有明の詩(ありあけのうた)

有明の詩(ありあけのうた)

2005/10/13
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カテゴリ: 心の天空図






 心の古傷が痛みだす

 愛しいあの娘(こ)と別れたあの夜も

 同じしとしと雨の夜だった


 細い背中丸めてさ

 立ち去るあの娘の姿が目の焼きついて

 忘れられない





 雨の降る夜は

 心の古傷が痛みだす

 愛しいあの娘と相合傘で

 町を歩いたのも雨の夜だった


 可愛い笑顔に安心してさ

 気持ちはいつも一緒だと何も考えずに

 過ごしていた





 雨の降る夜は

 心の古傷が痛みだす

 愛しいあの娘のあれは小さなわがままと

 後で気づいたのも雨の夜だった


 握り拳を作ってさ

 愛しいあの娘を幸せにしてあげられれば

 良かったのになあ


 握り拳を作ってさ

 愛しいあの娘を幸せにしてあげられれば

 良かったのになあ



 あああー

 雨が泣いている

 あの娘が泣いたあの夜に

 俺の心が雨の中に

 泣いている


 あああー

 沁みてくる

 あの娘の気持ちが沁みてくる

 冷たい雨が頭から

 沁みてくる




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Last updated  2005/10/17 08:52:19 PM
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