人気の新刊本。読んでみたよ(^^)

人気の新刊本。読んでみたよ(^^)

PR

Profile

あーさん9

あーさん9

Free Space

あらすじ

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2008.01.10
XML



 お佐紀の今津屋への嫁入りは近い。

 だが、 お佐紀の姉・お香奈 は、恋しい人と所帯を持ったものの、悪い男らに付きまとわれ、恐喝されているらしい。

 お佐紀の悩みを解消するために、磐音が動く。

 悪党を打ち払い、姉妹に再会の場を設けるが、姉・お香奈は妹に合わず、父にも連絡せずに、またどこかに去っていくのだった。



 その頃、 吉原の白鶴太夫 に身請け話が起こった。

 相手の 前田屋内蔵助 は、豪商でまだ若い、良い男だという。

 そして絵師の北尾が見せてくれた男の似顔絵は、磐音に似ていた・・。



 一方、前妻・お艶の三回忌も無事に終わり、今津屋は仲人探しを始める。

 大店ゆえに付き合いや軋轢など、人選は難しい。

 磐音は、仲人に速水を、と思いつき、ことは急転直下にまとまった。


 だが、白鶴太夫の落籍話の方は、今まで白鶴に袖にされた悪党が逆恨みしてきた。

 白鶴のかわいがっている禿を殺し、太夫の店の女将まで誘拐される騒ぎに。

 奈緒のために、磐音は力をふるい、悪党をつきとめ、追い詰め、女将を取り返した。

 そして最後にと、太夫と磐音はふすまごしに言葉を交わす。

 会うことなく、別れる道を選んだ二人・・。


 だが最後の最後で、奈緒を襲う悪党。

 奈緒は、早朝、寒さよけに頬かむりした、夫と定めた内蔵助に手をひかれて逃げる。

 ふるわれる刃。

 それを阻む内蔵助の腕はタダものではなかった。

 悪党を返り討ちにした内蔵助は、橋の向こうで待つ男へと、奈緒を手渡した。

 その男こそ、内蔵助。

 今まで手を引いて助けてくれたのは磐音だった!



 内蔵助の手を握る奈緒に、今生の別れを告げる磐音。


 奈緒との結末が語られる、ベスト3に入る巻です。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.01.10 22:09:12
コメントを書く
[人気の実用書。あらすじ、ネタバレ注意] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: