2006年01月29日
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カテゴリ: まんが
 なかなか面白い漫画を発見しました。 石川雅之『もやしもん』(講談社)
 主人公の沢木直保は「もやし屋」の息子で、なんと肉眼で菌がみえてしまうという特異体質。友人の造り酒屋の息子結城蛍とが、農大に入学するところから物語は始まります。
 「もやし屋」って最初、あの食べる「もやし」をつくっているのか思ったら、種麹屋さんのことなんだそうです。広辞苑にものってなかったぞ。(ちなみに辞書ひいてわかったこと。野菜の「モヤシ」は漢字で書くと「萌やし」。「萌」の本来の意味は、めばえる/芽を出す、だったんですね。そういえば・・・「萌やし」って書いて売ったら売れそう)
 そこで出会ったのが、正体不明の樹教授。微生物とか発酵を研究しているらしいが、ちょっとアヤシイ。そこに美人の院生や、うさんくさい先輩(笑い飯のヒゲの人に似てる)があらわれてバタバタするという漫画です。(こういう書き方すると、なんか『動物のお医者さん』みたい。でも、全然違います)密造酒つくろうとして、失敗したりとか、世界各地の強烈な発酵食品食べさせられたりイロイロしてますよ。

 うさんくさい先輩好き、蘊蓄漫画好きの私には、とても面白いです。
 この農大がまた、むちゃくちゃで変な行事がいっぱいあるのです。入学式からして、外の畑だし。
 すれ違う先輩が、1メートル近いダイコンを抱えていたり、粘菌の観察してる学生がナウシカ(とか土鬼のマニ族の僧正様とか!マニアック!)のコスプレしていたり。スミっこまで面白いまんがです。


 で、面白いと言えばブックデザインも面白い。1巻と2巻が、続き物とは思えない程違っているのです。
 1巻はエコ仕様。表紙と帯は、どちらも古紙100パーセントの再生紙にソイインク(大豆インク)。緑にオレンジっぽい黄色のタイトルのみで、デザインも色校正っぽい?シンプル風なもの(でも凝ってる)。

 こっちは、カバーをはずすとおまけマンガが。菌達が「もやしもん2巻」をかたってます。しかもこの巻 すごい仕掛が !!!本の下の切り口(小口です)に 菌がいる! 本屋でビニールかかっていても分るとおもうので、見かけたらチェックしたくださいね。背表紙がわに、ちょっと歪んでいるけれど、菌の絵がみえるのです。すげー!面白い。
 読んでて、ノドの方に、黒い棒が印刷してるので、何かなーと思ったら、こんなしかけがあって嬉しくなったのでした。

 各巻の終わりについてる、次の巻の予告なんて、ぜんぜん嘘っぱちだったり。そういうアソビゴコロがとても楽しい漫画です。
 すきだわー、こういう細かい所で遊んでる本。

もやしもん(1) もやしもん(2)





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Last updated  2006年01月29日 22時57分49秒 コメントを書く
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