有明の詩(ありあけのうた)

有明の詩(ありあけのうた)

2004/07/26
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カテゴリ: 心の天空図







 夏の夜空を君とふたりで見上げれば

 星がたくさん浮かんでいるね

 眺めれば眺めるほど

 輝きはふえてゆくよ

 ちょうど

 僕が君を想う気持ちとおんなじだね

 見つめれば見つめるほど

 君は



 ・・・




 なんて言ってみようかな

 それともよく知らないけど彦星と織姫の話をしようかな

 宇宙のお話で夢中だ

 いやいや君に夢中さ

 なんて言っても嫌われないよね

 ・・・


 僕は知っているふりをして星や星座の名前を君に教え

 君は知らないふりをして僕の話しをほほ笑みながら

 ただ聞いている

 ・・・




 ふたりでいたいよね


 と

 言葉またたくように君に話す僕は

 やわらかそうな君の肩に僕のこの腕をまわそうとしている





 僕のその腕も居場所を探すように

 たどたどしく迷っている






 ああ・・・ 










                          ☆





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Last updated  2006/01/12 10:26:49 PM
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