ハイパーのんちゃんの愛すべきものたち

ハイパーのんちゃんの愛すべきものたち

2005.11.13
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実家からすぐ近くの家を見に行った。
と言っても、父の名義の家だけど。

一度売りに出して、その後借家物件としていた。

数年前、売却が決まり追い出すように急いで引越しを言い渡され、こちらの準備も整わないまま無理やり入り込んできたNさん一家。
仲介した不動産業者もいい加減で、うちに不利な条件ばかりを提示し、Nさんの要望ばかりを提示してきた。

同市内にそこの4倍くらいの土地を買い、家を建ててたところだった。
全てが整わないうちに追い出されるように引越しを余儀なくされた。
そのおかげで、お金に換算できない父の宝物がそのときの業者の誰かに盗まれた。
父は某有名自動車メーカーのレースメカニック、テストドライバーの仕事をしていた。

30年以上の思い出も詰まっていた。
バタバタしたドサクサに、不動産業者が「手伝い」として連れてきた誰かにやられたのだ。
車好きの人が見たら、価値がわかるものだから多分見た瞬間から狙われてたんだと思う。

その他、いい加減な対応は続いた。

強引な入居後、ローンの承認がおりず、Nさんは購入ができなくなってしまった。
「購入」を前提に、増築(と言ってもいい加減な工事)やら、家中にTVの配線を通すため壁に穴を開けていた。
ローンが組めなかった時点で、「賃貸契約」を申し出てきた。
仲介している不動産業者も言葉巧みに両親を説得した。
仕方なく、賃貸契約を結んだ途端、増改築の費用を大家であるうちに出させようとしたり、常識を外れるようなことばかりしてた。
その上、Nさん一家はバッタ屋さんのような仕事をしていたらしくて大きなことばっかり言ってるし、ものすごくいい加減な印象しかなかった。
持病を抱えたご家族がいたことで、いきなり追い出せないということから、賃貸契約にスライドさせたのに、難病指定で国から障害者認定を受けているそうだけど、それも「もらえるものはもらう」という姿勢がさせてる感じで、同情の気にもなれなかった。

仲介不動産は管理もしていたので、家賃の支払遅延があると立替たりとリスクを背負っていた。
でも、両親はそれ以上の負担を強いられた。

我が家は決して、「投資」などのつもりで2軒家を所有してるわけじゃない。
簡単に言えば、不動産売買に失敗したのだ。
付き合いのある不動産業者なので両親は、告訴こそしてないけど、私だったらするね。


それを仲介してる賃貸担当の社員の女性の仕事の仕方に問題がありすぎたんだけどね。
千葉の田舎だから、クビにならずにいるけど、ちょっとそれでお給料もらえるんだ~ってのんはびっくりしていた。
直近の入居者も問題があって、それも勝手に話を進めてしまった。
その入居者、多分しっかり「大家さんの入居審査」できたら、入居はお断りできたのにって思う。
その人、もめた挙句、黙って出て行った。一ヶ月前の申し出もなしに。
しかも、管理してる担当者が別の物件を斡旋したんだから、その会社の姿勢を疑う。
その女性社員、うちに恨みでもあるのかなって思うくらい。
勝手に、家賃を値下げしてしまったり、条件をかえてしまったり、完全委託物件じゃないのに・・・。
その女性社員、母の知人が借家を探していて経済的には余裕があるんだけどリタイヤした老夫婦の二人暮らしだと言うことから、なかなか貸してもらえず探していて、もしうちが空いているとその時すぐに知らせてもらえてたらお貸しすることも出来たのに、その当時の入居者がもういないことを黙ってたばっかりにそれもできず、その上、紹介した物件が雨が降ると家の周りが大きなみずたまりになってしまうような年寄りには向かないひどい物件だったらしい。
その時はさすがに、母は逆上して怒鳴り込んで行った。
私も、母の顔をも潰してくれたその女性社員を殴ってやりたい気持ちだった。
ちょうどその頃、実家に行く用があって、私も連れ立って不動産会社に行き話し合いをしたことがあった。
バカばっかりのその会社、早く縁を切りたいと思った。

実家のある街は開発途上の田舎町だから、都内のように大家さん業で食べていけるようなところではない。

きょうだい全員が両親の苦労を見て、かつ下の子たちは横浜から引っ越して幼い頃から慣れ親しんでるこの街の最初の家だから思い入れがある。
高校まで横浜だった私とは思い入れの深さは違うと思う。
だから、また変な人の手に渡るのは嫌でたまらないらしい。
けれど、住宅ローンはまだ残ってるので、そのためにも入居者があったほうが良い。
それで、のんが住むということが持ち上がったのだ。

都内の今の彼のマンションは古いし、狭いので引越しを検討していた。
でも、外国人の彼は日本人のそれとは同じようには行かない。
イラン人の夫を持つ奥さん方はそれをよく知ってると思う。

なので、ゆくゆくは都内に家を買う予定だけど、それはもう少し先。
彼も、何度も往来して慣れた場所なのでOKを出してくれている。
お互い、都内で仕事をしているのでまだすぐの話じゃないけど、計画してしている。

日曜日は通常勤務の彼なんだけど、暇だったからと早退して思いがけず実家まで私を迎えに来てくれた。
そして、一緒に家を見に行くことが出来た。
彼は「どうせ住むんだからいつ見に行ったって同じ」とこのところ暇が出来たら一緒に家を見に行ってとのんが何度も言ってたけど、マイペースだったのが、思いがけず願いが叶った。

家の中に入って、一部屋一部屋見て回る。
のんにとっては久しぶりの家。
横浜から引越しした、15年ほど前に建てたけど、床の間のある和室以外フローリングなので綺麗だった。
賃貸で入居してたどなたかが壁紙を張り替えて安っぽい壁紙になってたけど、薔薇の花模様でまあいいかって感じだったし。
一部は我が家が澄んでた頃の壁紙も残ってた。
バブル崩壊の頃に建てたので、いい素材を使ってる(笑)。

彼も気に入ってくれた。
この先、この広い家に二人で住む日が来るのかな?

一緒に来てくれた母と妹が澱んだ気に取り囲まれていたこの家が変わったと言ってくれた。
のんは、浄化されるよう心の中で念じた。
エネルギーが高次な彼が訪れたこと、気に入ったことでこの家も本来もつエネルギーを復活できたのかも。

家なんて、住む人で決まるから。

東京に戻るとき、めずらしくものすごい渋滞に巻き込まれたんだけど、穏やかな心だった。

あれほど、受け入れられなかった実家のあるあの街。
彼の存在は私のあらゆるマイナスをプラスに変えてくれている。

愛の溢れる家にして行こう。







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Last updated  2005.11.14 21:28:31
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i+ @ こんにちは 地震、凄かったですよね。 横浜の自宅に…
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