~講談社ノベルス、 2003
年~
戯言シリーズ第5作です。
当時、「ぼく」のアパートにやってきていた春日さんと、哀川さんの助言で同行することとなった一姫さんとともに、「ぼく」は助教授の研究室を訪ねます。
そこには、すでに面識のあった匂宮理澄さんがいました。名探偵の人格の理澄、殺人鬼の人格の出夢、2人で1つの体という匂宮兄妹の存在に構える「ぼく」ですが…。
はたして、研究室では凄惨な殺人事件が起こります。
唯一生き残った「ぼく」がとる行動とは…。
といった物語です。
完結編『ネコソギラジカル』を前に、世界観が次々と明らかになっていきます。
匂宮兄妹のキャラクタを活かして、カバーにも工夫が凝らされていて素敵です。
本作で印象的だったのは、「ぼく」の隣人、みいこさんの活躍です。これまでの作品でも素敵なキャラクタでしたが、今回は特にかっこいいですね。
事件の謎も、謎解きも興味深く、安心して読めるシリーズです。
(2026.02.18 再読 )
・な行の作家一覧へ 西尾維新『零崎双識の人間試験』 2026.05.03
西尾維新『ネコソギラジカル(下)青色サ… 2026.05.02
西尾維新『ネコソギラジカル(中)赤き制… 2026.04.29
Keyword Search
Comments