素人のんびり株式投資日記

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2014年06月06日

偉大なる西部

(1)

カテゴリ：社会問題

本日の日経平均株価は、前日比２円安の15,077円でした。

３月７日の戻り高値15,274円を超えられるか、ですね。

さて、「偉大なる西部」という映画がありました。
西部劇にしては珍しく、主人公は銃を持たずに、地域で２派に分かれた争いの解決に
向かいます。
「銃を持たない人間を撃てば死刑」という法と、「銃を持たないものを撃つのはひきょう者」
という倫理観の下、主人公は殴り合いはするものの、銃撃戦は行いません。
一派の首領の息子が主人公を撃とうとするものの、その父親が息子を撃ち殺すという事態

法と言うよりは、矜持と言った方がよいのかも知れません。

古来戦場では、一発の銃声で大戦争へと突入したことが珍しくありません。
対峙する戦線では、いつ相手が撃ってくるかわからない状況であり、この状況が続けば、
緊張に耐えかねた兵士が発砲、ということが起こるのでしょう。

一方で自衛隊は、相手が撃たない限り自分達は撃てないという決まりがあり、これは世界
常識になっているようです。
中国軍が自衛隊機に照準を合わせたのも、それがわかっているからでしょう。仮に相手が
米軍であれば、即座に反撃されますから、安易にはできないでしょう。

つまり、自衛隊に対峙する相手は、「相手は、こちらから撃たない限り撃ってこない」という
状況にあり、また、先に撃てない相手に先制攻撃することは、「フェアではない」という意識
も働くのではないでしょうか。

これが、集団的自衛権が発動できるようになったらどうなるか？
「自分が撃たない限り、相手は撃ってこない」という前提が崩れますから、今までのようには
いかないでしょう。

必要最小限の武装は必要だが、決して自分からは攻撃しない。
これが、日本が戦争に巻き込まれないための最良の策だと思います。

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最終更新日 2014年06月06日 19時00分19秒
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Re:偉大なる西部(06/06)

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