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『The Beans ザ・ビーンズ VOL.11』 掲載の番外編。『空の青、風の呼ぶ声』燕青の過去編。静蘭(清苑公子)との出会い、茶鴛洵との出会い、南老師の存在、殺刃賊との因縁、隠された過去と、今の燕青に至る始まりの物語。この話は静蘭の、清苑公子から小旋風と呼ばれる時を経て静蘭となる空白の時期を埋める話にもなる。うん。番外編を読むほどに、知っていた筈の登場人物の顔が変わっていく感じがある。リアルに考えるなら、今の彼らを知る人間は彼らの過去を知る必要な無い、知らない方が良いんじゃないのかなぁと、今回は特に思ってしまった。本編・表の話、まぁ初期設定を元に、その隙間や過去を埋めていくのが番外編。それにしても書き進められて行くのを読んで行くと、雪乃さん苦労しているなぁ。最初大まかな設定しかなかったところを掘り下げて、尚且つ存在している今に不自然無く繋がる話でなければいけないし、全体の登場人物とのバランスも有るし。大体、大まかな初期設定さえも微妙に軌道修正されて行ったりして。これも全部今に重きを置く為というか、大掛かり。「彩雲国物語」は過去を語れば語るほど話が暗く重くなって行く。今を救いとするのなら、その過去は報われて当然と思われるほどのものであり。だけど、思うに、そもそも「彩雲国物語」はこんな暗い話じゃなかったと思う。それこそ頑張りやの少女・秀麗のその人徳と努力の末のサクセスストーリー、、、つーか。深読みすればテーマは重たいんだけど、軽く読めば明るい物語。それがね~、登場人物を深く掘り下げれば下げるほど暗くどんよりとして行ってしまう。平凡じゃない人間はいないけど、幾ら物語にせよ主要人物がこれほどみんな競うように暗い過去を背負っていると言うのも、凄まじいものがある。「彩雲国物語」って暗いというよりはエグイ。明があって暗が在るんじゃなくて、表面明るい表の話を引き立たせる為に過去の暗がどんどん掘り下がって行っている気がする。 まるで登場人物の不幸の品評会? こんな事が有って、あんな思いをして、やっと掴んだいまの幸せだから、何が何でも守る つーのを納得させられる過去編群と言うか、ね。 それも主な登場人物が10代から20代と若いから、その過去の話も自ずと若くなり。彩雲国のターニングポイントは13歳か!?(苦笑)今考える13歳とは雲泥の差の老成した13歳が揃っているし。尤も昔の13歳は確かに今の13歳児よりも遙に大人にならざるを得なかったと思うけど。と言う訳で今回の燕青・清苑公子も13歳の試練の時。うん。まぁ幾つかの驚きと言うか誤解と言うか、へ~、、、そうだったのと言うか、ここに来て言葉を変えずに設定変更したな~、、、とか。一番に気になったのが南老師の風貌。今まで漠然と身軽なじーさんくらいにしか考えてなかった。勿論、彩八仙の一人なんだろうな、とは思っていたけれど、イメージと違ったな~。いや、元々南老師が彩八仙の一人だと言うのは最初から設定していたかどうかは怪しいな~と睨んでいるのですが(笑)キャラクター的にも立場的にも合っているから彩八仙で良いんじゃないの~だったりして。静蘭も燕青も殺刃族の一味みたいな書き方をされていたから、それを如何持っているのかな~と思っていたら、ふ~んそうか、と納得。ここで、静蘭は燕青よりも華奢だから体力的に劣ると言うように書かれてあって、武道の実力も燕青の方が上と描かれている。茶州に入り襲われた清苑公子を助けたのは誰か!?と言うのが、実は今までずっと朔だと思っていたんだけど、ちょっと解らなくなってしまったわ。朔の様でも在り、もしかして叔斉だったのか?と思ったり。何れにせよ、殺刃族の中に客人として放り投げたのは朔だよね、多分。燕青の隠された過去で隠し球で持ってこられたのが、生きていた燕青の次兄の存在。あれ~、作るかそれ!?今は全然その存在すら匂わせていないつーのに。でもまぁね、燕青は何処まで行っても燕青だったし、それこそ三つ子の魂100までの変わんない燕青の性格であり人柄。清苑も、その前に描かれた過去編と合わせ、何処まで行っても賢しらしい為政者の視線と厭世観と、劉輝しかないと言うのがやっぱり切ない。この時点ではまだ清苑公子、清苑と呼ばれているのが慣れなくて(苦笑)燕青が燕青で有るから尚更、清苑と書いてせいらん(静蘭)と自動変換して読んでしまう。燕青を中心に過去の因縁から殺刃族壊滅までが描かれており、最後には静蘭が無事邵可様に拾われたと書かれてあった。静蘭も燕青もこれからの十数年は癒しの時となる。で、彩八仙、一体何人出揃っているのか!?彩八仙として存在しているのが、霄太師、葉医師、南老師の3人。中に潜んでいるのが、陽月と薔君。多分藍家に一人居て、次元の間?で朔に語りかけたのが最後の一人?かな。そう、秀麗の設定も多分大幅に変わっているんだよね。で、何やかや言いながら、最近は本編よりも番外編の方が好きかも知れないと思っていたりする。
2008.07.28
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んな訳で原作比較の感想です。3巻で絳攸の立場はどうなったんだぁ~~~!と吼えてしまった台詞を拾い上げ、その他諸々の取りこぼしもちょっとは拾い上げ、なおかつこの先に出た本編の間を生めた番外編からもすくい出し――、と……、それでも全部でないと言うところが……むむむ(ーー;) 番外編、読みましたよ。。。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━今日のあらすじ秀麗たちが紫州を離れる日がいよいよ二日後に迫っていた。そんな折、絳攸は秀麗に、一年前に起きた秀麗拉致事件の真相を明かす。後宮に劉輝の妃として入った秀麗を、誰が何のためにさらったのか、そして、その企てを手助けしようと、ひそかに毒を盛ったのは誰だったのか……。真実を知り衝撃を受ける秀麗だったが、そこへぷらりと、藍龍蓮がやって来て……。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 原作ではたった数行で語られた、絳攸が秀麗に後宮での秀麗たち事件の真相を開設付で。ここで香鈴が犯人だったことを秀麗は知る。そして、香鈴に会うか会わないかは秀麗の決めることだと絳攸が言う。だから、先週の秀麗は香鈴が何をしたか知らないから能天気に会いたいと言えた訳だけれど、話の前後関係を考えれば、どうしても話しを引き伸ばしているようにしか思えない。無理やり分解させられたエピソード。秀麗の態度はあの場合はあれで正解なんだろうけれど、それでも各キャラの性格を考えていくと、何も知らない秀麗に対して香鈴が会いたいとは、気配りできる燕青にしてはな発言に、やっぱり納得できない。ま、終わったことですが。。。影月君と秀麗が話しているところに龍蓮が現れて、秀麗の家で一緒に食事をすることに。話の流れ的にはここで龍蓮のわらしべ鳥鳥しい鳥鍋が出てくるのだけれどね~。だけど龍蓮が所望したのは酢豚だし。。。食事の支度をしているところに香鈴が訪れ、秀麗と話しをすることに。香鈴は茶州の実情を訴えに来たのだった。茶太保の妻の縹英姫さまは軟禁され、孫の春姫さまは……。そして、香鈴は茶州へ赴く秀麗に同行を願い出る。ここでやっと英姫ばあちゃんと春姫の名前が出てきたよ。大体こんな話は茶州への道中で出てくる話なんじゃないかい?秀麗、龍蓮、影月の3人での食事での会話。会試の時の思い出話――。龍蓮の所為でどれほど迷惑をこうむったか。でも、これが結構アッサリ流されているのよね。それこそこんなだったね、そんなだったね。お終い。それこそこのエピソードにはアニメは飛びつくんじゃないかと思っていたんですけれどね。ここら辺の食事とか会試の時の騒動の話しが、時間を曲げられて初期の時の龍蓮登場のエピソードに仕上げられているのですよ。だから、秀麗たちと龍蓮の関係がちゃんと成り立たせられていない。会試の時に龍蓮抗体のついてしまった、秀麗、影月、珀明の3人が龍蓮係になって、それで数々の尻拭いと差別皆無の態度に、龍蓮は心の友その1・2・3と名付けるのよ。会話の中で影月が仙洞省の幽霊の話を持ち出し、幽霊退治に行くと言い出す龍蓮。城に行くと、散歩に出ていた劉輝と出会い、一緒に仙洞省へ行く事に。……何でここに劉輝が出てくる!?ったく、苦肉の策か!?(苦笑)こんな外壁辺りまでふら付く王様が居るのか~!?待てども幽霊の出る気配はなく、4人で劉輝の部屋に行く事に。その4人を木陰から見守る静蘭。4人の雑談に上る話で、彩八仙は、今でも誰かの身体に入って見守っていてくれるのではないかと言う話しが秀麗の口から出る。自分の母が私の中にいるように、ほら影月君にも陽月くんが。って――。(ーー;)えっとですね。秀麗はそんな事思っているのでしょうか。母様が自分の代わりに亡くなった、と言うのは思っているけれど。何時でも自分の中に居て見守っていてくれると、かは。だから。それは反則技だと思う。原作の中では登場人物たちはそういったことには触れて無かったと思う。と言うか、それはこの小説の中では読む人間だけが知る事実だから。大体、陽月は確かに彩八仙の一人だし、既に霄太師は正体を現しているし、このほかに本来は既に出ているはずの葉医師と――。設定から、秀麗と龍蓮も多分そうだと思われる。秀麗の場合はその母の薔君がそうだったんじゃないかなと。それが影月君の場合と同じで、秀麗の命と引き換えに、自分の存在で秀麗の命を引き止める。薔君は縹家の姫だったようだ。それも黒狼を相手に出来るほどの特殊能力者で。縹家は女性の方に特に強くその能力の現れる異能力者の特殊な家。余談になるけれど、英姫ばあちゃんも、能力者だし春姫も言霊を操る。縹家の当主は春姫の能力を見極める過程で、秀麗と陽月の正体を確信して――。そこら辺は、茶州事件、影月編で明らかないなって行くことで、だからこそ、ここら辺では安易に語って欲しくなかった。劉輝の部屋からの帰り道秀麗、龍蓮、影月の3人の前に現れた幽霊は。退治することも正体を詮索する事も止め・・・君子危うきに近寄らず。……とはね~。しかし、龍蓮はその正体を知っているようだった。って、何で龍蓮が正体を知っているのよ!?んで、何で幽霊は龍蓮を名指しで知っているそぶりを見せるのよ~~~!劉輝は龍蓮を追いかけてきて、ある物を託す。藍家の龍蓮の名を次ぐ者の存在、その意味。藍家当主の座も、官吏もなるつもりは無いと言い切る龍蓮。いま、王として藍家に試されていると語る劉輝。だから会試終了後2日目に会いに来た。眠れる龍が目覚め再びその力を貸してくれるなら、喜んでその手を取ろう。劉輝は藍龍蓮に友として新州牧たちにこれを届けてくれと。……この裏事情。会試終了2日後には劉輝は龍蓮にその後を見越して他の見事をしているのよ!龍蓮は、梨の時期だからそれも一緒に土産に、と引き受ける。なんかね、微妙に劉輝の龍蓮の認識は違うような~。読者相手には、龍蓮事情は黎深と鳳珠が藍家談義を絡めて話しているのだけれど、これは無視されたね。劉輝が部屋に戻ると静蘭が待っていた。兄上~と懐きまくる劉輝にその呼び方をすると私も敬語を使いますよ、とニッコリ脅す。あ~あ、これは邵可邸にこっそり龍蓮に会いに来た劉輝の警護をしていたんだけれどなぁ。その帰り道のいちゃつき……。だったのに。。。秀麗が帰るとそこには玖琅が待っていた。玖琅は、これからは紅家がおまえを守ると告げる。叔父さんだよって紹介されたのよね。……このシーン、何処に入って居るんだろう???紅家の証、みたいな物は持たされるんだけれどね。翌朝。そこは仙洞省(だったと思うのだけれど)、霄太師が指輪を持ち出すと、そこから若かりし姿の鴛洵の幽霊が現れる。……宙に浮いているよ~。折角自分が茶家を滅ぼす切っ掛けを作ってやったと言うのに、これからの茶家は害にしかならないからと。。。それを無駄にして……。声も若く感じるわよ~、霄太師の若い姿の時と違って。霄太師は、若い州牧たちが別な方法で救ってくれると未来を託すように言う。だから、龍蓮たちの前に現れたのは茶太保の若かりし姿なのに、何で龍蓮は知っていたのか!?謎だわ。この霄太師、宋太傅、茶太保のシーンも前に入っていた筈の物。こんな風にエピソードの入れ替えをされると、エピソード自体はちゃんと描かれていても、順番で得られていく物がなくなってしまい、出てくるはずの言葉の意味が変わってしまう。つまりはキャラの性格までもがぶれて来る。って事で、いよいよ次回茶州へ出発です!9月30日(土) 第22話 命あっての物種 10月7日(土) 第23話 旅は道連れ世は情け 10月14日(土) 第24話 寝耳に水
2006.09.23
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先週の感想まだ書いていないから、すっ飛ばして今週の文を書くのもどうかと思ったけど、面倒だから今週分に行って見る。何時もの如く、アニメを見た後に原作を読む。……読み耽ってしまった……これも何時もの事だけど。。。(-_-;)いや、実は先週分半分で時間が無くなったので、そこから繰り返し読み始めて、あ~、今週分の放送で5巻が終わるのかな?と思ったら、そうじゃなかったのね~。おまけに来週に回された部分が、う゛るる~~~~!!!(>__
2007.01.20
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感想その2でございます。感想その1はここにあります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━今日のあらすじ国試受験のために課せられた適性試験が終わり、結果が発表される前のこと。秀麗は、いたずらをした寺子屋の生徒、柳晋を叱ろうと追いかけているうちに、冬の川に落ち、風邪をひいてしまう。秀麗が寝込んでいると知り、次々と訪れる見舞い客。楸瑛、絳攸はもちろん、秀麗がまだその存在を知らぬ、叔父の紅黎深、さらには、仮面の男・黄奇人まで……。そんな中、柳晋が行方不明になる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あのね、適性試験の結果待ちのときと有るけれど、これは変!完璧に違う!何故なら、秀麗が暇乞いをして居るから、それに不満を持った柳晋が無茶をして、秀麗が風邪を引く羽目になるのだから。秀麗が暇乞いをするのは、国試受験が決まったから、その準備と試験そのものの為で、国試を受けられるかどうかも解らない段階で秀麗の性格では絶対暇乞いはしない!大体話の中で劉輝が「適性試験に優秀な成績で受かり」って言っているもん。ともかく導入は、柳晋と追い駆けっこをしていて真冬の川に落ちた秀麗は熱を出して寝込んでしまう。風邪だからと静蘭に大人しく寝ているように言われ、久しぶりの熱につい心細さから静蘭の衣を引く秀麗。思い出すのはまだ母が元気な頃、熱を出す度に静蘭に手を焼かせていた秀麗。なかなか笑えない静蘭に、笑え、と気さくに触れてくる秀麗母の存在。思い出の中のシーンはコマ送りに紗がかかり――。秀麗母が特異な存在であったことを匂わせる、その存在感と言葉遣い。このシーンもコンパクトに纏められているけれど、まだ少年だった静蘭も可愛く、でも影を持った感じで描かれていて、概ね納得かな。秀麗母のちょっと規格はずれっぽい感じも解るんだけど、イマイチ突っ込み方が足りない感じで。何と言うか、普通の良いところの奥さん、って感じしかしないのよね。あの言葉遣いの独自さも、もっと活かして欲しかった。あんな普通じゃない言葉遣いなんて、それだけで存在を示している様じゃないですか。アニメの描き方は、それが半分くらいしか伝わっていないのよね。秀麗倒れるの報に慌てて帰宅する邵可。慌てすぎて何が何だかの状態で――。そこに楸瑛と絳攸が見舞いにやって来る。生姜が無いのに生姜湯を作ろうとする邵可に、しょうも無い駄洒落をこぼす楸瑛。言ったなぁと思ったのだけど、アッサリ長しすぎだなぁ。(苦笑)見事に静蘭に仕切られての、台所仕事への誘いは黒静蘭発揮!ではあったけど、もう一声欲しかった!……甘いっす!!邵可が一人で秀麗についている所に、窓の外から黎深と奇人が見舞いにやって来る。邵可に好いように転がされる黎深。この場合、手玉に取られると言ったほうが良いかも知れない(苦笑)兄大好き!ころころ懐きまくり、何が何でも兄上の黎深を描くには、ここぞというところの突込みが物足りないのよ。 んで、やっぱり奇人の素顔は無かった。。。このまま奇人の素顔についてはスルーするつもりなんだろうか。それにいくら見舞いに蘭を持ってくると有っても、あの持って来かたはお粗末過ぎ!黄奇人とも有ろう人が、そんなちんけな方法で、持ってくるか!?本気で「あのね~!!! 何考えているんだ!」ですよ! 静蘭の食事の仕度が出来ましたよ、と来た時に、柳晋が行方不明だと、柳晋の父親が探しに来る。どうやら秀麗のために薬草を取りに龍山に入ったようだ、という事で、心配して静蘭、楸瑛、絳攸で探しに行くことに。屋敷が近いからと奇人も迎える準備をしに帰宅する。そうそうここで、黎深が絳攸に対して傲慢な言い方をするのね、それを邵可がペチッとやってメッてするんですが、凍りつく周りに対し、構われた事にほんのり赤らむ黎深……を見て、2度おののく絳攸。皆の慄き方が何か納得行かなかった。邵可が黎深を転がしているってのはこの中では周知の事実だってのに、このリアクションは黎深が反撃に出るって雰囲気に思えてね、やっぱりキャラを把握していないと思えたのです。瑣末なことだけど、この時のペチは、アニメでは平手でのペチでしたが、原作では、黎深の扇を取り上げ、手を返しての扇でのペチっでした。この「黎深の扇を取り上げ、手を返しての扇でのペチっ」がね、私にはとってもツボだったんです!だ~か~ら~、やっぱり、、、がっかり。う~ん、まぁ赤らむ黎深のシーンを入れたってだけでも評価しないといけないんでしょうね。黎深と邵可が二人残り、邵可は静蘭たちの作ったものを食べそれを評しながら、いざとなったら私が行くから(絳攸を)心配しなくてもいいよと言うと、黎深は猛然と、兄上にそんな事をさせる位なら、紅家のものを総動員して探させると。これ以上兄上には何もして欲しくない、辛い思いも何もかも、唯幸せに暮らして欲しいのに――。兄上が王の所為で刺客にされた時も、なぜ兄上で無ければならなかったのか。その後追放になった公子を拾いにいったと知った時も、何度先王を抹殺しようと思ったか。その度に霄太師に阻まれて――。兄上大事な黎深のシーンですが、これもイマイチ物足りなかった。黎深、邵可と向かい合ってちゃんと座ってのシーンなのに構図違うし、微妙に周りの状況排除しているし~。黎深だけは邵可の本質を知り、慕っているのに、それゆえそれを先王に利用された事に怒りを覚えていると言うことや、殺し屋にされてしまった事も恨み、だからこそ、平穏に暮らして欲しいのに、清苑公子を拾いに行ったりと、平穏には過ごせなかったこの10年。紅家当主だから動かせる紅家の影(力とか諸々)を動かすとか、その存在をチラ付かせたり、と言うのを邵可はにべも無く押さえ込んだり、と言うのが……。余計なものをカットしてと言うより、裏の部分は排除したいって感じがするのよね。過剰なスキンシップ……主に劉輝関係の、は大幅増量の癖に、裏関係や裏事情はかわされていたり、他に変換されていたり、すり替えられて至りと、臭い物には蓋をする的な感じがどうしてもしてしまう。この話の面白さって、時々その裏を思ってフッとこぼしてしまう笑いに有るんだと思うのです。それは色んな所で色んな意味でなのだけど、どうもそれが悉く避けられている様な気がするのは、私の気の所為?……ではないと思う。だからね、このシーンでの黎深の書き込み、描き方も足りなかったし、邵可の裏の顔の出し方も物足りなかったのです。その邵可と黎深の居る所を避けて、秀麗の部屋に忍び込み、かいがいしく看病をする劉輝。自分の袖を千切って汗を拭いたり、雪で氷嚢を作ったりとかいがいしく。で、薬を飲ませるのに口移しで飲ませるのだけれど――その苦さに悲鳴を上げ、目を覚ます秀麗。駆けつけ、今にも劉輝を射殺しそうな黎深に――。その頃龍山で、無事柳晋を見付け保護する3人。このところもう、原作大幅カット、および時間軸の入れ替え。もう滅茶苦茶コンパクトに割愛しちゃって~!劉輝がかいがいしく看病しながら、秀麗への思いに真摯に葛藤する部分も、そう、アニメのあんなもんじゃないのよ!ウザイ!ってほどのかいがいしさだったし、秀麗の朦朧とした中でのつぶやきとかね。龍山での探索も、楸瑛の左右羽林軍の凄まじい鍛錬裏話での――、とか。もうここは本当に無かったものになっている。まぁね、これは割愛しても良いかなとは思いましたが(苦笑)でも、劉輝が秀麗に薬を飲ませた時に、その叫び声で部屋に飛び込んできて、殺気を撒き散らしたのは邵可と静蘭だったのに。大好きな兄上と邵可の殺気だからこそ、劉輝がビビッタってのに……!!!奇人が無事な柳晋を連れて来てくれたりして、秀麗も少しずつ元気になって来て。で、柳晋が、秀麗が永の暇をするって言うから、嫁になんか行くな、後5年もすれば静蘭なんかよりもいい男になるからと宣言すると、調子に乗って劉輝が、あと5年もすれば余も!と言ったところで黎深が扇子を飛ばし、ハッシと劉輝が受け止め――。そこは邵可が誤魔化すのだけれど、その時邵可は「主上」と言うのよ!そんなん有りえね~~~!柳晋がいるような場で、邵可に限ってそんなことは言わない!実際原作ではちゃんと「劉輝様」と言っているのに。。。邵可は黎深の自分からの名乗り出を期待していたのに……黎深無常にもタイムアウト。だからね、この後の奇人の未来の義兄とかの不穏発言も見事にスルー。だってね~、秀麗は私の素顔を見ても動じなかったと言う貴人の台詞が言えないもんね。それにしても今回は、逐一心の声の反省文も全面カットだし~。えぇ、皆がそれぞれぼそぼそ言っているのですよ、それがチクッと効いていて、なかなか面白いんですけどね、それも人間の裏面って事だからか描きにくいからなのか、なし。本当に、読んでいて面白いそれこそ効かせどころが何でこうもスルーされてしまうのか。描き難いのかもしれませんが、面白さ半減は間違いないです。そうそう、全面カットの龍山での左右羽林軍穴掘り大作戦!の話は、呆れながらも笑えます。こういう小技が効いている彩雲国なんですよね。本当に、山椒か唐辛子がピリッと効いている感じで、ちょっとドキッとして倦厭したいんだけど癖になってしまう(苦笑)どことなく、背徳感にも似た感じのっていうかね、部分部分に散りばめられた大人向けの部分が良いんだけど――。今回のお話は、秀麗母のそれぞれの思い出と、黎深の何が何でも兄上!と言うのがメインだと思ったので、劉輝の部分が多少割愛されていても、龍山でのシーンが前面カットになっていても、まぁ許す!……とか言いながら大幅に文句言っていますが。。。今日の絵はね、……はぁ~。。。もう言うの止めようか。。。さて次回は、やっぱり番外編、「会試直前大騒動!」影月君登場!のようです。さて、影月君は誰でしょう?って事は楸瑛の艶聞も有るのかなぁ。次回、次々回と番組の前後に桑島さんがゲストに出るようですね。また、アニメ公式では、7月の公開イベントのお知らせが出ていましたよ~。6月24日(土) 第12話 「逃げるが勝ち」 7月1日(土) 第13話 「瓢箪から駒」 7月8日(土) 第14話 「石の上にも三年」 ※ゲスト、桑島法子(くわしま ほうこ)さん、紅秀麗(こう しゅうれい)役! 【放送日時】 6月24日(土) 7月 1日(土) ※「BSアニメ『彩雲国物語』の世界」の公開録画のお知らせ※この番組は、衛星第2テレビで放送しているアニメ番組『彩雲国物語』の魅力を、映像を交えながら番組に出演している声優のゲストとともにわかりやすく紹介する公開番組です。 <日時> 平成18年7月15日(土) 【第1回】開場:午前11時20分 開演:午前11時50分 終演:午後0時30分(予定) 【第2回】開場:午後3時 開演:午後3時30分 終演:午後5時(予定) <会場> NHKみんなの広場 ふれあいホール(東京・渋谷) <出演予定> ゲスト:桑島 法子 関 智一 緑川 光 檜山 修之 タイナカ サチ ※ゲストは、第1回、第2回どちらに出演するか未定です。 司会:山川 恵里佳 はりけーんず
2006.06.17
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