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2026.10
2022.12.18
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カテゴリ: 気になる技術情報
12月18日の札幌、最高気温はー2℃、最低気温はー8℃でした。
 ウクライナのキーウとほぼ同じ気温です。
 昨晩から今朝にかけて、結構雪が積もりました。
 車の上に雪がかなり積もっていて(30cm程度)、除雪しないと車出せません。
 今シーズンでは、いまのところ一番降った日になるかな。
 これから、除雪に行きます。 寒いのに!!!!


      写真1:駐車場に停めてあった車が一晩で…

​<気になる技術情報>​
〇 アンモニア火力発電 について 

      つばめBHB 第5回気候変動対策推進のための有識者会議資料

<背景と現状>
アンモニア火力発電 はアンモニア(NH3)を燃料とするので 燃焼過程からはCO2 が
生成されることが無い のが特徴です。 
 技術自体は1960年代から研究されていましたが
アンモニアを安定して燃やすことが難い とともに、 人体にとって有害 燃焼
 にて窒素酸化物を生成してしまう などの問題を抱えています。

 そんな アンモニア火力発電 ですが、
 日本における電力部門の脱炭素化とエネルギーセキュリティーの点からエネルギー
 資源の自国内調達と2050年カーボンニュートラルの目標を目指すうえで重要な
最近の新聞などの報道で取り上げられています 。

 現在のロシアとウクライナ間の紛争でも見られるように、エネルギー資源を他国、
 特に共産圏の国々に頼るような状態は、早急に回避されなければなりません。
 また、日本の東日本大震災以前のエネルギー計画では、発電電力の構成において
 原子力発電 および 再生可能エネルギーによる発電の比率を上げる方向で計画され
 ていましたが、 東日本大震災以降、原子力発電所の安全性に対する見直しと安全策
 の強化が必要となり、当初政府が描いていたスケジュールでの進行は難しい状況に
 ありますね。

 原子力発電の安全稼働について、現状設備に対する新基準に基づく検査・改善処置
 とその内容に対する認可がなかなか進まない状況にありますが、 脱炭素化とエネル
  ギーセキュリティー対策は早急に進めなければ ならない問題 です。 
 その ​​ 一方策としてアンモニア燃焼による火力発電 ​​ の検討が行われている認識です。 
 少なくとも早期に高い効果が期待できる技術とは考えられないので、最近取上げ
 られ始めたことに違和感を覚えます。 
 NEDOなども 今使える設備・技術範囲による脱炭素化方法として、コストなどの実現
性を度外視してこのアンモニア火力発電を取上げている ものと思います。 

 ご存じの通り、過去において人口増加による食料不足の回避、農作物を育てるための
 化学肥料の大量生産を可能とするため、アンモニアを人工的に合成できるように研究
 し、工業的に利用することを可能としたのが ​「 ハーバー・ボッシュ法」 ​ という ​ 400~
 600℃の高温下
​、20~100MPaという高圧下で触媒反応させる という ​多大なエネルギ
 ーを消費する
​製法 です。
​ 「ハーバーボッシュ法」 ​ は、窒素と水素を反応させアンモニアを製造する手法ですが、
 化石燃料から水素を製造する場合、および アンモニアの合成反応上必要となる熱・圧
 力といった反応条件を確保維持するために要するエネルギーを与える過程において、
 CO2を排出する場合があります。 ある資料によると、世界のアンモニア生産によって
 年間 5億トンのCO2が排出されるとされ、これは1年間の世界のCO2排出量の約2%に
 相当します。 
 このことから、 アンモニアを合成するために必要となるエネルギー自体も問題視 され、
 その 必要エネルギーの 低減に向けた新たな合成プロセスの研究開発も行われてい ます が、
 工業的に利用可能な新規プロセスを確保するには至っていないのが現状です。

 そのような状況下、アンモニアを燃料とするアンモニア火力発電が将来も持続しうる
 プロセスとなることは、新たな技術開発や発見が伴わない限り見込めない状況です。

 最近のこのアンモニア火力発電に対する報道では、アンモニア火力発電で目標とする
 発電電力量を確保するために必要となるアンモニアの国内需要予測も出されています
  2019年実績 では  108万トン 
  2030年想定 にて  300万トン
  2050年想定 では 3,000万トン
 とされ市場規模1.7兆円の可能性もあるとして報じられており、そのために 他国から
 アンモニアを輸入する検討も既に進められているそう です。  これが????

 ちなみに、 2021年の世界のアンモニア生産量は1億8千万トン ほど 世界の穀物生産
 を担っているわけでもない日本が、世界で生産するアンモニアの15~20%程度も集め
 ようと既に検討を進めていること自体ちょっとどうかと思います。 
アンモニアの需給バランスが崩れ てしまい、特にアンモニアを原料とする 肥料価格の
  高騰は食材の価格上昇につながってしまう ことは容易に察しが付きますよね。

つばめBHB (味の素、三菱ケミカルなどの共同出資会社)では、 アンモニア合成をより
低温・低圧条件でできる触媒の開発と実用化検証 を進めると共に、 CCSを用いたカー
 ボンフリーアンモニア(グリーンアンモニア) や 再生可能エネルギーを用いたカーボン
 フリーアンモニア(ブルーアンモニア) など、 CO2を排出しない 製造 プロセスに ついて
も検討
している模様です。

 但し、太陽光発電や風力発電が現在主になっている再生可能エネルギー利用による発電
 電力施設において、 太陽光発電で使用する太陽電池パネルの多くはコストが安い中国製
 が主流、 ​設置工事においても関連する企業が違法な盛り土を行って安く設置場所を開発​ 、
 降雨で地盤が緩んでしまうことで土砂崩れを起こす事例も発生している状況、設置後の
パネル 及び 設置架台の耐久信頼性 なども問題になっています。 また、 風力発電設備
 においても中国企業の介入 が報道されており、これら 電力などの重要インフラ管理に
​ 危険視している ​ 国の企業を加えることは、エネルギーセキュリティー上も、重大な問題
​ ​
として指摘されています。 
 自国技術が未熟などの理由があれば仕方ないのかもしれませんがが、 計画取組み上厳守
  しなければならないことが明確にされておらず 、 初期コスト低減がためだけに起きてい
​ る 問題で各専門有識者が容易に判断できるであろう内容が多すぎる ​ と思います。 
自国領内に未開発の豊富なエネルギー資源も有しており、それを効率的に活用できる技
術を持つ企業もあるので、 エネルギー政策を見直すべき と考えます。

 ちなみにアンモニア燃焼発電を行った場合の効果予測でにつて触れておきますが
 国内大手電力会社が「運営するすべての石炭火力発電にて、20%のアンモニア混焼を
 実現した場合」、約4000万トンのCO2の削減、国内大手電力会社が「運営する全
 ての石炭火力発電をアンモニア専焼とした場合」、約2億トンのCO2を削減できると
 しています。 仮にアンモニア火力発電を行う上で必要なアンモニアを調達できたと
 して、既存の火力発電と比較すると発電コストは上がってしまい、政府資料では20%
 アンモニア混焼を行った場合、その発電コストは石炭火力発電の1.2倍程度、100%
 アンモニア専焼になると石炭火力発電の2倍以上になるとされています。

<個人的考察>
 アンモニアの火力発電利用に対する期待値は、政府の計画から見てもあまり高くない
 とみますが、我が国のエネルギーに関する中長期シナリオに対し国策として強化すべき
 技術分野(資金や人材など)については強力に推し進め、現在の実効的に嚙み合ってい
 ない状態を改変すべき と考えますが

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<お薦め>

 〇 本  絵本 クリスマスプレゼント
  私のおすすめ!
  各ページに指でスライドさせる仕掛けがあって、
  とっても楽しそうだったのでプレゼントにしました。

 〇  インテリア・雑貨  クリスマスデコレーション スノードーム 
  スノードームって見てるとなんか落ち着きます。
  コレ綺麗ですよね。

 〇 おいしいもの 布目の本数の子黄金松前 
  私のおすすめ!
  年末から年始にかけてコレ食べたくなりません?








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Last updated  2022.12.18 21:47:31
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