おすすめ育児books ●●●
子育てってどうしたらいいんだ!?
・・・赤ちゃんがほしい、と強く願っていたパパ・ママでも、
いざ生まれると、戸惑ったり不安になったり。
そんな思いを和らげて、「な~んだ、これでいいのか」と気を楽にさせてくれる本たちです。
マニュアル的なものではないので、育児の合間にかる~い気持ちで読んでください。
◎低出生体重児が生まれたパパ・ママへ
■『小さく生まれた赤ちゃんの安心育児』 ひよこクラブ編集部/堺武雄
とっても読みやすく、不安になりがちなことを丁寧に教えてくれています。パパの心構えや、おじいちゃん・おばあちゃんへのアドバイスもあり、落ち込みがちなママの気持ちを励ましてくれます。近くにいる人でも、なかなかかけてくれない優しい言葉を自分に向けてかけてくれるようで、癒されます。
搾乳の仕方もイラスト付きでじっくり教えてくれているので、参考になります。
ひとつ残念なのは、うちは743gの超低出生体重児だったのですが、1000g未満のそうした赤ちゃんについての事例がほとんどないことです。そうした赤ちゃんの親こそ、こういう本にすがりたくなるんですが、2000gを超えている赤ちゃんの方が多いんですよね。
◎育児書ってこむずかしくない!?と敬遠気味の方へ
■『子育てハッピーアドバイス』 明橋大二/太田和子
現在、好評で1~3巻が発行されていますが、私の持っているのは左端の1巻。イラストや4コママンガつきでわかりやすく、気軽に読めるのがなんと言ってもいいところ!育児中は忙しいので、ちょっとした合間に読めるこういうスタイルはありがたいですね。
言われてみると「なるほど」と納得、目から鱗が落ちる本です(^-^)
■『‘ゆるむ’育児のススメ』 大葉ナナコ
‘ゆるむ’育児のススメ
著者の大葉さんは、超人気のバースコーディネーターだそうです。いろんな職業があるもんですね。実生活でも、5人のお子さんを産み育てた育児のプロ!
夜泣きや、おっぱいに関する悩み、ぐっすり睡眠のヒント、産後の暮らしについてのアドバイスなど、0歳~1歳の赤ちゃんと暮らすママへ多方面にわたる実践的アドバイスをしてくれます。
わかりやすく、また、実践されていることなので説得力があります。
こちらも、気軽に読みやすいのでおすすめです。
◎何事にも根拠を知りたい!理論派のアナタへ
■『0歳からの教育』Newsweek日本版
0歳からの教育
アナウンサー久保純子さんもおすすめ、100万部突破の大人気本。雑誌形式で、好きなところから読めるのもよいです(低出生体重児についても2ページあります)。
アメリカでの科学的実証データがいくつも挙げられるので、説得力があります。基本的には、語りかけなど積極的なふれあいを全般にわたり勧めています。また、幼児についても、こどものわがままにどのように対処するか、自閉症についてなど、さまざま取り上げています。
「ストレス~共働きでも寂しさ知らず」、「社交性 ~ 友達たくさんできるかな」、「しつけ~“いい”と“ダメ”を上手に教える」など、気になる項目がもりだくさん。
◎子どもとどうやって遊べばいいのか不安なアナタへ
■『いわいさんちへようこそ』 岩井俊雄
メディアアーティストの岩井さんが、娘のロカちゃんと遊んだ手作りのおもちゃの紹介。実際に、ご自身がおかあさんから「もうおもちゃは買ってあげません!」といわれ、代わりに渡された工具でおもちゃを手作りし始めたのが、アーティストとしての原点だといわれているように、ロカちゃんと遊んでいるようすも本当に楽しそう。お花見や外食、どこへ行くにもお絵かきの道具を持ち歩いて行ったり、おうちにきたお友達とみんなで手作りした魚の絵で階段から釣りをしたり。たくさんの遊びの‘ヒント’があります。
私も、絵を描くのは好きなので、参考にしたいです(ここまでうまくはできないだろうけど・・・)。