑑賞してきました。 パート1に比べ、このパート2は戦闘面だけではなく、男と女にも焦点があてられていて 1以上にゴージャス且つ洗練されていたように思います。 それぞれの覇者である武将の描き方は1のほうがじっくりと描いていた感じですが~ 曹操軍 VS 連合軍 のグループ同士の戦いとしては、よく描けていたように思います。 むさくるしい男たちの中で、涼しげな笑みとクールな風の似合う男・・孔明 カッコ良すぎ!!! 金城君の孔明、完璧ななりきり度だったと思います。 個人的には パート1より精神的にも強くなった 孫権(チャン・チェン)の 金の鎧にクラクラしっぱなしでしたが・・ 目くらまし作戦?!か?! 彼もめちゃくちゃ素敵でした。 もうヘタレなんて言わせないわ! 1と2を2作見て、曹操を演じた役者さんのカリスマ性には、驚かされました。 正直言って、トニーレオンより光っていました。 キャスティング、お見事だったと思います。小喬は美しく、尚香はたくましく~ (ちなみにマシューのお気に入りは尚香を演じたヴィッキー・チャオ) 娯楽映画という視点でこのレッドクリフを見るのなら~ 最高の昼下がりの楽しみを与えてくれた映画です。 金城君、本当に真のアジアのスターの貫禄がついてきましたね。これからも楽しみです。 やっぱり武には中国語と涼しげな笑みが最高のマッチングです。 字幕版での鑑賞を!お勧めします。 は~ ゴージャスな気分を味わえた休日だったわ!!! し・あ・わ・せ!!
2009.04.19
大好きなライアン・フィリップ!出演映画。 なかなか考えさせられる内容でした。 「ストップ・ロス/戦火の逃亡者」 2008年 アメリカ 監督 キンバリー・ピアーズ「ボーイズ・ドント・クライ」 出演 ライアン・フィリップ他 感想 & あらすじ ↓ 監督が監督なだけに、戦争映画というより 帰還後の兵士の様々な問題を 丁寧に描いている印象です。 優秀な兵士になればなるほど、本人の意思とは関係なく軍に翻弄されてしまう・・ 非常に考えさせらえる内容です。 イラクでの数回に渡る任務を果たし、無事にテキサスに帰還した2等軍曹である ブランドン(ライアン・フィリップ)が除隊資格を得たにも関わらず・・・ 軍は特例措置 ”ストップロス”なるものを行使して除隊させないようにします。 残された道は、再度イラクへ戻り闘うか?脱走兵となるか・・ 帰還兵が抱える精神的な問題、病などを通して 再度イラクへ戻ることの意味や この複雑な戦争のことを否応なしに考えさせられます。 主演のライアンフィリップは、「父親たち・・」とキャラがややかぶりますが・・・ (好青年で国を愛するという意味で)好演です。 いつまで続くのか判らない戦争。 軍に一歩足を踏み入れたならば~ 戦争が終わるまでは・・抜けることの出来ない蟻地獄の苦しみを 感じさせる映画でした。地味ですが なかなかの佳作です。 ライアンは、やっぱり素敵だった。
2009.03.19
後からくるよ・・じんわりと・・・・ これは超オススメですよ~ さぁ、映画館へ急ぎましょう!! 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 公開中 2008年 アメリカ 監督 デヴィッド・フィンチャー「ファイト・クラブ」 出演 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェットほか あらすじ ↓ F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが 映画化した感動巨編。 第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、 80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。 感想 ↓ 本日レディースデー&祝日ということもあり、映画館は満席に近い人でした。 私の調査(笑)では、途中で帰った人は確認できませんでした。 それほど、ベンジャミンの数奇な人生は 見る人々の心に静かにゆるりと 入りこんでくるのだと思えます。 「共に白髪の生えるまで」とは上手い格言だと思います。 ベンジャミンの人生を見るまでは、この言葉の持つ良さをそれほどまでに 感じることは出来ませんでしたが・・・ 映画を見終わった今は、共に白髪の生えるまで、同じ時間の中で生きる当たり前のことが どれほどまでに幸せなことなのかを 考えずにはいられません。 生・老・死の普遍的なサイクルが崩れてしまったとき これほどまでに儚くも寂しいとは。 色とりどりのボタンがあるけれど・・・・ ベンジャミン・バトンの人生は、あまりにも個性的だけれども なくてはならない心臓の上にある第二ボタンのような気が・・ いつまでも糸が切れずに、私の心の中にもぶらさがってしまいました。 美しくも幸せそうではない若返っていくプラピに涙し(でもめちゃくちゃ素敵です) 愛する人の前での老いの残酷さをブランシェットから痛々しく感じながら 後半は隣の席のマシューと共に 泣きっぱなしでした。 素晴らしい映画を見たけれど・・・ 物悲しく切ない気持ちを お土産に持ち帰ってきた感覚です。 色々なことを考えさせてもらえた素晴らしい映画だと思います。 お見事です。アカデミー、受賞してもらいたいと願う気持ちが募ります。 是非、ご覧になってください!!
2009.02.11
故郷と呼べるもの・・あなたの故郷が戦争によって荒らされて しまったら? 色々と考えさせられる映画でした。 外国では、スピルバーグの駄作と言われているようですが、これは秀作だと思います。 「太陽の帝国」 1987年 アメリカ 監督 スティーヴン・スピルバーグ 出演 クリスチャン・ベイル、ジョン・マルコヴィッチ、伊武雅刀ほか あらすじ ↓ SF作家、J・G・バラードの自伝的小説の映画化。 第二次大戦前の上海で両親とはぐれた少年が、蘇州の強制収容所で力強く生きていく様を描く。 感想 ↓ 彼にとっての生まれ育った場所は上海。イギリスでもなくアメリカでもなく日本でもない。 彼自身がまさに様々な国に入ってこられたという歴史を持つ上海のよう。 ラストは以前見たときよりも泣けた。母親になったからでしょうね、きっと~ 以下ネタバレあり 反転表示 ↓ 両親とはぐれ、昨日まで自分の世話をしてくれていた中国人のメイドにいきなり殴られ 街中では靴は盗まれる・・・とイギリス人のお坊ちゃまのジェイミーはさんざんな目に。 彼の故郷は?彼を保護してくれる国は? いったい何処の国? 彼にとっては、敵・味方などないのだろう。 過酷な収容所の生活の中、飛行機に憧れる少年らしさを失わなかったことに救われた。 虚勢を張っているものが剥がれた時の脆さを見るのが辛かった。 少年にとって 途方もなく長いと感じられる3年間は、 大好きな母親の顔も思い出せなくなるほどの過酷な時間。 ジムと呼ばれ アメリカ男を慕い、アメリカの雑誌の切り抜きが入ったカバンを 投げ捨てたときに 「僕の帰る場所はないんだ。ここが僕の故郷なんだから・・」 と思ったのかな・・ 肌の記憶で母親を確かめる仕草、触れて確かめて、頬をうずめて・・ 号泣・・しました。 ジェイミーが戻れて良かった。帰るべき場所に・・・ クリスチャン・ベイルの美形天才子役っぷりがすんごいです。 まだスリムで若いマルコヴィッチの好演が光ります。 今ならGyaOで放送してますよ・・興味のあるかたはどうぞ~
2008.12.14
韓国映画は久しぶり。チャン・チェン見たさにみたけれど~ これ、なかなか良かったです。不思議系ですが。 「ブレス」 2007年 韓国 監督 キム・キドク 出演 チャン・チェン、チアほか あらすじ ↓ 大胆な作風でカルト的な人気を誇る韓国の映画監督キム・ギドクが放つ、生と死 そして愛の哀歓をつづる恋愛ドラマ。 死刑囚のチャン・ジン(チャン・チェン)は生への希望を捨て、 一刻も早く死にたいと思っていたが・・・ 感想 ↓ 韓国語、チャン・チェン話せるのか?と心配していたのをよそに、映画が始まると韓国語の 必要のないことに納得。 予想以上に不思議だけれども素敵なお話でした。会話のすくない映画、小物使いの上手さ 映画の中の空気がヨーロッパ映画に通ずるものがあった。 一方通行の愛とは、なんて苦しいものか。 行き場のない愛を誰かに注ぐことで彼女の再び色づき始める生。 かりそめの天使が死をまじかに控えた囚人との愛。 自分の過去を取り戻したいようでもあり、自分の中の赦しを求めているようにも感じた。 -以下ネタバレあり ↓ 反転表示-- 自ら壊した天使の像は彼女自身であり、落ちるところまで落ちて、初めて彼女の愛の 深さに気が付いた旦那は・・・ きっと彼女に赦され、彼女を赦すことが出来るのだろう。 あの風に舞う白いシャツのように・・ 傷(汚れ)を落としやり直すことが出来るのかもしれない。 あれほどまでに死にたかった男が、彼女の息で死ねなかったのは、かりそめの 愛を求めすぎてしまったからだろう。 ラストのほっとした顔がいつまでも心に残る。 死刑台に昇らせたくなかった仲間の愛に泣けた・・・ 愛を感じて死んでいくことが出来たのだと信じたい。 彼女の愛、仲間の愛を。 愛の形、色々ですね。チャン・チェンの純な瞳に胸がギュっとなった。 素敵なチャン・チェンがご覧になりたい方はどうぞ~ 満足できます。
2008.12.11
本日、DVDが発売されたこの映画。先行予約しておいたので 本日届きました。早速マシューと共に鑑賞。 「ダークナイト」 2008年 アメリカ 監督 クリストオファー・ノーラン「メメント」「バットマン・ビギンズ」 出演 クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャーほか あらすじ ↓ 映画『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの 登場で混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げる アクション大作。 ジョーカーを演じるのは2008年1月に亡くなったヒース・レジャー。 シリーズで初めてタイトルからバットマンを外し、新たな世界観を広げたダークな展開に 目が離せない。 感想 ↓ ヒーローものを概念を覆す展開とストーリーに、ただただマシューと号泣。 このレビューを打つ手も震えるほど。 これほどまでにヒーローであることに、永久に続くと思われる 悲しみという代償を支払ったヒーローが過去に存在したか? 圧巻です。予想していたものとは遥かに違いましたが、心が砕かれる思いと 十字架を背負ったヒーローにただただ涙です。 ヒースの映画遺作になるのかな?彼の演技は確かに素晴らしいです。 プラス個人的には憎しみ、悲しみをクールな面持ちでありながら 表現しきったバットマンを演じたベイルにも喝采をおくりたいです。 ちなみに、「バットマン・ビギンズ」を見られてないかたは、そちらを最初に 見てください。人間関係がつながっていますから。 おまけですが・・キリアンはちょい役です。 エディソン・チャンは1秒ほどです。 本日発売されたということは、レンタル化もされると・・ 是非、ご覧になってください! でも、ヒーローものに爽快感を求める方には辛すぎるかも。
2008.12.10
さすがに連日連夜映画を見続けているとヒッキー化してくる。 この両極端な思いっきり双子座の性格をなんとかしないと・・・ いつも土壇場で焦る大掃除を少しずつ始めよう~ この間購入した ジョシュア・ベルの四季を聞きながらね ここからは「ナイロビの蜂」再レビューです。 この映画を見るのは3回目、これを見たので映画レビューはしばらく休憩することにします。 「ナイロビの蜂」原題 THE CONSTANT GARDENER 2005年 イギリス 監督 フェルナンド・メイレス「シティ・オブ・ゴッド」 出演 レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ ほか 感想 ↓ 心底惚れ込んでいる役者の出演した映画のレビューを書くのが苦手です。 それは皆様も同じだと思います。冷静な判断力を失い、感情移入度MAXレベル。 だって、「いるだけで いいんだもん」。 さすがに3回見る映画ではないとは思いますが(重すぎて)、3回見ると気づくことも 多くあります。 この作品は 背景に複雑な社会問題を絡めて描いてありますが・・ 基本はこの 「いるだけでいいんだもん」です。 自己をきちんと持ち、他から見たらやや浮いてしまうかと思えるほどの意思の強い テッサの心の拠りどころは、出会いのときから直感的に広い心で受け入れ そして愛してくれる、ジャスティンの広い心と純粋な子どもっぽい雰囲気。 物語の中盤でテッサに訪れる悲劇は、テッサの強い母性本能をさらに増幅させて 夫への愛情と母性としての愛をすべてジャャスティンにそそぎ込むことに・・・ 「彼だけは、汚したくない。なにがあろうと・・私の手で守ってみせる。」 そういう想いを強く感じました。痛いほど。 強すぎるけれど、大きな太陽のような愛情を感じます。 太陽を失ってしまった庭師は、もう何も育てること、作り出すことは出来ません。 個人的には 原題の 誠実な庭師 とはやはりジャスティンであって、 それを照らす大きなものがテッサだったのだと思いたいですね。 彼は一人では生きていけないでしょう・・テッサなしでは。 太陽なしでは 植物をはぐくみ育てることが出来ないように・・ かなり痛くもある映画ですが、深い深すぎる愛のお話です。 納得のラストです。 しかし、この監督の描き方は 半端じゃないよ・・ 現在公開中の「ブラインドネス」もこの監督です。 見たいような、見たくないような・・・でもきっと重いのでしょうね。そういう予感。 あとは、しばらく ゆるーいネタでいきたいと思います。よろしく!
2008.12.04
外食しようと思って用意していた1万円ですが・・気が付いたら衝動的にDVD買ってました。 私って、3度の飯より映画?(実際は1回の飯)好きなんだなぁ~と実感した次第です。 ちなみに こちらの3枚を購入 ↓ だって・・ブノワなんだもん。買うよ~。レビューはのちほど。 こちらはナターシャに送ってあげます。ナターシャが大好きな映画。先日レビューした今年初見した中でのマイベスト。あ~また見られる!嬉しい! ではでは、良い休日を!!!
2008.11.30
先日レビューした「BOY A」が深く心に突き刺さったもので・・ 気になる同監督作品を借りてみました。 「ダブリン上等!」 2003年 アイルランド/イギリス 監督 ジョン・クローリー 出演 コリン・ファレル、キリアン・マーフィほか あらすじ ↓ ダブリンを舞台に54人の登場人物と11人のライフストーリーが繰り広げられる。 監督は鬼才ニール・ジョーダン「プルートで朝食を」が発掘したジョン・クローリー。 チンピラのレイフ(コリン・ファレル)は、カフェのウェイトレスを口説いていたが・・ 感想 ↓ 映画としては、ちょっと荒いのですが、そこは若いからね。 なんとも自然体のコリン・ファレル・・自然体と言ったらいけないの? かもしれないけれど~ この映画の中では演じているというより等身大のワイルドな魅力 に溢れています。 かたや彼女を思うあまりに、やることなすことがヘタレなキリアン。 あくまでもお目目は青く透明感は永遠に・・って感じな人です。 ストーリーは、よくあるイギリス系映画の群像劇に「トレインスポッティング」や 「スナッチ」などののワイルドさ&コミカルさをプラスして、やや軽めにしたような感じ。 映画の中で登場するコリン・ファレルの予備軍のガキがこれまた・・ 憎ったらしいというか・・いい味出してます。 ストーリーの要の焦点の当て方が、えっ?どんだけ~みたいな!! なんともアイロニックで個性的。 女性の○○とか、トラウマにもなりかねない別れ話の状況とか・・ 語られていることはちょびっと許容範囲を超えている?かとも思えるのに・・ ちょっとクスっと笑ってしまうような~ 皮肉っぽいけれど後味は悪くないです。 ロマンチックな部分もあるので・・それなりに面白いお話だと思います。 ファレル、キリアン好きには上等な映画だと思えました。 この監督は個人的に、これからも要チェックです。
2008.11.27
映画レビューも頭の中に積まれてきている状況ですが・・ とりあえず、少しずつボチボチと・・ 「ハリウッドランド」 2006年 アメリカ 監督 アレン・コールター 出演 エイドリアン・ブロディ、ベン・アフレック、ダイアン・レインほか あらすじ ↓ テレビ版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーヴスの死の謎に迫る サスペンスドラマ。 謎の自殺を遂げたジョージ・リーヴスを『アルマゲドン』のベン・アフレックが リアルに演じる。ハリウッド史上最もスキャンダラスな事件の裏側に潜む人間ドラマ。 感想 ↓ 以前、どこかでチラッと小耳に挟んだことがあるけれど・・ スーパーマンを演じた役者は不運な最期を遂げると・・ 彼が最初だったのか?噂されるカースの発端は? ハリウッドという映画の街で起こった謎。 フィルムの中でミステリーを追っていく様子は、適材適所のキャスティングに 後押しされて、この時代独特の深みのある色合いで とっても雰囲気の良い映画に仕上がっていた。 特に、どこにいても最後まで汚れないマシューの大好きな俳優エイドリアン・ブロディが 切なさというスパイスを映画全体にちりばめていて、上品さも感じられた。 ヒーローでいることの難しさ、固定化されてしまう役柄への恐れ。 ERを途中でリタイアしたジョージ・クルーニは、ロス先生のイメージが 固定化されるのを嫌がってとのこと・・ イメージを払拭するのはかなり骨の折れる作業。 まして役者なら尚更。元は自分で選んだ役どころなのだから・・・・ ジョージ・リーブスは生きているときは、スーパーマン以外のキャストで 世を盛り上げることは出来なかったけれど~ もしかしたら・・ こんな風に後世に自分自身を主題に映画が作られるってことを 踏んで自殺したのではないか・・ そう思ってスーパーマンの最大の謎の顛末に・・・・ 自ら納得させるしか・・・出来ないとも思えた映画だった。 そうしないと、すっきり出来ないしなぁ~~~ えっ・・もしかしたらこのもやもや感・・・ これがカース?! エンドロールのコルトレーンのサックスの音色は胸に染みました。 ヒーローに捧げるレクイエム・・かな?
2008.11.22
昨日、待ちに待った金城武出演の「レッドクリフ」を見てまいりました! 「レッドクリフ Part I 」 監督 ジョン・ウー 「フェイス・オフ」他 出演 金城武、トニー・レオン、チャン・チェンほか あらすじ ↓ ジョン・ウー監督が100億円を投じて作り上げた歴史アクション大作。 中国の英雄伝「三国志」を基に、国をかけて戦う男たちの壮大なロマンと、 彼らを陰で支える女性たちの姿も浮き彫りにする。 はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものを いわせて敵国を攻めたてていた。彼の天下統一の野望を打ち砕くため、孔明(金城武)と 周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。 だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は 誰の目にも明らかだったが…… 感想 ↓ 私より三国志に詳しいマシューを連れて鑑賞してきました。 結果・・ 私は役者で十分に楽しみ、マシューは映画の中で語られている豪傑らのエピソードの 数々が、三国志の世界観をよく表現しているというところに満足していたようです。 CGは上等だったと思えます。 個人的には 金城武の孔明が予想以上に素敵だったのと、 北京語を操る様が男っぽく策士に相応しい!!!!! と改めて役者としての格の違いを感じました! (なので、K-20のようなお気軽映画には出演して欲しくないのが本音です。) 戦闘シーンと一部の音楽が「ロード・オブ・ザ・リング」とだぶる雰囲気ありました。 役者の選び方はウマいな~とジョン・ウー監督、さすがチャイナなお方!と思いました。 私としては、念願の金城武とチャン・チェンの2ショットが見られたのは 非常に嬉しいことではありましたが・・・ この映画の中でのチャン・チェン(孫権)の使い方は、ちょっと勿体ない気がしました。 マシューいわく・・ヘタレのイメージが強い孫権だからね。 チャン・チェンにはもっと男っぽい役のほうが似合ってたかもね? だそうです。 ま、なんだかんだ言いましたが半年後のパート2が待ち遠しいと思えたので 私たち親子にとっては花丸の出来だと思えました!
2008.11.09
また残念なお知らせですね。俳優の緒形拳さんがお亡くなりになりました。 我が家では子供たちも大好きな俳優さんでした。 子供たちにとっては「大河ドラマ」の名俳優。私にとっては昔見たこの映画での 名演技が強烈に心に残っています。 ご冥福をお祈りします。
2008.10.07
楽天でお米やモロモロ定期的に買っていると、 気づいたときにポイントが貯まっていたりします。 今月はそのポイントで大好きなライアンのDVDを ゲットしました~~~ 「アメリカを売った男」 2007年 アメリカ 監督 ビリー・レイ「ニュースの天才」 出演 クリス・クーパー、ライアン・フィリップ、ローラー・リニーほか あらすじ ↓ 20年以上もアメリカの国家機密を、ソ連のKGBに売り渡していた実在のFBI捜査官の スパイ事件を映画化したポリティカル・サスペンス。 野心家の若きFBI訓練捜査官オニール(ライアン・フィリップ)は ある日上司のバロウズ(ローラ・リニー)に呼び出される。 彼はFBIのナンバーワン特別捜査官、ロバート・ハンセン(クリス・クーパー)とともに 新設される“情報管理部”で仕事をするよう指令を受けるが・・・ 感想 ↓ これは良作です。落ち着いた中にも強烈に感じる緊張感が素晴らしいです。 長い間、アメリカを売った男の 海千山千ともいえる狸っぷり VS アメリカが求める忠誠心を 絵に描いたような忠実なアメリカ青年 とのかけひきの描写が緊迫していて手に汗にぎりました。 面と面を向かい合わせての言葉のやりとりは、騙し合いのプレッシャーからか 見ているこちらまで胃が痛くなりそうなほど。 ライアン好きなので贔屓目もありますが、彼は本当に容姿だけではなく 「クラッシュ」の頃から味のある演技が出来る俳優になりました。 安心してじっくりと見入ることが出来るストーリーと役者陣、 なんといっても緊張感に身が引き締まる感じです。 満足、満足!!!オススメです。
2008.10.04
レディスデーでした、上乗せファーストデーも。 こうなりゃ、ハシゴ見! 2本見なきゃ・・得した気分にならないじゃないですか!! 1本目はこちら・・「アイアンマン」 2008年 アメリカ 監督 出演 ロバート・ダウニーJr、ジェフ・ブリッジス、グゥイネス・パルトローほか 公開中なので、ネタバレなし感想だけで頑張ります。↓ レビュータイトルが・・なんだか、柔軟剤のキャッチみたいなタイトルに なってしまいましたが・・・ アイアンマン、予想以上に良かったです。 この映画がこれほどまでに深みがあり、安定した面白さに仕上がったのは~ やはりダウニーのいぶし銀いぶし金 の深みのあるキャラ。 酸いも甘いも知り尽くしたダウニーだからこそ、この重みが出せたのだと思えました。 それと、ツルンなジェフには 少々驚きましたが、 あの癖のある個性を生かしてました。 とっても高感度が持てたのは、グゥイネス・・ なんだか彼女はいつも 3歩後ろを歩いて男性を助けるという役どころ どちらかというと地味なイメージが強い女優さんでしたが この映画の中では その控えめさが心をくすぐるほどでした。 これほどまでに美しかったのか~というような灯台もと暮らし的な美女。 安心して見られる役者陣とアイアンマンを創りあげるまでの緻密な描写も魅力的です。 装着しているものがものだけに、重みがあります! 納得出来るいぶし金の実力、映画館で堪能することを オススメします~ ほんと、面白かったです! もう一本は又のちほど・・・
2008.10.01
名優ポール・ニューマンが26日、ガンのため亡くなった。83歳。 洒落たイデタチで、モボ(モダンボーイ)なる雰囲気の古き良き時代の アメリカを、私に教えてくれたのは、ポール・ニューマン氏でした。 素敵な映画をありがとう。心からご冥福をお祈りましす。 ご苦労さまでした。
2008.09.28
以前ちょこっとだけ紹介しましたが、DVDはなかなか手に入らず。 なので・・ヤフオクでビデオ版を落としました。 お調子もののキャラではない 参照→「GOAL!1」「GOAL!2」 暗くとも素敵なアレッサンドロ・ニヴォラがむしょうに見たくなったもので・・・ 「I WANT YOU」 1998年 イギリス 監督 マイケル・ウィンターボトム「日蔭のふたり」 出演 アレッサンドロ・ニヴォラ、レイチェル・ワイズ ほか あらすじ & 感想 ↓ 病んでます。ウィンターボトムですから・・ 寒そうなイギリスの海岸地方でのお話。14歳の少年ホンダは、声を求めます。 クラブの歌手であるホンダの姉は性的には奔放。 そしてホンダの癒しの手助けをしてくれます。 美容院に勤める謎めいた女性(レイチェル・ワイズ)とホンダがあるとき ひょんなことから出会い物語りは進んでいきます。 そして、ある日謎の男(ニヴォラ)がこの町に戻ってきます・・ 主要な登場人物はこの4人です。 誰しも心が病んでいるけれど・・ 見た目では図りきれない深い病みを抱えているのが本当は・・誰なのか? 暗くてどんよりとしたお話ですが、妙に心に残ってしまう映画です。 見所・・ レイチェル・ワイズが妖しいまでの美しさ(脱いでます) ニヴォラが クールで素敵(これまた 脱いでます) ホンダ役の男の子の穏やかな微笑みが可愛い ホンダのお姉ちゃんの歌にも癒される(この人も脱いでます) でもなんといっても・・ ドライな感じの美しい映像と音楽の使い方が最高です。 途方もない孤独感に苛まれる想いと、欲望と切なさを主人公たちの気持ちに 同調させてコステロの I want you が流れてきます。 でもやっぱりウィンターボトムですから・・すべての人にはオススメできません。 後味は「日陰のふたり」に似ているかも?です。 個人的にはこちらのほうが好きですが・・ レンタルにあれば見てもらいたいけどな~ あるかな・・?
2008.09.27
久しぶりに見ました!この映画が話題になったころ・・ 考えてみると5回くらい見たような気が・・ それでも、やっぱり・・・バンデラスのロンゲには焦ったな!今回も。 「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」 1994年 アメリカ 監督 ニール・ジョーダン 「ことの終わり」「プルートで朝食を」 出演 ブラッド・ピット、トム・クルーズ、クリスチャン・スレイター アントニオ・バンデラス ほか あらすじ ↓ ジャーナリストのマロイの前に、吸血鬼と名乗る男が現れる。 彼は、自分を吸血鬼にしたヴァンパイアのことを話し出すが…… アン・ライスが自身の小説『夜明けのヴァンパイア』を脚色ニール・ジョーダンが 映画化したゴシック・ホラー。 感想 ↓ この映画にまつわるこぼれ話は色々とあるようですね。 当初原作者のアンは、自分のイメージとトム・クルーズのヴァンパイアがかけ離れす すぎているため、トムの起用を猛烈に反対していたけれど、 出来上がったものを見て自分のイメージを覆したトムのヴァンパイアを絶賛し トムに謝罪したとか・・ しかしながら、映画の中で美しいヴァンパイアを演じたブラピは・・ 「とにかくすべてにおいて暗かった」とある雑誌で語っています。 映画自体もそうですが、撮影現場の雰囲気もかなり暗かったらしく 実際は思い出したくない映画のようです・・・ ジャーナリスト役は、当初リバーフェニックスが出演予定でしたが、 彼は93年に亡くなってしまったので・・・スレイターが代わりに~ 美少女ヴァンパイア役のキルステンは・・なんとぉぉ~ ブラピとのラブシーンを・・ 「ブラピの唇がざらざらしてて、良くなかった~」みたいなことを 後にずうずうしくも語っていました。 まぁそんなゴシップ的な要素を頭に入れながら見ると、またまた違った意味で このゴシックホラーが楽しめるかも?!しれませんね!
2008.09.17
--勝手に目の保養週間-- 4日目 Matthew Ryan Phillippe ライアン・フィリップ 1974年9月10日生まれ アメリカ/デラウェラ州出身 1996年の「白い嵐」でライアンを知って以来・・ それからは、永遠のマイ元祖王子キャラ 「54 フィフティ★フォー」では、失神寸前です。 2007年10月に あのサゲマンなシャクレ女とも正式に離婚し 個人的には大大ハッピーな今日この頃。 これからも注目度高しです。 「誘拐犯」 2000年 アメリカ 監督・脚本 クリストファー・マッカリー(「ユージャル・サスペクツ」の脚本家) 出演 ライアン・フィリップ、ベニチオ・デル・トロ ほか あらすじ ↓ 大富豪夫妻の子を身ごもった代理母を巡って繰り広げられるクライム・サスペンス。 しがない二人のアウトロー、ロングボーとパーカーはふとしたことから大富豪チダックの子を宿した 代理母ロビンの存在を知る。さっそく二人はロビンを誘拐するが、 チダックが実は裏組織と通じていたことから二人は殺し屋にも追われることに…… 感想 ↓ DVDまたまた買いました。 3回目くらいの鑑賞です。 二人のキャラからは予想外のいたって真面目すぎる描写。 なので、ちょっと、遊び心が足りなくないか~と感じました。 もう少しコミカルに描ければ、映画自体がもっと魅力的だったのではないのかな? ライアンもデル・トロも時折なんともいえない やんちゃな表情を見せるのですが、 映画全体がちょっと堅いのでお茶目さが描ききれていません。 ストーリーは悪くないので、ガイ・リッチーあたりに監督をやらせれば、 役者の魅力を引き出すという部分では、もっと良いものになっていたかもしれません。 でも・・もしかしたら、いたってクールに淡々と描くことによって、何にも属さないような アウトローの二人を等身大で描きたかったのかもしれませんね。 そういう視点から見ると、なかなかの好演でした~二人とも。 個人的には、好きな映画です。だって!ライアンだもん!
2008.07.03
今週は、イイ男が出ている映画しか見ない! と訳の判らぬ決定をしました。 「ハンニバル・ライジング」 2007年 アメリカ/フランス/イギリス 監督 ピーター・ウェーバー 出演 ギャスパー・ウリエル、コン・リーほか あらすじ ↓ ベストセラー作家トマス・ハリスの生み出したハンニバル・レクターの過去に迫る シリーズ最新作。 1944年のリトアニア。名門貴族の家系に生まれたハンニバルは戦争の悲劇により両親を失う。 幼い妹ミーシャを連れて山小屋で生活を始めたハンニバルだったが、 逃亡兵たちがやって来て2人を監禁するのだが・・・ 感想 ↓ 一言で言うと・・・ギャスパー・・カッコ良すぎ。 ギャスパーファンなら、それだけで100点の映画ではないでしょうか・・ DVD買いました。非常に嬉しいです。いつでも会えるぞぉ~ 裏を返すと、ハンニバルシリーズのレクター博士(アンソニー・ホプキンス)びいきの方だと、 知りたくなかった過去かもしれません。 怪物のイメージが崩れ、不気味でミステリアスでもあるレクター博士の存在の意味を失うかも・・・ 最近はネタ切れなのか?流行っているのか?この過去に遡りスピンオフ的な映画の作り方。 発端はスターウォーズ/エピソード1 なのか・・ そういえば、もっと遡ると「ヤング・シャーロックの冒険」とか、 「インディジョーンズ若き日の冒険」とかありましたね。2作ともとっても面白いシリーズでした。 別段、最近の流行という訳ではないのかも? 内容が内容だけに、このハンニバルはドラマ化は難しかったのかも・・ だって・・・殺人鬼ですから~ 結局のところ。 個人的には、ホプキンスバージョンの殺人鬼はグロすぎてちょっとぉ~ (と、いいながら全部見てるけど 笑) なので、この「ハンニバル・ライジング」は目が釘付け状態で、最後まで集中して見られました。 ちょっとサプライズな設定&立ち回り(やけに日本通)ありますし、 紫さん(コン・リー)は日本人役で変な日本部屋で先祖祀ってますが・・ それでも・・許せる範囲です。 ハンニバルシリーズのオマケだと思ってみると、十分楽しめるんでは~ないでしょうか・・ 確実に言えることは・・ギャスパーはフランス産貴重な宝。これからももっと輝くでしょう~。 勝手に目の保養週間、1本目は無事に満足込みで終了いたしました。
2008.06.30
しっかし~クローネンバーグ監督という人は・・・ 「ザ・フライ」ではジェフ・ゴールドブラムに取り付かれた科学者を演じさせ、 「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」では私のレイフに 幼い頃のトラウマを抱え、どん底に暗い男を演じさせ、 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」では、皆のヒーローアラゴルンに DV男を演じさせ・・・ いやぁ、ここまで人間の危うさ、脆さを描けるのですから、たいした監督さんです。 もちろん、好きな監督ですが・・・ 公開中の「イースタン・プロミス」が見たいということもあり、おさらい気分で 見ましたよ・・・夢幻を追い過ぎたあまりの気の毒な男のお話です。 「エム・バタフライ」 1993年 アメリカ 監督 デヴィッド・クローネンバーグ 出演 ジェレミー・アイアンズ、ジョン・ローンほか あらすじ ↓ 中国の文化大革命当時の史実を元に描き、トニー賞を受賞した舞台劇「M.バタフライ」を 映画化した作品。 1964年の北京、文化大革命の前夜。フランス外交官のガリマールは、 ふとしたことから京劇の舞台女優ソン・リリンと出会い、恋に落ちる。 2人は交際を始め、献身的な彼女にガリマールは増々傾倒していった。 しかし彼女にはある秘密が隠されていたのだった…… 感想 ↓ 10年ぶりくらいに見ました。今見ても、良いです。好きです。 突っ込みどころは多くあります。 ジョン・ローンがどうみても女に見えないだろ~ 気づけ・・みたいな所や、 フランス外交官だけど、全部英語なので、どうみても えっイギリス人でしょ~ みたいなところとか・・ しかし、こういう役柄を演じられる俳優さんは当時この二人が適役だったのでは? と思わせる説得力が伝わってきます。 ジョン・ローンは、映画の後半に素の姿(男の姿)に戻るのですが、 その素に戻ったときの残酷性を現せるのは彼しかいないということで、キャスティングされたそう。 ジェレミーにしても、品があるけれどスケベ、悲壮感の漂うジェントルマンなオッサン。 最近の俳優さんでは、なかなか探すのが難しいと思わせるほどの適役です。 レイフ・ファインズ、ヴィゴ・モーテンセン、ジェレミー・アイアンズ、 クローネンバーグの選ぶ俳優さんは、皆、ちょっと通ずるところがあります。 究極になにかに取り付かれた空しさ、悲壮感を100%表現できる俳優さんたちです。 クローネンバーグの映画を見た後の あの脱力感からくるトランス状態。 あなたも・・感じてみませんか~ (笑)
2008.06.28
久々に地上波で映画を見ました。 普段、マッスル系の俳優は 敬遠する傾向にあるんですが・・・ この人だけは別です。 この人は、筋肉の中にも知性が組み込まれている。 そんな感じがします。 ← ザ・ロック(The Rock)こと ドゥエイン・ダグラス・ジョンソン 「スコーピオン・キング」 2002年 アメリカ 監督 チャック・ラッセル 出演 ザ・ロック「DOOM ドゥーム」 ケリー・ヒュー他 あらすじ ↓ 2002年に公開されたアメリカ映画『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』に登場した スコーピオン・キング(ザ・ロック)のヒーローぶりが人気を集めたために、 スコーピオン・キングを主人公に作られた『ハムナプトラ』シリーズのスピンオフ映画。 5,000年前の古代エシプト。ゴモラの都は戦乱に明け暮れ無秩序状態に陥っていた。 時の支配者メムノンは邪悪なパワーを駆使して他民族のせん滅を図る。 そんなメムノンの傍若無人な振る舞いに敢然と立ちはだかる一人の勇敢な戦士、 その名は“スコーピオン・キング”マサイアスだった。 感想 ↓ この間、映画館で見た「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」より なんぼか、面白かったです。 やっぱり主役はこれくらい強くて、動けなくちゃいけませんね。 ロックは、元アメフト選手、そしてプロレスラーでもあるので鍛えられた肉体は ただものではありません。美しいです。 そして、彼の最大の魅力は頭の中まで筋肉っぽっくないところ。 なんだかミステリアスな品を感じます。ハワイ(サモア系)やアフリカ、色々な血が混ざっている からかもしれませんね。 ストーリーは、よくある冒険活劇、時代考証滅茶苦茶ですが、社会的には何の含みもないため、 アクション映画を純粋に見る!という楽しみがあります。 いやぁ~ ヒロインを演じたケリー・ヒューの美しいこと! ヴィジュアル的にも、アクション面でも十分に楽しめました。 「ハムナプトラ2」は映画館で見たのですが、このスコーピオン・キングを映画館で 見られなかったことが、非常に悔やまれます。 大きい画面で、じっくりと ザ・ロックが見たかったなぁ~ そうそう、余計というかミスキャストに感じたのは マイケル・クラーク・ダンカン。 なんか、乗り切れてないというか・・キャラ違いというか・・変でした。
2008.06.26
旅も終わり、ごくごく普通の生活に戻った訳で、いつも通りの映画感想・・いってみます。(笑) 2月に映画館で見た「ラスト、コーション」でワン・リーホンにトキメキ、衝動的に雑誌 まで買ってしまった~ 調べてみたら、過去に何本かの日本映画に出演していました。 以前、HYDEとGacktと共演した「ムーンチャイルド」は見たことがあるのですが、 映画のなかのワン・リーホンは微かに覚えている程度。 なので、今回はワン・リーホン主役級の映画を気合を入れて鑑賞しました。 真昼ノ星空 2004年 日本 監督 中川陽介 出演 鈴木京香、 ワン・リーホン ほか あらすじ ↓ 台湾人のリャンソン(ワン・リーホン)は、一仕事を終え、沖縄に身を潜めていた。 穏やかな沖縄での暮らしは孤独だったが、のどかでもあった。 土曜の夜にはきまって由起子(鈴木京香)がコインランドリーにやって来た。 彼女のどこか寂しげな横顔に惹かれていくリャンソンだったが・・・ 感想 ↓ 気合を入れて見るタイプの映画ではありません。 全編沖縄ロケでで撮り上げた作品なので、観光地的な沖縄というよりも、 そこで生活をしている人々の本来のBGM的な景色が、染みてくるような美しさです。 商店街の風景、異国的な雰囲気のある家屋、そして青い空は伸びやかでいて どこまでも続いているかのような大らかさが感じられます。 その中でリャンソンが由紀子と出会うコインランドリーは、どこにでもある ややボロっちいコインランドリーなのですが、 これが不思議、役者がよいとなぜ・・これほどまでにロマンチックに映るのでしょうね・・・ ところどころの、やや詩的なカメラワークは印象的で美しいものがありました。 ストーリー的にはたいしたことはありませんが、ワン・リーホンと鈴木京香の 醸し出す雰囲気がなかなか好印象で、鈴木京香の謎めいた不思議っぷりが美しかったです。 まったりとした中にも、なぜか心をくすぐる情感を感じられる~ そんな感覚の映画ではないかな・・ ま・・かなりの贔屓目ですが。ワン・リーホンはめちゃくちゃ素敵でした。 次は・・台湾に行きたいな。 絶対。 オマケ ヴィオリンもピアノもこなすマルチなワン・リーホン。 本当の音楽プロモは、こちら↓ you tube で見られます。 クリックするとyou tube にとびます →Wang Lee Hom「Forever Love」
2008.05.21
今週は、偶然にも武づいちゃってます。本日観た映画も たけしがらみ~ 関係ないですが、私の母方の祖父の名も武でした~♪ 「傷だらけの男たち」 2006年 香港 監督 アンドリュー・ラウ、アラン・マック 出演 トニー・レオン、金城 武 あらすじ ↓ 大ヒット作『インファナル・アフェア』シリーズを手がけたチームによる、 心に深い闇を抱えた男たちの人生を描いたヒューマンドラマ。 本作はディカプリオ主演でハリウッドでのリメイクも決定している話題作。 2003年のクリスマス、ポン(金城武)が凶悪犯を逮捕した晩に起こった出来事が きっかけで、ポンは刑事を辞める。3年後、酒浸りの私立探偵になっていたポンは 元上司のヘイ(トニー・レオン)の妻から、ある事件の調査をしてもらいたいと頼まれる・・・ 感想 ↓ 「インファナル~」シリーズの監督、スタッフというだけあって、哀愁を帯びた男たちの 描き方はさすが。 トニー・レオンは見ていて安心感がある演技力。今回はちょっと眉毛が目立つが・・ 眉毛書き書きかなぁ・・ お目当ての金城武君は・・やはり日本語を話しているより中国語を語っているほうが 様になっている。水を得た魚のように生き生きとしている。 日本語を含め、何ヶ国語をも操れる金城武くんには、演技力も満足感も要求される こういったグローバルなタイプの映画がお似合いだわ~やっぱり!! 酔っ払いの演技もなかなかだったし、鋭さと柔らかさを宿した瞳と、 きわめつけのあのエクボちゃんには・・説明は要らず!ただ見つめていたい~ もしも願いが叶うなら~「ジャンパー」になって~ 飛びこみたい~~。 絶対世界的な役者だね、彼は。こういう映画を見ると、納得できる~ ストーリーは、香港映画らしくスピーディな展開と話の進みが速いので、やはり メモ書きもしくは、フルに暗記力を働かせて見ないと・・乗り遅れるかも?しれませんが、 展開を読めても尚の面白さがある・・そこらへんが香港映画の醍醐味という感じ。 そして、アジアン流のやるせなさを感じるヒューマンな描写は、グッとくること間違いなしです。 トニー、武ファンにはたまらないと思えます。 あっ、そうそうスーチーもなかなか可愛らしかった。 しかしながら、これもハリウッドでリメイク!!!!がぁぁぁぁぁ~んんん もう、やめてくれよぉ~ そんなことぉ!! 「ディパーテッド」で 強烈に激怒った 私としては~ もう本当に勘弁という感じ~ せめて、スコセッシだけにはメガホンを握って欲しくないと~祈るのみ。
2008.04.04
まとめ買いしたDVDの1本。 レイフ・ファインズとケイト・ブランシェット共演なんて~ 個人的にはかなりお宝的映画 久々に観たけれど~ 満足・満足。 「オスカーとルシンダ」 1997年 アメリカ/オーストラリア 出演 レイフ・ファインズ、ケイト・ブランシェットほか あらすじ ↓ 英国の優れた文学に与えられるブッカー賞を受賞した、 ピーター・ケリーの原作を映画化。 プロテスタントの敬虔な信者オスカーは、牧師となり 赴任先のオーストラリア行きの船へ・・ そこへ偶然乗り合わせたのは、育ちも性別も異なるが ”ギャンブル”好きという不思議な糸で手繰り 寄せられたルシンダだった・・・感想 ↓ 子どもの頃、「横断歩道の白いところだけ スキップしながら渡りきったら・・良いことがある!」 みたいな ”幼い賭け”をしたことはないだろうか? そんなことをも思い出させる映画。 ジリアン・アームストロング 監督の映画は 以前、これまた大好きなマシュー・モディン主演の 「燃えつきるまで」を紹介したけれど、 ナイーブさを持つ男優を魅力的に映すのが、 非常にうまい。好みが似ている。絶対。 女性監督らしく、男性俳優に向けられた目線は、 根底に母性を感じる。 社会に適応できない脆さを持ったオスカー(レイフ) そして、母なる大地の雰囲気を持つ、まだまだ素朴 な感じのルシンダ(ケイト)、この二人が醸し出す 不思議な化学反応が・・・ この映画をものすごく良いものにしている。 ”人生は賭け”すべてを駆けるのなら・・ オスカー(レイフ)みたいな人に賭けたい。 って、今日はレビューになってないかも・・失礼。 かなりオススメです。 機会があったらこの映画に賭けてみてはどうでしょう?
2008.03.05
2月20日の日記、レイフ・ファインズ自らを語るを鑑賞したら、 むしょうにレイフ作品が見たくなり~ DVDを何本か大人買いした。(ビデオしかなかったもので・・) 「オネーギンの恋文」 1999年 イギリス 監督 マーサ・ファインズ(レイフの妹) 出演 レイフ・ファインズ、リヴ・タイラーほか あらすじ ↓ ロシアの文豪A・プーシキンの名作の映画化。 19世紀のロシア。 享楽的な生活の末、財産を使い果たしたオネーギンは、 虚飾に満ちた社交界に嫌気がさしていた。 そんなとき、田舎の伯父の地所を相続するため ペテルブルグを離れる。 そこで彼は、田舎娘のタチャーナと出会う。 タチャーナは都会的でどこか謎めいた雰囲気のあるオネーギンに 心惹かれ、その熱い思いを手紙にしたためるのだが・・・・ 感想 ↓ レイフは、なぜか悩める男系の役どころが多い。 心にしまいこんだ感情が、身体からは発せられてしまう というような演技や収まりきれずに飛び出して しまう心の声を奏でるのが上手だからだろう。 監督は、レイフの実妹。そして、美しい音楽を担当した マグナス・ファインズはレイフの実弟。 双子の弟のひとりジョセフ・ファインズも役者だし、 母親は小説家・・かなりアーティスティック 貴族系のレイフもちょこっと巻き毛だけど・・ 育ちがうかがえるような雰囲気が似合っていた。 やっぱり、目がイイ!!!目で語る役者だ!!! リヴ・タイラーのドレス姿も(ごっついけど) 美しく、迫力満点。 ハートに閉じ込めてしまった遅すぎた想い。 いつの世にも、恋愛において、タイミングが いかに大切か思い知らされるお話・・でした・・・ オススメです。ときには文豪もののレイフも これ・・よろし
2008.03.01
Gyao21日目。 以前観たことがあるが、もう一度じっくり鑑賞。 バスケットボール・ダイアリーズ 1995年 アメリカ 監督 スコット・カルヴァート 出演 レオナルド・ディカプリオ、マーク・ウォールバーグほか あらすじ ↓ ジム・キャロルの『マンハッタン少年日記』を映画化。 した作品。 マンハッタンのダウンタウン。 ミッション・スクールに通う4人の少年仲間は、 問題児ながらも、バスケットを愛しバスケットに夢中~ しかし、親友の死をきっかけに、引き返せない道へと 踏み出していく……。 感想 ↓ slender、sensitive だけど かなり sickな少年を ディカプリオが、まだまだあどけなさの残るお顔で好演。 子役のときからの天性の素質が十分にうかがえる。 ディカプリオ君が演じたジムの役柄は、 一説によると・・亡きリヴァー・フェニックスが 演じるのを切望していた役柄だそうだ。 この難しい役を演じきったディカプリオ君は、 すごいとしか言いようがない・・ ドラッグは、本当に人生を潰してしまう・・ 怖ろしいけれど、この現実はいつまでも 変わらないのだろうか? それなりに重い内容だけれど、考えさせられる お話で、おすすめできる。 3月1日までGyaOで放送している~ 興味のある方はどうぞ!!
2008.02.26
深夜、BS11で「レイフ・ファインズ自らを語る」 というアクターズスタジオでのインタビューを放送。 もちろん、永久保存版にいたしました~ 2006年に収録されたものですが、レイフは相変わらず素敵!! インタビューの中で、「好きな言葉は?」という問いに レイフは「ハート」と答えました。 「ハート」というと、思い出されるのがやっぱり この映画・・・私の一番好きな映画でもある 「イングリッシュ・ペイシェント/English Patient」 物語の中で、ハートにまつわる美しい台詞 がいくつか出てきます。 中でも心を捉えて離さないのは、 ネタばれになるかもなので、台詞反転表示↓ 「ハートは炎と燃える器官だから・・」 「毎晩、ハートを切り裂いた。でも・・朝になると元通り」 どこのシーンで語られるのかは、観てのお楽しみ! やっぱり素敵な言葉・・・ハート!
2008.02.22
BSで「モーターサイクル・ダイアリーズ」を鑑賞。 ガエル君主演ということもあり、かなりの期待度。 「モーターサイクル・ダイアリーズ」 2003年 イギリス/アメリカ 監督 ウォルター・サレス 出演 ガエル・ガルシア・ベルナル他 あらすじ ↓ 革命家チェ・ゲバラ (本名:エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ) の若き日の南米旅行の著作 『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』をもとに、 ロバート・レッドフォードらによって映画化。 医学生のエルネスト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は 親友アルベルト(ロドリコ・デ・ラ・セルナ)とともに 本でしか知らない南米大陸の縦断旅行に出る。 それは、1台の中古バイクにまたがる 金も計画も無い旅だった……。 Yahoo映画より抜粋 感想 ↓ 個人的に絶賛したい映画。 ガエル君の素っぽい魅力がいかんなく描き出されて いるし、革命家の若き頃の姿としては、ピッタリ。 前半は、ボロのバイクに友人とまたがり・・ 超貧乏旅のロード・ムービーという感じ。 見知らぬ南米大陸の美しき自然、景色に 旅の醍醐味を感じられる。 オンボロバイクと別れを告げたあたりから ロードムービーというよりも、エルネストの 精神の内なる旅という感覚に変わってきます。 エルネストが旅先で見、体感した現状、 そしてそれらから啓示を受け、自分の中の 何かが変わったという~部分と、 いにしえの頃、ゴータマ・シッダッタ(釈迦)が 修行の旅で目にした生老病死の四苦、無常感を痛烈に 感じ、自分の求めるものを知ったというところが、 私の中では精神のベースの部分で かなり通じる部分がありました。 釈迦は王族の出、エルネストも貧困の差が激しい 国では、医学部ということもあり、それなりの 階級の家庭。そういう部分でもダブリました。 釈迦はブッダへ・・エルネストは後に革命家へ・・ 進んだ道は違いますが~ 何かを変えたいと思えた現実は 同じだったのかもしれません。 内なるもの探しの旅 そういう言葉がピッタリの映画。 これは、かなり良い映画です。おすすめです。
2008.02.01
思い起こせば・・去年の夏に「インファナル・アフェア」を鑑賞し、 それから、約1週間後にレビューは書いていないが、 「インファナル・アフェアIII 終極無間」を見て、 これでいよいよ「ディパーテッド」を見るぞ~~ と思っていたところ、情報によると「ディパーテッド」は 「インファナル・アフェア」シリーズ3作分がまとめられた ような映画!だって言うじゃないですか!!! バタバタとしていて、中間の「インファナル・アフェアII」を なかなか見られずにいましたが、念願かなって本日無事鑑賞。 おお~これで、やっとこさ「ディパーテッド」も見られるぞ~ と思っていたらWowowで2月に放送されますね。 こりゃ、待った甲斐ありですね。 「インファナル・アフェアII 無間序曲」 2003年 香港 監督 アンドリュー・ラウ 出演 エディソン・チャン、ショーン・ユー他 あらすじ ↓ 『インファナル・アフェア』の第二章。 若き日のヤンとラウ、物語の鍵を握るウォン警部と マフィアのサムとの関係などを描いている。 感想 ↓ トニー・レオン大好きですが、本日第2章を見たら・・ 完璧にアンディ・ラウ(ラウ)の若かりし頃を 演じたエディソン・チャン様(←様よばわり・・完璧に 参った。)に始終トキメキナイトでございました。 ちなみに、エディソン・チャンをきちんと見たのはこれが 初めてでございます。 なんて、美しい方なのでしょう~ 陳冠希 エディソン・チャン 生年月日 1980.10.07 身長/体重 178cm/74kg 血液型 A 出身地 カナダ 出身校 香港国際学校 映画のほうはというと~ 3作を通して魅力的な雰囲気のある映画。 昔「ゴッドファーザー」パート1、パート2を見て 感動したように!! 闇社会で生きる男たちのドラマ、 哀れさ、そして残酷さ・・色々な部分で通ずるところが あるな・・などと思えました。 ↓この部分ネタバレ パチーノの花嫁がエンジンをかけたら 車がぁぁぁ~ なんとも辛いシーンもだぶりますね。 ラウが素はそこまで悪人ではないのに、 自分を拒絶され、徐々に善から離れていかざるを 得ない細やかな描写は、なかなか胸に迫るものが ありました。この部分も徐々に悪に慣れていく ゴッドファーザーのパチーノに通ずる部分があります。 なかなかシリーズものとしては、3作とも良い出来の 映画だと思いました。 そりゃ、1は最高でしたが、個人的にはこの2も3も かなり楽しめました。 好みの順番は、映画の順番通りという感覚ですが。 3は、やや内容が複雑なので(時間が過去に戻ったり すぐに現在に飛んだり) この2作目は、あまりそういうことに煩わされずに キラキラとした有望若手の好演を見られるので、 この部分でもかなり、得した気分。 サムは、とっちゃん坊や的な雰囲気のある役者 さんで、ちょっとお笑いも入ったような風貌ですが なかなかの説得力のある演技です。 1でなかなか味のあるサムの子分役を演じていた お茶目系な丸い人が2作目でも出てきてくれたのは ちょっとオマケ的で、嬉しいし~ アジアンな俳優さんたちの力量を感じられる作品 「インファナル・アフェア」シリーズ。 まだご覧になっていない方がいたら、全作どうぞ!
2008.01.29
いったいどうしたんだろう? 若い俳優さんが立て続けに亡くなってしまった。 ヒース・レジャーの急死の知らせには、 かなりショックです。 以下、ニュースより抜粋・・ ニューヨーク市警によると、レジャーは火曜午後、 マッサージの予約を入れていたという。 3時26分、自宅にマッサージ師が到着した際、 手伝いの者が呼びに行ったところ、死んでいるのが見つかった。 死因は薬物の摂取と関連している可能性がある。 オーストラリア生まれのレジャーは、 2005年の「ブローク・バック・マウンテン」 でアカデミー賞にノミネートされた。 同年、共演のミシェル・ウィリアムズと婚約し、 娘を儲けたが、昨年ふたりは婚約を解消している。 レジャーの出演作には、『チョコレート』『Rock You! 』 『パトリオット』などがあり、最近出演した『アイム・ノット・ゼア』 ではボブ・ディランのひとりを演じて話題になった。 今年、『バットマン ビギンズ』の続編 “The Dark Knight” にジョーカー役で出演する予定だった。 28歳という若さ・・ご冥福をお祈りします。
2008.01.23
私も知らなかったのだが、リンク先の☆もっちゃま☆さん の情報で調べてみたら・・・ [シネマトゥデイ映画ニュース]より・・ 映画『依頼人』でデビューしたブラッド・レンフロが ロサンゼルスの自宅で死亡した。25歳だった。 一緒にいた友人たちの話によると、レンフロは自宅でいびきを かいて寝ていたらしいが、その後呼吸が止まったため救急車を呼んだとのこと。 検死事務所はレンフロの死を認めているが死因などは発表されていない。 レンフロは酒気帯び運転で10日間の実刑判決を受け刑務所にも入所。 2006年にはヘロイン所持などでも逮捕され、 リハビリ施設に入所し立ち直ろうとしていた。 最近では、エイドリアン・ブロディ主演の「ジャケット」に出演していたほか、 ウィノナ・ライダー、ビリー・ボブ・ソーントンの新作 『ザ・インフォーマーズ』がクランクアップしたばかりだった。 まだまだ、若いのに、非常に残念ですね。 ご冥福をお祈りします。 以前レビューしたレンフロがらみの記事は ↓ 「ゴールデン・ボーイ」
2008.01.22
術後、最初に見たDVDはこちら・・・ 2メートル先からテレビの画面を見ましたが、 かなりクリアに見えました。 「愛の神 エロス」 2004年 アメリカ/イタリア/フランス/中国 監督 ウォン・カーウァイ、 スティーヴン・ソダーバーグ、 ミケランジェロ・アントニオーニ 出演 コン・リー、チャン・チェン他 あらすじ ↓ カンヌを制した3人の巨匠による3つの物語り。 『エロスの純愛』『エロスの悪戯』『エロスの誘惑』。 感想 ↓ 3作品の中では、やはりウォン・カーゥアイ作の 『エロスの純愛』が最高。「グリーン・デスティニー」の チャン・チェンが「ブエノスアイレス」以来、5年ぶりに 同監督作に再び登場。 チャン・チェンは、ひたむきに相手を慕うという 役柄にかなりはまるタイプの役者さんだ。 「ブエノス~」でもトニー・レオンを慕い、 「グリーン~」でもチャン・ツィイーを追っかけ、 時には相手を想い自ら引く姿~ これは、チャン・ツェンが好きな人なら たまらない作品でしょう。 しかし、いつも思うのだけれど、アジア系の 男優さんはどうしてあんなに、ツルっと感があるのでしょうね。 ゆで卵のようなプリっとした肌、特にチャン・チェンは 頭っから足先まで、ツルリ感があって、なのでエロスな部分も 純粋にいやらしい感じで、不潔感はまったくありません。 コン・リーのハンドパワーに開花され、無償な感覚で 彼女に恋するチャン・チェン、素敵です。 他の2作はというと、ロバート・ダウニー主演の作品は、 紙飛行機に夢をのせて飛び出そう! みたいな~ というかやや意味不明な作品。 ラストの作品は・・・裸族が海辺でイナバウアー そんな感じ~ 3監督によるエロスの描き方・・ところ変われば~ みたいな感覚で見ると面白いかもしれませんね。
2008.01.18
歴史ものに凝っているナターシャの依頼もあり、 昔の大河ドラマをレンタルしてみた。 DVD1本に4作、今回借りたのは1巻と2巻。 1回から8回までのエピソードを収録してある。 「独眼竜政宗 完全版」 1987年に放映されたNHK大河ドラマ。 完全版は1巻から13巻まで。 感想 ↓ 1987年・・ナターシャももちろん、生まれていない。 しかも、私もまだ結婚していない。(笑) 20年も前のドラマ・・ 映像はちょっと古いが、古き戦国の世を映し出すには なかなか趣きがあって、いい感じである。 DVDになっているものだからか、昔のものだからか、 初めて登場する人物の下に名前紹介のテロップが 出ない・・うぅ~ 覚えきるのに大変。 とりあえず、渡辺謙が出るまで見ようと思っていたら、 結局、8回目にやっと登場。 6時間近くぶっ通しで見てしまった計算になる。 ちなみにナターシャは、4回目まで見てゴーツーベッド。 謙が若い!!当たり前だ・・27歳頃の謙なんだから。 政宗に嫁いでくる愛姫の少女時代を、後藤久美子が・・ 成長した愛姫を 桜田淳子が・・・ なんとも時代を感じる。ゴクミはかなりの美少女ぶり。 私もこの大河は初めて見た。ちょっと驚いたのは、 政宗って、ずっと眼帯していたのかと思っていたが、 政宗役を演じた子役二人と謙は・・ 長時間、片目をつぶっての演技。 なかなかたいした心意気。 謙も素敵だが、西郷輝彦が好みかもしれない。(笑) 先は長し、頑張るぞぉ・・・・
2008.01.13
Wowowで観た映画のご紹介。 「ラッキーナンバー7」 2006年 アメリカ 監督 ポール・マクギガン 出演 ジョシュ・ハートネット他 あらすじ ↓ 友人を頼ってニューヨークにやってきた 青年が、ギャングの争いに巻き込まれる・・・ 感想 ネタバレなし↓ これは、ジョシュによる、ジョシュのためのジョシュの映画。 そういう感覚で観れば、とっても楽しめるでしょう。 監督はポール・マクギガン、名作と信じて疑わない 「アパートメント」を ハリウッド風、ハッピーリメイクヴァージョン として復活させてしまった人。 どうも、この人はゾクゾクする上質なサスペンスは 撮れない監督のようだ・・・ しかし、後味は悪くはない、先も読める展開だけれど ジョシュがキュートなので、全て許します! 甘いな、私・・いい男だと判断鈍るし・・ 結構、夢中になって、見ちゃったのは事実です。(笑)
2007.12.02
きっつぅ~と思わず叫びたくなる映画、 「キング 罪の王」を鑑賞。 2005年 アメリカ 監督 ジェームズ・マーシュ 出演 ガエル・ガルシア・ベルナル、 ウィリアム・ハート他 あらすじ ↓ 軍隊を除隊した青年エルビスは実の父親に 会いに行ったが、父親の態度はエルビスに対して 冷たいものだった・・・ 感想 ↓ 傲慢な父親、牧師という職業でありながら、 人を救うどころか、災いの種を撒く・・・ その父親に似ている優等生の息子、 そして父親に飲み込まれてしまう母親、 おとなしい娘。 ハンティングで絆を強める父親と息子、 しかし、獲物の後始末は娘。 ややネタバレあり↓ 牧師の娘がショッキングな狩りの後始末を しているシーンを観た時に、 結局、この映画の中で彼女は傲慢な父親の行為の 後始末を全て請け負ってしまっているように感じた。 エルビスは愛情を知らずに育った若者。 愛情を知らない青年にとっては、傷や痛みを 感知する能力はないのだろう。 エルビスが、彼女に近づいたのも、 思惑もあるだろうが、愛に飢えた故という部分 も少なからずも感じる。 ポーカフェイスなガエル君の演技力は なかなかたいしたもの。 見せてくれます、ガエル君。ガエル君への 満足度は高し。 多くのあらすじを読んでいると、復讐劇という 位置づけをされているものが多いが、 これは、どちらかというと・・・ どこまであなたは、許せますか?牧師さん? あなたの撒いた種でこんなことに・・・ 僕は、色々とやってみて、親の愛情を計って いる幼い子どもなんですから・・・ って感じのほうが近いだろう。 これは、お勧めです。 でも、結構きっつ~い ですよ。
2007.12.01
勝手に金城武週間ということで 今までなんとなく、スルーしていた作品を観た。 2000年香港制作の「ラベンダー」。 共演は、ケリー・チャン。 なぜ今まで観なかったのかは、映画開始後、瞬時に理解。 深層心理で、このベタな恋物語の予感を察知していた からに違いない。(笑) しかし、これは文句は言えない・・ だって、金城君は羽のはえたエンジェル なんですからぁ~ 主人公が天使・・の映画は「シティ・オブ・エンジェル」のニコラス、 「マイケル」のトラヴォルタ、「ドグマ」のマットなどなど・・ 色々とありますが、この武エンジェルは、 美しさで言ったら、ダントツでしょう。 ストーリーは、少女マンガを地でいくような、 かなり歯の浮く展開・・ あり得ない度、突っ込みどころ満載! しかし、いつものことですが、エヴェリシングOK。 金城君の魅力はいかんなく発揮されているし、 なんたって、髪の毛を後ろに2つにしばり 掃除する姿は・・「うちにも来てくれ~ダス○ン武!」 と叫ぶこと間違いなし! たとえ、家族が横で爆笑しようとも・・ 彼の魅力に陶酔することは、お約束。 個人的には、金城君のエクボに埋もれたい。 (意味不明) 若さ溢れる、浮世ばなれした金城君の表情、 チラリズムよろしいスリムなボディを、 見せられた日には、気分はゴーツーヘブン 天使は同行しませんが。(くっ、悔しい) 一言でいうと、優しい瞳、赦しのある姿勢で 見てほしい映画と言っておきましょうか・・・ オマケ・・ナターシャの感想・・ 凄いもの観てしまった。 しかも謎が残るストーリー。 関係ないが、いい男は白が似合う! やっぱり金城武は、アジアの宝石だ!
2007.11.11
久々に金城武出演の映画を観た! Wowowで、今さっき放送していた「ウインターソング」だ。 思い起こせば、初めて金城武にときめいたのは、 日本の単発テレビドラマ「聖夜の奇跡」で 宮沢りえと共演したとき。 そのときの衝撃はいまだに忘れられない。 この切れ長の瞳、端正な顔だち!この人は、一体誰ぇ~~~~! 流し目ひとつで、速攻しもべ状態!! その後、金城武だということを知り、「恋する惑星」 を観て、完璧に彼の虜に・・ まあ、そんな思いも懐かしく、そのときから、既に 10年以上経った後の武の映画は、どうだったかと 言うと・・・・・・・・ ウインターソング 2005年 香港 監督 ピーター・チャン あらすじ&感想 ↓ 10年前、恋人同士だったリン(金城)とスンは、 お互い俳優になった後、映画で共演し再会。 映画の半分くらいは、チャイニーズミュージカル。 なんだか、場末の匂いが漂うような街を舞台に サーカス団の団員が歌ったり、踊ったり。 歌と踊りは、やや不思議。 (ちょっと昭和エレジーみたいな雰囲気も~) しかし、金城武が歌っているので、儲けた気分。 これが、結構うまい!! が・・しかし、映画シーンと現実シーンと 回想シーンを混ぜこぜにしているため、 すべてが中途半端な感じも・・・ 回想シーンの金城君の髪型も、かなりダサッ! とってつけた感がアリアリ。 姉歯のヅラとまでは、いかないが、ちょっとねぇ~ みたいな感じ。 一番いけているのは、やはり現実、現在の金城武の 部分、演技的にも美しさもこのときが一番素敵。 映画の撮影時の衣装を着た金城君も素敵でしたが、 コートをはおり、プールにザブン・・な姿には さすがに、ブルッとくるほど美しかった。 注・・いい男とは水にぬれ易い。 (若かりし頃のディカプリオもいつも濡れていた。 例「ロミオとジュリエット」「タイタニック」) ミュージカル部分は、ジャッキー・チェンと1文字違いの ジャッキー・チュン(映画を撮影する監督役) 子どもがたちがツボにはまり笑う・・ しかも、顔も何気に似ているので・・ 親戚もしくは、息子かと思ったけれど、ファーストネームが 同じじゃあ、関係ないか~と遅ればせながら気づく。 調べてみたらもとは、この方シンガー出身。 なので、歌はうまい・・ミュージカル部分はこの人が すべて、かっさらった~感あり。 なので、純粋に金城武に酔いたい&彼をファーストポジション に持って行きたい人には・・物足りなさも残る。 焦点がボケ気味な、中国系ミュージカルで 紐解くトライアングルラブ。という感じでしょうか~ でも、まあ、いいかぁ~金城武が素敵だったから! ↑結局これかい!最後まで読んでくれた方、 申し訳ないです。はい。 リビングに7年ほど前から鎮座している 金城武のジオスのポスター。 このポスター欲しさに、ジオスに通った過去あり!(マジです)↓ NO●Aじゃなくって、良かった~
2007.11.08
26日の日記で紹介した映画In den Tag hinein /官能 に出演していたヒロキ・マノ。 彼のことが気になって、気になって仕方がない。 昨夜、GyaOで「官能」をもう一度鑑賞してしまったほど。 なにしろ、情報が少ないので、今どんな活躍をしているのか 掴めないところが辛い。 検索すること、3時間・・なんとか、インタビュー時の映像を 発見。主役のザビーネ・ティモテオの横で笑顔交じりに ちょっとシャイな雰囲気を醸し出しているのが、 Hiroki Mano君です~ チェック ↓ です。 本当に素敵!!!! フィルムフェスティバル時のインタビュー映像 それと、こちらは、本職のフォトグラファーである と思われる、ヒロキ・マノ君が撮影した写真。 どうやら、やはりドイツで活躍しているみたいですね。 こちらは、舞台を撮影した彼の写真↓ ベルリンでの舞台の写真集 しかし・・あれほど雰囲気のある人なのに・・ 情報すくないなぁ・・・辛いところだよん!
2007.10.30
数年ぶりに「エデンの東」を 昨夜、BSで鑑賞した。 監督は、エリア・カザン。 エリア・カザンといえば、1950年頃アメリカを吹き荒れた マッカーシー旋風(赤狩り)の時に、疑いをかけられた 自分の身を守るために、友人を売った密告者として、 その後の長い年月、色々な場所でスカンを食らった 痛い監督である。 1998年のアカデミー賞、名誉賞を受賞した時も リチャード・ドレイファスら多くの俳優は、 カザンの受賞に沈黙の抗議をしていた。 ライブ映像を見ていた私は、50年近く経っていても 密告者は、永遠に密告者なのだな・・ と、彼らの態度を見て痛切に感じたものだ。 しかし、そのカザンも映画を産み出すという点では、 素晴らしいものを創っている。 「波止場」「欲望という名の電車」「草原の輝き」etc~ 密告者と言われたカザンは、ジェームス・ディーンに 周りから外されているという疎外感を投影した のだろうか・・・父親から愛されていないという思い。 常に疎外感を感じ、愛して欲しいと渇望する様子。 頭の先からつま先まで魅力的な ジェームス・ディーンは、後光が射しているかの ような美しさだ。今頃は天使になっているはず! そういう微笑みだわ・・・・ もう、これからもこんな俳優は現れないだろう・・ 昔買った、ジミーの写真集を探してこよう・・・
2007.10.11
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