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2009年07月19日
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カテゴリ: 楽天イーグルス


左 リンデン
遊 渡辺直
中 鉄平
指 山崎武
二 草野
一 セギノール
三 中村紀
右 中村真
捕 中谷
投 岩隈



 試合回顧

 両チーム合計29安打の乱打戦をサヨナラで制し、貴重な勝利を手に入れた。

 投手陣は6投手で被安打13、四死球9と課題だらけだが、今日は目を瞑ることにしよう。

 今回取り上げたいのは2点。まずは中谷の岩隈に対する配球だ。今日の岩隈は今シーズンのこれまで同様、本調子には程遠い内容であった。とりわけ真っ直ぐの制球に苦しみ、それによって投球の幅が非常に狭くなっていた。

 そんな中、中谷は苦心のリードを続けていた。まず、岩隈本来の投球とはノビのある真っ直ぐとフォークのペア、そしてスライダー・シュートの横の変化のペアで打者を幻惑するというものだ。
 しかし、今日は真っ直ぐが走らない上に全く構えたところに来ないという状態。そうなると、フォークの効果も当然薄れてしまう。ノビがあり、低めにしっかりと決まる真っ直ぐを意識させてこそ、フォークは活きる。逆もまたしかりだ。つまり、真っ直ぐが良くないことによって、普段二つあるペアが今日は1つになってしまったということだ。

 中谷はそれをしっかり理解した上で、普段(藤井とのバッテリー)よりもシュートの割合を増やし、悪いながらも何とか投球を組み立てようと試みていた。良い時の配球を引きずり、フォークに頼った組み立てをしてしまっては、自分が藤井に代わってマスクを被った意味が無い、ということを彼はしっかりと自覚していたのではないかと思う。はっきり言って今日の岩隈の出来では誰がマスクを被ろうと失点は免れない。そんな中で中谷が見せたシュート(横の変化)中心の配球は完璧ではないにしろ、その日の状態に見合ったものであったと思う。今後どうなっていくかは定かではないが、出来ることならば、次回も中谷と組ませてもらいたい。

 続いて2点目はセギノールのバッティングについて。今日試合を見ていて感じたのは「打席での立ち位置」の変化だった。これまでよりも幾分ベースから離れた位置に立っているように見受けられた。錯覚でなければ、これは英断だと思う。
 これまでの彼は苦手である内角を厳しく攻められ、ボールになる変化球で打ち取られることが非常に多かった。だが、立ち位置を変えたことによって、これまで打ちに行かざるをえなかった胸元の速球が、「見逃せばボール」になった。こうなれば内角攻めの呪縛から開放され、長いリーチを活かした低めや外角球打ちが体現出来るようになるのではないだろうか。内角高めが弱点であることに変わりはないが、少なくともボール半分から1個分は余裕が出来たはず。優勝を争う為にはセギノールの爆発は欠かせないだけに、今後の復調に大きく期待したいと思う。


 (打ったリンデンは立派だが、最後は相手の捕手に助けられた)


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最終更新日  2009年07月19日 19時08分04秒
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