all lost

2007.03.19
XML
テーマ: 詩(938)
カテゴリ: カテゴリ未分類
如何してこんな憂き世で過ごさなければならないのか

首に巻きついた手は緩められる事も無く、絞まる

私は至った。
私は愛していたのではないのだと。
そう、私は同一化を謀っていたのだ。
自分は成る事が出来ない男を求め、そして自分がその人に成りきる。
その人の躰を占拠する。
繋がる事で完全なものになれるとずっと勘違いしていた。


悲しくなる。
淋しくなる。
これから逃げたいがために命を絶つ。
それでも良いと思う。
逃げる事が得策。ただただ痛い目に遭い続けるのはただの阿呆。
私はもうこれ以上馬鹿にされるのは耐え切れないから。
誰にも謝る必要は無い。
倫理観とか、そんなもの人間が作り出した不確定なものでしょう。
馬鹿の作り出したものに、毛頭興味は無い。

そうあの公園で、あの人の家のすぐ傍の、
あの人の誕生日に、晴れでも雨でも行って、

そして、ゆっくりと立ち止まる準備でもしようか。
心配なんて、要らないわ。私は首尾良く上手くやるから。

最後の最後で、あの人に会えたら、目を合わせて再び笑顔を向けられたら
私の死に急ぐ現場を目撃してくれたなら
それで、もう、仕合せ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.03.19 22:50:47


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: