PR

×

カレンダー

プロフィール

農哲@イタリア

農哲@イタリア

2010.06.30
XML
カテゴリ: 心の窓

1113.jpg

田植えが無事終わった。

さて、次は帰る前に一度は手押しの除草機で
除草をしたいところだが、
またまた税関に引っかかってなかなか来ない。
(イタリアには着いているのだが)

ということで、待つ間、
稲と稲との間の草踏みをすることにした。

ルカが去ったことで
また一人で田んぼにいる時間が多くなった。


なんとも気分がいい。


言葉というのは必要かもしれないが、
なんだかちょっと話せれば、それ以上
もしかしたら必要ないのかもしれない。

ルカがいる間、
口数が多くなった。
もちろん、英語だからそれでも
伝えきらないこともあるけど、
イタリア語だけの毎日とは雲泥の差。

でも、なまじっかしゃべる相手が出てきたことで
別に話さなくてもいいことまで


誰がしゃべっているのかわかないけど
もう一人の自分みたいなのが
勝手にしゃべりだしている感じ。

そして、不思議なことに
日本語だと遠慮して言わないことも



言葉というのは力をもっている。


植物はもしかしたら
しゃべることもできるように進化できたのかもしれないが
あえてそれをやめて、黙々と生きることにしたのかもしれない。

田んぼに毎日つかっていると
なんだか言葉がなくても
稲となんとなく意思疎通ができそうな
気がしてくる。
一日一日、成長してくれて
違う姿を見せてくれる稲たち。

「おい、水がたらないよ」
「こっちはまた水がおおいんだよねえ」

そんなふうに感じてしまうということは
この僕の脳みそにたまった経験から感じる
こともあるのかもしれないが
彼らがそういう風に感じるように
しむけているようにも思えてくる。

最初、手で植えた場所。
今、彼らはちょうど成長期。

せめて少しでも手で植えたい。
という思いになったのも
多分に僕の脳みそからでた思いもあるのだろうが、
ほんの少しは彼らがそう思うように
しむけたような気がする。

その手で植えた部分。
奇跡のように苗が復活してきた。

最初、黄色かったのが
太陽・水・土の力で緑色に変わっていった。

1126.jpg

僕はもうまもなく帰ってしまうけど
(7月6日イタリア出発、
ロンドン経由で7月9日日本に帰国)
じゃああと誰がこの田んぼを管理するんだ!?
ということになり、
僕の後釜として
鴨をすえることにした。

試しに、まず2羽を購入し、さっそく田んぼに放つ。

最初、おびえていたが、しばらく経つうちに
田んぼを泳ぎ始める。

どれだけ除草効果があるのかは未知数だが
まあ、好き勝手に田んぼの中を
泳いでもらうだけでもいいと思っている。

今のところ、この田んぼが気に入って
くれているみたいで、居着いてはくれている。
でも、どちらかというと休んでばかりいるが・・・

まあ、とにかくそんな田んぼの風景があるだけでも
ちょっとほっとする。

1134.jpg


あと一息。
そして、この夢物語みたいな世界も
あともう少し。
でも、この気持ちが持続するならば、
例え、日本に帰ったとしても
この夢物語は続くだろう。

ほんと、できないことはないんだなあ。

Yasu





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.07.02 14:25:02 コメントを書く
[心の窓] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: