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楽しみにしてます! (2009年04月05日 19時48分45秒)
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2009年04月05日
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カテゴリ: 楽天イーグルス


二 高須
遊 渡辺直
中 鉄平
一 セギノール
三 中村紀
指 山崎武
左 礒部
右 横川
捕 藤井
投 ラズナー


 試合回顧

 5時間に渡る熱戦を制し、望外の開幕3連勝を飾った一戦だが、手放しに喜ぶことが出来ない内容となってしまった。

 先発は来日初登板期待の新助っ人ラズナーだったが、今後に向けて大きな不安材料を残した。

 立ち上がりは高低の制球こそアバウトだったものの、内外にしっかり投げ分け、上々の投球を見せていた。だが(球筋に目が慣れた)二巡目となった4回、ファイターズ打線に一気に攻略を許した。
 この原因は何か。それは07シーズンまでの青山浩二と全く同じ理由だと考えられる。端的に述べると、空振りを奪えるボールが無いこととストライクゾーンを広く使うことが出来ないということだ。
 もっと詳しく説明すると、ラズナーが今日投げていた球種はストレート、カットボール、カーブ、チェンジアップの4種類だったが、 打者に意識付けの出来るボールとペアとなる球種の組み合わせが無い のだ。

 ラズナーは投球の大半が真っ直ぐかカットボールであり、右打者に対する攻めは外角にその二種類のボールを投げ込むこと。つまり彼には対となる内角を攻めるボールが無い。もしも彼がシュートあるいはツーシームを操る投手であれば、今日のような結果にはならなかったはずなのだ。

 以前にも書いたが、投球の組み立てはペアとなる球種があってこそ幅が広がるもの。スライダー・カットボールにはシュートやツーシーム。速い真っ直ぐには意識していないと対応出来ない落ちるボールのフォーク・チェンジアップという風に。


 野村監督曰く打者は詰まらされると自身が負けたという印象を強く抱く為、次の打席から潜在的・顕在的に内角を意識してしまう。監督はこれを「詰まりの恥辱」と呼び、これを生かした配球を捕手に指示する。ペアとなる球種があることによってお互いの効果が倍増するからだ。

 ラズナーは一応チェンジアップを投げていたようだが、変化量、キレ共に乏しく真っ直ぐを待ちながらでも充分対応可能な程度のものでしかなかった。150キロを超えるような真っ直ぐがあれば別だが、これではいくらコントロールが良くても投球は苦しくなる。しかしそうと分かっていてもすぐに球種を増やせるわけではないので、今後は彼の良質なカーブをいかに捕手が生かして配球を組み立てられるかにかかってくるのではないかと思う。

 それから今日の気になった配球について。4回の小谷野に対する藤井の組み立てには首を捻った。
 2点リードで1死満塁。小谷野の長打力を考えればセオリーは外角主体の組み立てだ。しかし藤井は初球・2球目共に内角の真っ直ぐを要求して2-0と追い込むと外に1球外し、4球目にまたも内角の真っ直ぐを要求して同点タイムリーを浴びた。

 外角主体がセオリーと書いたが、初球の内角には納得がいく。それは小谷野が第一打席で外の真っ直ぐを狙い撃ちしてきたことを考慮し、満塁での外角攻めはセオリー通り過ぎてかえって狙われる危険性があったからだ。
 だがその後の内角攻めには疑問が残る。小谷野は内角が弱いというデータがあったのかもしれないが、初球・2球目共に内角の真っ直ぐに手を出してきた以上小谷野が内角を意識していること、バッテリー心理を読んで外角にヤマを張る、ということはしていないのが分かったはずだ。

 先に述べたようにラズナーの持つ球種ではリードが難しいのは分かるが、もう少し工夫のしようがあったのではないだろうか。無傷の3連勝を飾ったものの、バッテリーには課題と反省材料の残る一戦であった。

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最終更新日  2009年04月05日 19時49分38秒
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はじめまして  
あき さん

Re:ラズナーが抱える重大な欠陥 対日本ハムファイターズ 3回戦 ビジター(04/05)  
ichinao0717  さん
何かクセがあるのかと思いましたが、球種の少なさによる単調な配球を読まれていたんですね。 (2009年04月05日 20時52分57秒)

Re:はじめまして(04/05)  
野村克ん也  さん
あきさん

 はじめまして。コメントありがとうございます。

>昨年から、こちらのブログ読ませていただいてます。
>
>試合のあった日は毎回見させていただくので、
>
>これからも素晴らしいブログ続けてください!!
>
>楽しみにしてます!

 そう言っていただけると集中して観戦し、分析する甲斐があります。

 開幕直後ということで連日更新していますが、この後は少しペースダウンするかもしれませんのでご了承下さい(^。^ゞ
(2009年04月06日 18時38分35秒)

Re[1]:ラズナーが抱える重大な欠陥 対日本ハムファイターズ 3回戦 ビジター(04/05)  
野村克ん也  さん
ichinao0717さん

 コメントありがとうございます。

>何かクセがあるのかと思いましたが、球種の少なさによる単調な配球を読まれていたんですね。

 攻め方が偏るというのはある意味「クセ」と言えるかもしれません。
 それからランナーを出してセットポジションになると制球が甘くなる傾向があるのかもしれないですね。
(2009年04月06日 18時40分17秒)

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