2002年09月17日
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 いやー、懐かしいな。 山口美由紀『フィーメンニンは謳(うた)う』(白泉社文庫) 。ちょうど、掲示板で話題に出したところだったので「これはっ!」と買ってしまいました。しかし一度古本屋に売ってしまったマンガを再び文庫で買いなおすのは屈辱でありますね。(とか言いつつ、『ざ・ちぇんじ』『なんて素敵にジャパネスク』とかも買ってしまった)。
 この本 とてもとても大好きだったんだ。すごいベタベタなファンタジーなんだけど、やっぱり良いです。当時のワタシの中のナンバー1だった。とかいいつつ存在そのものを最近忘れていたんですが…。でも、読み返してみて「そうだ!ワタシにはこの本があったんだ」って思った。しかも、話をすっかり忘れていたので、2度美味しかったという…。ちょっと情けない。

 主人公のリーナは勉強とバイトの毎日。おとぎ話なんか全然信じないような女の子。彼女がある日、花畑で一人の女の子を拾う。どうやらその子は普通の人間ではないようで…。女の子を迎えに来た、美少年シルヴィーとリーナのライバル無表情男ユリウスと、あっちの世界へ旅立つことに…。でも、夢の世界のように思えたあっちの世界も、こちらと同じ苦しみや哀しみにあふれる世界だった。旅をつづけていくうちにミルッヒ(拾った女の子ね。髪が長くてちっちゃくて可愛い)の正体が明らかになったり、リーナの忘れていた過去がよみがえる…。なかなか波瀾万丈のストーリーかな?

 ちょっと後半部分が少したるい感じもあるんですが、前半の小さいエピソードの積み重ね方とかワタシは好きです。お菓子の家にすむ魔女のエピソードとかね。心がなごむ。
 最近読んでいないんだけど、山口美由紀のマンガは結構好きでした。『V-K(ビビッドキッズ)カンパニー』とか『プリンセス症候群(しんどろーむ)』とか(初期だなー)好きでしたね。すごいツボにぐぐっとくる感じで、心に響く。あと『音匣(オルゴール)ガーデン』が大好きで、これは必ず読むと泣いてしまう名作なのだ。
はて?ワタシは『タッジー・マッジー』を読んだのだろうか?文庫が出たらまた買ってしまいそうでこわい。

 今月の白泉社文庫はワタシ的にはヒットが多くて、『フィーメンニンは謳う1・2』と『黄昏時鼎談』(わかつきめぐみ)を早速買ってしまったし。伝説の名作『王室スキャンダル騒動』(遠藤淑子)も、きっと買ってしまう。やれやれ。





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Last updated  2002年09月21日 09時20分57秒コメント(0) | コメントを書く


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