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そう思ってもあがきたくなることもある
以前友人が手術をするお話をしました
先日その結果を沖縄で聞きました
考えていたケースの中で悪い方から数えて2番目くらいの結果だった
彼女はまだ26で
去年11月に入籍して
今年4月には沖縄でお式
そういう予定だった
彼女の摘出したものから癌細胞がみつかった
手術前からの病状を聞いてるとあたしの頭で
それは悪性だと過る
この仕事をしていなければ
『抗がん剤治療』は予防的にするんだと信じられる
でもあたしは医療職でそれなりの知識と経験があって
彼女のつたない説明だけでも容易に気付いてしまう
かなりやっかいだ
1週間の抗がん剤投与
2週間休んでというクールを3回する
その間に彼女の毛髪は抜けて行くし
副作用もかなりきついものが予想される
でも必ず打ち勝ってほしい
もし勝つことができるなら
これからの半年足らずは長い人生と言うスパンで考えると
ほんのちょっと
2回シーズンを超すだけだ
完治すればこの話はやっと他のみんなにもできる
気がかりなのは『予後が良くない=一年持つかどうか』という部類に入る場所の癌であること
そこまでのレベルには至っていないとは思うけど
心配で仕方がない
あたしは彼女に何ができるのかはわからないけど
とにかく祈る
祈るしかない
どうしてそんなに若くして抗がん剤なんて投与されないといけないのか
あんなものと縁が無く過ごしている若い人はたくさんいるのに
なぜ彼女がそうなるのか
どうか神様に嫌われて『もっと現世でがんばりなさい』と言われて欲しい
あたしの中で若くして逝く人たちは
神様に愛された人たちです