有明の詩(ありあけのうた)

有明の詩(ありあけのうた)

2004/09/28
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カテゴリ: お月見ぽえむ















運命の十字架を背負わされた新月は
星星も輝かない暗黒の夜空に
その姿見せることなく光を失い迷い苦しみながら
悲しみの西に沈んでいった
その月を知る人々は皆
その幸せを儚んだ



一日一日と時と刻み積み重ね
切なくも美しい弧を描きながら
暗い運命を輝く愛に変えてゆくように
光を取り戻してゆく
その月に魅せられた者たちは皆
その幸せを願い祈った


やがて
悲しみをを微笑みに変えて
光満ちる満月となって
喜びの東より昇る時
その月を望む人々は皆
その幸せを
喜び合った



天空より輝き照らすその姿は
喜びと微笑みに溢れている
その月を仰ぐものたちは皆
優しさに包まれた

そして
人々は皆
感謝をした
その月の幸せに





























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Last updated  2006/01/12 10:43:49 PM
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