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まだまだ外での練習がなかなか出来ない季節である。ぬかるみや凍った地面は良いシューズがあれば問題ないのだが、仕事を終えて家に帰ると外はもう真っ暗だからである。夏にいつも走っている森の中のコースは電燈が灯っているが、それでも足元は全然見えないし、強盗にでもあったらと思うと気が進まない。だから冬のトレーニングは全て屋内かジムになっている。幸いなことに家から50mくらいの所のジムの会員になっているので、夕食の支度を終えると直行する事にしている。膝や背中の故障を経て、いやいやながらも歳を感じた私は長距離に変更する事にしたがジムのランニングマシン(日本語では何と言うのか分からない)とは全く相性が合わないので最近はグループトレーニングに参加している。(ちなみにグループトレーニングと言っても一番ハードな物を選んでいる積り)そうなるとグループトレーニングの時間に合わせなければならないので、仕事を終えてからの買い物と料理の時間がとてもタイトになる。そこで週末に次の週のトレーニングスケジュールを決め、夕食の献立も一週間分立てて、ついでに買っておける食材は買っておく事にした。ものぐさな私には絶対無理と思ったが、一月始めから今まではまずまず続いている。買い物と料理の時間は一時間以内にしないとトレーニングには間に合わないので自分ながらも大した効率だ思うが、GIもカロリー計算も全く無視である。ちなみに先週の献立とトレーニングは月曜 春巻き(前に作って冷凍していた)、金平ごぼうもどき、インゲンの胡麻和え、ご飯。 30分スタンディングサイクリング(たったままで自転車こぎ), 30分腹筋と背筋トレーニング、ボート漕ぎ10分。火曜焼きうどん(手抜きの日)とサラダ陸上競技クラブのトレーニングの監督なので自分は大したトレーニングはしない、体育大学の体育館水曜チキンとカシューナッツの中華風。ご飯とスープ。自転車こぎインテンシブ90分インターバル。木曜スペイン風ポテトオムレツとサラダ。脚筋、腹筋、背筋インテンシブ60分金曜ミートローフ、ご飯、大根サラダ30分自転車こぎ、30分腹筋と背筋、ボート漕ぎ10分。土曜水泳ローストビーフ、ポテトと野菜のオーブン焼き日曜60分自転車こぎインテンシブ(胸の周りに鼓動をはかるベルトをつけて、マックス脈拍を目指す)、ボート漕ぎ10分。シーフードパスタ、アンチョビーとトマトソース。サラダ。素晴らしいものであると自分では思わず関心してしまうが、炊飯器とオーブンがあってこそ可能。オーブンは間に合わない時は誰かにスイッチをオフにしてもらう様頼める。来週の献立は(トレーニングは今週と同じ)月曜ナッチョ(メキシコ風チップスにひき肉、野菜、チーズが乗ったもの)火曜ミンゴレン(インドネシア風焼きそば)水曜カレーライスとサラダ木曜パスタサラダとブロッコリースープ金曜中華風炒め物とご飯土曜長男の18歳のバースデーパーティーなのでトレーニングは無し。前菜に冷凍のシュウマイと餃子、えびのサテー、枝豆、メインはチキンサテーとピーナッツソース, おにぎり、 それにケーキ、夜食はミニピロシキ。日曜疲れているので前日の残り物。日本の家庭の献立としては全く大した事はないが、料理をしないスェーデン人から見ると大層ご立派でマルチナショナルなものである。この献立を立てるにあたってはスェーデンに引っ越してきた時にもらった料理の本が大変役に立っている。本の名は、いただきますまで30分の大急ぎ献立、である。私のファンタジーだけでは一週間以上違う献立を立てるのは無理。でも家族はそろそろパスタサラダと焼きうどんに飽きてきたらしいので代替を探さねばならない。スェーデンでは惣菜や出来合いの料理を売っている店があまり無いのでそんな時苦労する。材料の数が多くなく、すばやく簡単に出来る献立があったら是非教授願いたいものである。
2009年01月25日
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木曜の夕方から長男は高校のスポーツ委員会が主催する3泊4日のスキー旅行に出かけた。ノルウェーとの国境の方にあるイドレという大きなスキー場である。スポーツ委員会と言えば聞こえが良いが、ただ何となく手持ち無沙汰でスポーツ好きな生徒が集まっただけのグループで、1年に一度結構いい加減なスキーツアーを実行することぐらいが活動内容である。委員会のメンバーの友達は優先的に参加でき、一番良いコテージに泊まれるというフェアなグループでもある。参加者は6人か12人様のコテージに泊まり、食事は全て自炊か自費、行きと帰りは一緒に貸切バスで行くが(300人以上が参加)その他は一切自由行動。大人が何人か監視のために付いて行くという話だが、スキー好きの大人なので300人のティーンの監視の暇も体力もないような気がする。スェーデンの学校にはクラブ活動と言うものはあまりなく、スクールアルバムの撮影をする時ににわか仕立てで出来たサークルも多い。ちなみに長男はラブスカウト(愛を広める会)などという良く意味の分からないサークルの写真に混じっている。長男はスキーは大嫌いの筈だった。小さい時に初心者なのにリフトに乗せられ(乗せたのは私だが)、降りるゲレンデで降りられずそのまま山頂へ。もう先がないと見た長男は思い切ってリフトから降りたのは良いが、スキーの先が交差してそのままゲレンデと反対側の斜面を転がり、、、よくある話である。後ろのリフトに乗っていた 元ゲレンデの華であった 彼の母親にもしんどかったのは、断固としてスキーをはき直す事を拒否した長男を連れ、彼のスキーを担いで山頂の上級者コースから降りなければならなかった事。あの時は気温がマイナス20度くらいで風がとても強く、途中で凍え死ぬのではと思ったくらいだ。それ以来10年近くスキーには全く興味を示さなかった筈の長男が、スキー旅行に参加する為に朝早くから行列したと聞いて不可思議になった。毎年この季節になると 高校のスキー旅行でのドンちゃん騒ぎの記事がどこかの夕刊に載る。地元の警察も目を光らせている。スキーが目的で行くのか、それともアフタースキーのみ?スキーウェアは息子のいとこに借りたが、荷物を詰めている息子はスェーデンに住みながら暖かい防寒服のたぐいを殆ど持っていない事に気が付いた。スキーグローブは借り、スキーソックスは買ったが、ほかに手袋もブーツ類もない。息子やストックホルム市内にすむ10代は夏用のスニーカーで一年中歩き回るのだ。手袋などは使わず、ジャケットも薄い。そういえばゴーグルもサングラスも無かったけ。大丈夫、大丈夫、何とかなるよ、と言う息子を見ながら/アフタースキーオンリー/の疑いが又頭をもたげる。結局防寒服の代わりに自炊用のパスタもろもろを持って出かけた。出かける間際にバッグにウォッカの瓶が入っている様な気がしたが、あと2週間で18歳になる、身長188cmの男の子を問い詰める気にもなれない。こちらでは18歳が成人なのだ。翌朝は寒波がスカンジナビアを襲い、とても寒かった。イドレより少し北東にある有名なスキー場オーレの近くに住んでいる人が、わざわざメイルで今朝は29度(もちろんマイナス)で手袋は必要、と知らせてくれた。その後、ラップランドのリュクセレ市からは37度!の報告。いらぬ心配はしないと決めてはいたが、かつて凍傷で足の指を切断したという知人がいたのでとうとう息子にSMSを送り様子を伺う。直ぐに返事が来て、イドレは寒くはなく気温はマイナス7度(ストックホルムと同じ)、それに今はゲレンデにいると言う。コミュニケーションにかけては息子はまだ親離れしておらず、度々メッセージでスパゲッティの煮方などを聞いてくる。携帯は本当に便利だと安心したが、もしかしたらこれは親を安心させる為のつくり話、いやつくりSMSかもしれない。
2009年01月17日
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日本の成人教育のレベルはかなり高いらしいが、スェーデンも成人教育には力を入れている。その専門の学校から今の時期になると沢山のパンフレットが送られてくる。授業料は様々だが、怪しげなビジネス関係(会社で払ってくれるような物)でない限りそれ程高くはないと思う。先学期に週に一晩通ったフランス語は生徒数10人にも満たなかったのに1万8千円位。数年前に通ったイタリア語はその半額(もっと安い学校)だった。イタリアもフランスも以前英語が通じなくしんどい思いをしたので旅行前の即席詰め込みだったが、身振り手振りのおまけとして結構役に立った。パンフレットを見始めるとなかなか面白そうなコースが盛り沢山である。普通のコースに混じって、大画家大作ののイミテーションコース、復活祭のゆで卵絵付けコース、アルゼンチンタンゴ、フィンランドタンゴ、ボウリング、親戚研究、ハーモニカでロック、ブルースを吹こう、などなど。最近最初に目を通すコースは料理コースだが、料理ブームもあって新しいコースが目に付く。パルメザンチーズコース(食べ較べ?)、35歳以上独身の為のパッショナブルなイタリア料理(興味深々)、バスク料理、イギリス料理(?)、GI、突然ベジタリアンになった10代の子を持つ親の為のコース、フルーツ彫刻、犬のえさ料理、妊婦とドライバーの為のドリンク、ワインとチョコレートの組み合わせ方(げっ)。暇だったので数えてみたら、料理コースだけでここの学校には102種類ものコースがあった。ちなみに大真面目な学校である。1学期に一コースだったら通っても良いが、面白そうな料理コースをいくつか受講するとなると食材費も入れるとかなりの額になる。トスカーナのワイン園で3週間の料理とワインテースティングコースも魅力だが不況の今はちょっときびしい。合わせてイミテーションコースも受けて偽作で学費を捻出という手もあるが、一人前になる前にはかなりの受講料と画材費がかかりそうである。残念ながら今学期もフランス語が精一杯で後は毎晩お金のかからないトレーニングである。それにクリスマスにはだんなからクッキングの本を4冊ももらった。もっと美味しく、たまには違った料理を食べたいという祈りがこめられているのかもしれない。
2009年01月10日
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