週刊オブイェクトはSeesaaに移転しました。(2005年3月24日)

2004年10月03日
XML
カテゴリ: 日本
国連安全保障理事会の常任理事国とは、どうやらとても良いものらしい。


■ 日、安保理常任理事国になるならば [中央日報 9/26]



なんと、韓国は自分が常任理事国入りしたいから日本の常任理事国入りに反対するらしい。NPT協約違反の核開発といい、彼の国はそこまで大国化への野望を抱いているのか・・・

とりあえずKの国のような特殊例はさて置いて (イタリアですら常任理事国入りは諦めているのに、韓国が入れると思う方がおかしい) 日本が常任理事国入りする場合の障害について考えて見ます。


中国や韓国、及び日本国内の一部の左翼団体の主張には 「戦後、ドイツは謝罪と賠償をきちんと行ったが、日本はそれが出来ていないので資格が無い」 というものがありますが・・・

 ・ ドイツは戦後保障をまだ終えていない

 ・ 日本は戦後保障をキッチリ終えている



そもそも、ポーランドはドイツの常任理事国入りに反対していますから、「ドイツは周辺諸国から信頼を勝ち得て常任理事国入りを支持されている」という主張は崩れ去ります。確かにフランスはドイツの常任理事国入りを支持しています。ですがそれは「フランスの票が増えるから」という事なのでフランスにメリットがあるからです。

よく日本国内の反対意見に 「日本が加盟したってアメリカの票が増えるだけだ」 というものがありますが、もしその論理が正しいとしてもドイツが加盟するとフランスの票(EUとしての票)が増えるので相殺されます。イギリスは自国の利益に従ってアメリカに付いたりEU(仏+独)に付いたりするでしょうし、欧州連合とアメリカに接近しつつあるロシアはアメリカと欧州連合の力関係が拮抗しているならイギリスとはまた違った意味での均衡戦略を取ることができます。すると困るのは? そう、中国は蚊帳の外です。

そして日本国内からの反対意見に 「安保理で決定された武力行使に参加させられてしまう」 というものもありますが・・・これについては政府与党はおろか最大野党たる民主党までも「国連としての派兵なら問題が無い」と言っていますので、障害になりません。

ところで中国やロシアは多国籍軍に参加したことありましたっけ?・・・安保理常任理事国でも、行きたくなければ行かないでも済みます。もちろん、理事会で武力制裁に賛成しておいて出さないという事は出来ませんけれど。


そして一部の反対意見には 「常任理事国入りは憲法改正に繋がるから反対」 と言う人もありますが・・・


「それが目的ですがなにか?」と平然と言い放つ町村外相


恐らく首相官邸サイドは常任理事国入り工作にあたり、中国を直接説得するよりもアメリカや欧州、国連および世界各国への根回しを優先し、中国が拒否権を使い辛い状況を作り上げる事を目標にしているのではないかと思います。新任の町村外相は靖国問題で一歩も引く気は無く、中国に積極的に譲歩しようという状況にはなり得ないでしょう。


「常任理事国? うん、入れたらいいね。入れなかったら・・・国連分担金を減らしちゃおうか。
中国が拒否権を使ったら?その時はしょうがないね、中国が世界から孤立してもいいなら、どうぞ」







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004年10月04日 23時17分57秒
コメント(15) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: