小さな幸せ集め時々猫

< 新しい記事

新着記事一覧(全3259件)

過去の記事 >

2021年12月05日

17歳で逝った柴犬「もも」が私を支えてくれていた。別れは必ず来るんだわ

(4)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(540142)

カテゴリ：犬と猫

生後４ヶ月…冬休みセールで売れ残っていたももちゃん！

17歳で亡くなった愛犬「 もも」が体調を崩したのはいつだったん
だろう～もしかして、私が気が付かなかった時から衰えは始まっ
ていたのかも知れない。

もともと散歩が好きじゃなかったけど、大人しくて従順な性格だ
ったので「嫌だよ～」とは言わなかったわ。年中、家の中がゴタ
ゴタしていたけど、私がじっと耐えていたのは3人の子供達の生活
に波風を立ててはいけない…その一点だけ。

そんな生活の中で唯一の息抜きが夕食の片付けが終わってからの
「もも」との散歩です。すっかり暗くなった街を時には涙を流し
ながら、時には泣きじゃくりながら暗闇を求めて3時間でも4時間
でも歩き回った事も…（虐待かもネ）

ももは黙って、私に付き合って歩いてくれたけど、辛かったのか
もと反省しているんです。「もも」が居なかったら気持ちの持っ
て行き場がなくて、離婚に向かって歩き出していたかも。

「もも」がロコモティブシンドロームなんて診断されてから乳母車
での散歩になったわ。
運動器候群の事で、関節や筋肉などの衰えで立ったり歩いたりの能
力が低くなるの。

これは人間にもあるんだけど、ペットの高齢化で犬や猫にもみられ
て足を引きずるなどの症状も出るた。

「もも」もハーネスをつけて、支えないと歩けない状態から立って
るのも出来なくなってきたの。

それだけでなく、獣医さんは脳梗塞をしたって言うし、その後も
多発性の脳梗塞を何度もしたらしいんだけど足腰が弱った事で、
どっちがどっちだか分からなかったわ。

足に力が入らなくてドンドン開いてしまう

足腰の衰えは無理に歩かせたのが良かったのか…
無理に歩かせた事が悪かったのか…

その頃になると、家の中を同じ方向にいつでも回っているの。
食欲はあったわよ。

寝てばっか…

おしっこは粗相をするので部屋にブルーシ－トを敷いて直ぐに
拭き取れるようにしたけど、ウンチだけはベランダでさせたら
亡くなるまでベランダに出る窓の前に座って教えてくれたの。

あの頃の可愛さ・愛しさは尋常でなかったわね。一生介護して
あげるから生きてて欲しいと願ったんだけど…永遠の命なんて
無いものね。

「もも」が亡くなって直ぐに保護犬のやえちゃんを迎えたんだ
けど、ももは人間を疑った事のない愛される事しか知らない子。

まだまだ気を許してないやえちゃん！

やえちゃんは人間から虐待を受け続けて、愛された事が一度も
なかった犬。

生まれてはじめてに近い散歩

この子も良い子でね～1ミリも人間を信じてなかったの。暫く
はゲージの隅でガタガタと震えてる子だったわ。

その子が、私だけを信じてみようかな？と思い始めてくれた日。
目がだんだん優しくなってきた頃…

そして、真夏の太陽の下に転がっていた360グラムのさんちゃん。

可愛いよね～

多くの外猫とも出会ったわ。
ペットを家族と言うには違和感があるけれど、それぞれに犬格・
猫格そして人格とあって、大事な命です。

コロ助ちゃんの更なる長寿を願って…
そして、あらゆる人間に殉じてくれる動物の幸せを願ってます。

瀬戸内寂聴さんが「死んだら又会える」って言ってるけど、私は
魂は無い…と思っているので（誰のも会えないと思ってるｗ）