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うまく言葉に表すことができないかもしれないですが、書きます。 ちょうど一週間前、ゆうちゃんの手術がありました。 局所麻酔を最大量使用し、手術は2時間に及びました。 5時間ほど院内のベッドで静養した後、手術結果を聞きました。 ゆうちゃんは手術前からずっと「結果を聞いたら、どっちにしても (あってもなくても)泣きたい。泣く。」を宣言していました。 ベッドでただじっとしている時間はいつも以上に長く感じられ、本人 いわく緊張と手術時間が長かったことでの悲壮感(すぐに見つかれば 早く終わるから)でいっぱいでした。 結果は、左右で24ヶ所も探していただいたそうですが、 残念ながら精子は見つかりませんでした。 その後手術の概要や内部の写真、薬の説明などを受けました。 告知する側の先生もなんとも言いにくそうで、厳しい現実を伝える のも辛いだろうなと思いました。当然一番辛いのは本人なのですが。 先生の「ご本人もずっと悩んで苦しんでこられたと思いますから…」 という言葉に少しウッときましたが、涙は出ませんでした。 泣く宣言していたゆうちゃんも、泣いてはいませんでした。 呆然として何も耳に入っていなかったそうです。 最後に「何か質問等ありますか?」と問われ、 「いえ、ありがとうございました。」と頭を下げたゆうちゃん。 我が夫ながら立派だと思いました。 翌日傷を診てもらうため、また万一夜に急変した時のために、 その日は病院近くの宿に泊まりました。 何度も「ごめん…」を繰り返すゆうちゃん。 それが辛くて、「今度謝ったら罰金とるよ?!500円!」などと ふざけて言ったりしましたが、何の効果もありませんでした。 「うさこはお母さんになるのが夢だったんでしょ?本当ごめん…」と。 それは、結婚式の時の思いがけない母からのスピーチでの言葉でした。 私が小さい頃「大きくなったら何になりたい?」と聞かれ、 「私は早く結婚してお母さんになりたい!」と言ったそうなんです。 全く覚えがないのですが。。 本人は何も悪くないんだから、何も謝ることはない。 今は早く傷が治ることを祈るのみです。 その夜兄から電話があり、なんともビックリ!衝撃を受けました。 手術を受けたこの日に、私の実家(祖母宅)に空き巣が入ったとのこと。 庭の窓が割られ、玄関の鍵と勝手口のドアノブが壊されました。 ですが引っ越したばかりで特に2階はごちゃごちゃ。 それが余計に荒らされていたそうです。 何も盗むものがなくて苛立ったのか、祖父の遺影の額が割られたり、 叙勲の表彰状が切り刻まれていたそう。本当にひどい! もちろんゆうちゃんが一番だけど、実家のことも気になったので、 翌日診察の待ち時間に母に電話をかけ、結果も報告しました。 母は驚いた様子でした。私も正直驚いていました。 和尚さんに言われたことを実践したから、きっと大丈夫だと。 そんなつもりはなかったけれど、母と話していたら涙がツーッと 頬を伝いました。 一番泣きたいのはゆうちゃんだから、私は気を張って抑えていました。 だけど、ちょっと気が緩めばいつでも泣ける状態だったのかな。 私達は、第三者の凍結精子を使用しての体外受精は希望していないので、 ひとまずこれで(永遠に?!)治療は終了となりました。 こうして手術の翌日、帰宅しました。 簡単に食事を済ませ、安静のため横になったゆうちゃんは、私を呼び寄せ 再度謝りました。 『ごめん』って言ったらスッキリする?しないでしょ? だからもう謝らないで。何も悪くないんだから。誰も悪くない。 次第にゆうちゃんの目がジワッと潤み、涙が両側に流れました。 「うさこはこんな良い子なのに…ごめん」と。ヘッ?!私?! 私は良い子なんかじゃないよ。邪念もある。 ゆうちゃんが泣いたの初めて見た。 私が泣くといつもゆうちゃんがしてくれるように、ティッシュを手渡した。 フフッとごまかして笑っていたけれど、私もついにもらい泣きしました。 二人して「チーン!」と鼻をかんで(チーンって表現古い?(笑) 最後は「ありがとう」って言ってくれました。 これで全てが終わったわけじゃない。 以前ネットで見た話をゆうちゃんにも伝えました。 同じく子宝を望む無精子症のご夫婦が、毎日明るく前向きに、希望を持って 過ごし、今あることに感謝をして、それをを言葉にも出して笑顔で暮らして いたところ、どのくらいの月日が経ったのかはわかりませんが、見事に自然 妊娠をしたとのこと。 心の在り方次第で奇跡も起こるんだって。 医学の力でダメだったら、奇跡を起こすしかないよね。 見返りを求めず、まずは毎日を楽しく幸せに感謝して過ごしていきたいなと。 仕事は土日と静養し、月曜日休みをとっていたのですが、激痛に襲われて 立ち上がることも困難になり、水曜日までお休みをいただきました。 術後2日ほどは痛み止めの座薬が効いていたのか、いくらか動いたり座る こともできたのですが、それから下腹部と腰の激痛との長い闘いに。 夜中に全身痙攣したり、痛みに苦しむ姿を見るのはとても痛々しかった。 代わってあげたいけれど当然できないので、寝たままの状態でヨーグルト等 を食べさせることしかできませんでした。 こんなに痛い思いをしてまで手術を受けてくれたゆうちゃんを尊敬するし、 本当に感謝しています。 今回は残念な結果に終わったけれど、ゆうちゃんも「できることをやろう」 とサプリを摂ったりツボ刺激したり(自己流)と張り切っています。 お互い前よりも愛情が大きくなったような気がします。 このままずっと仲良くやっていけたらいいなと思っています。 まずは旅行を楽しみに! 行ってみたいところが沢山あるし♪ 見守ってくださった皆様にも心から感謝しています。 本当にありがとうございます。 そして、今後ともどうぞよろしくお願いします。 去年のパパとセットでいい感じ~♪ 実際に購入したのは、 CDS-R さん。 イッタラ・アラビア商品5,250円以上購入でいただけるオマケ “TAIKA”のミニチュアマグが欲しかったので~ 私のところには赤フクロウさんが届きました♪ 正面とややサイドから撮影 その他、送料&オマケ調整でイエロー購入です。 |
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