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【飼育容器】
容器は小亀の大きさにもよりますが甲長が3~5cmぐらいなら
大きめのプラ容器でもOKです。
容器の高さは、できるだけ低い物を選びます。
カメは、真上から手をだされると とりあえずビックリします。
飼育容器の高さが低めで、容器が大きければカメから見ると
斜め上からお世話する手が出てきますので
カメの警戒心は幾分緩和され、慣れやすい環境と言えます。
加えて、水替えや掃除もし易いので、お勧めです。
最近、輸入の大型カブトムシ、クワガタムシが夏場に売られていて
それを入れる為に高さが低く、おおきなプラ容器が売られていますので
【水位】
水棲のカメでも肺呼吸なので、
「水位が高い」のでは、「ずっと泳ぎながら首を伸ばして呼吸」する事になってしまいますので
カメが疲れてしまい、弱ってしまいます。
カメの甲羅の高さの3倍を最低の水位としてください。
少し余分に入れておいてやらないと、乾燥により水が蒸発するので水位は下がって行きます。
【水温】
カメは変温動物なので、水温管理してやらないと、朝晩に気温が下がれば
それに伴い水温も下がり、カメの体温も下がります。
カメが冬眠せず生きて行ける水温を保つ為に水中ヒーターを準備してください。
(小亀は普通冬眠させません。かなりの確立で失敗して死んでしまうからです。
せっかく飼っているのに「自然界の厳しさ」と同じにする必要はありません)
さらに、カメは体温を上げないと食べた物を消化出来ないという事情もあるので
体温が低い間は餌も食べません。
お勤めの方で「出勤前に餌を与えておきたい」
と言う場合、水中ヒーターで水温を保ってやっていると餌を与えれば
食べると思います。
水中ヒータは、温度センサー内蔵(セパレートでは無い)で、温度設定が可能な物にしてください。
(決まった温度±2度 というのは駄目)
カメの体調が悪い時、水温を28~30度に上げて養生させる必要がある場合もあります。「カメ用 温度設定26度±1.5度」と言うのでは、それが出来ません。
カメはヒーターが好きで、そこに手をかけて休息を取ったりしますので
ヒーターカバーも必ず用意してやります。(カメの手足が低温火傷になるのを防止します)
【エアーレーション】
飼育水に「ブクブク」と空気を混入する事です。
肺呼吸のカメには不要なのですが、水に空気(酸素)を十分供給する事は
「水が傷むのを防ぐ、傷みにくい」という効果があります。
又、水槽内の水が ゆるやかにでも「動いている」という事も、水を傷ませない為に
重要です。
水中フィルターを使って水槽の中の水に流れを与えます。
【水中フィルター】
前述の通り、水槽内の水に流れを与え、「水槽内のどの部分の水も、澱んでいない」様
します。
本来は水中フィルターにはろ過能力もあります。
ろ過能力には
・物理ろ過:餌の食べカスや、ウンチを吸い込んで飼育水から排除する(結果的に水中フィルター内に溜まりますので定期的に清掃)
メダカや金魚の糞には、次項で述べる生物ろ過に必要なバクテリアを含んでいます。
・生物ろ過:自然界に存在し、水の汚れの原因を分解してくれるバクテリアの住処となって
それらを増やし、水の汚れるまでの時間を長引かせる効果があります。
等の2種類の効果があります
カメの場合は生物ろ過をあまり期待出来ません。
(60cm水槽で、金魚やメダカと一緒にカメを飼えば効果ありますが、水量,水位が
深くなりますので、溺れる危険性が高まる為、小亀の間はお勧めしません)
なので、「物理ろ過」 + 「水槽内の水を澱みなく動かす」事に用途を絞って
活用しましょう。
【外部フィルター】
水槽の外から2本のホースを水槽の飼育水の中に入れ
一方から飼育水を吸い込み、もう一方から浄化した水を水槽に戻す物です。
このフィルターにも物理ろ過と生物ろ過の機能があります。
前述 の水中フィルターだけでは、カメには不十分なのです。
一人暮らし+お勤めの人(日中 カメのお世話をする人が居ない)場合、
飼育水が汚れるまでの時間を引き延ばしてくれる事は、飼育者にもカメにも有効でしょう。
加えて、外部フィルターは密閉されている為、そこに汚れを溜め込んでも
「臭さが部屋中に拡散しない」ので、ワンルームで飼う人には絶対お勧めです。
【陸場】
カメが甲羅干しをする為の陸場が必要になります。
ここまでに書いた「飼育水を澱みなく動かせる」事を考えると
レンガ等であれば、レンガの周囲の水も動く様に配置を考えなければいけません。
(水槽の内壁にくっつけて配置すると、そこの水が動かない+餌の食べカスが溜まり
そこから食べカス腐敗、水カビ、が発生します)
吸盤でくっつけて配置するタイプの市販の陸場を活用すれば
「上は陸場、下は水」で、カメの使う水場の範囲を狭めずに、陸場を作れるので
水槽の大きさを有効活用出来、澱みない水の動きにも有効です。
【ライト】
カメは甲羅干しが必須なので、ライトが必要です。
甲羅に紫外線を浴びて、ビタミンEを体内生成する為に、ライトも
何でも良いと言う訳ではありません。
爬虫類用の紫外線ライトを購入してください。
加えて 温度を保つ為のバスキングライトというのも必要ですが、
これはちょっとした工夫で、紫外線ライトのみでOKとなります。
詳しいノウハウはこの機材紹介の日記に書きます。
E26という電球ソケットの規格にあった「ランプスタンド」を併用します。
すでに手持ちの物があって、カメ飼育用に「お下がり」出来るなら
そうしてください。
【温度確認】
・水中ヒーターによる「水温」を確認する為、水没させる温度計
・飼育容器内の水上の温度を確認する為の、温度計
の、2つを用意してください。
ガラス棒のアルコール温度計でOKです。
【隠れ家】
カメが落ち着く場所が必要です。
前述の陸場の項で書いた 「上は陸場、下は水」のタイプだと
隠れ家も兼ねられます。
市販の熱帯魚用のレイアウトにちょっとした工作する事で、カメの隠れ家にもなり、夜 カメが眠る時の寝床にもなる物が、作れます。
これも、後日、画像を交えて紹介します。
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