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2025年09月07日
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アメリカでは「コメディ映画は絶滅した」「配信サービスに移行した」等と言われていますが、それに挑むためにディズニーが仕掛けました。登場人物の心が入れ替わり、騒動が起きるという映画は多くありますが、このシリーズは、その元祖です。若いころのジョディ・フォスター主演の「フリーキー・フライデー」は、クライマックスの水上スキーのシーンが印象的な映画でした。そのリメイクである「フォーチュン・クッキー」は、22年前に大ヒットしました。どちらも面白い映画です。その「フォーチュン・クッキー」のキャストが再結集して作られたのが今回の続編「シャッフル・フライデー」です。前回は主演の2人の心が入れ替わっただけでしたが、今回は、4人の心が入れ替わります。

 リンジー・ローハン演じる主人公は、娘と娘のクラスメイトのけんかのため、学校に呼び出されます。そこで娘のけんか相手の父親に出会い、恋に落ち、結婚することになります。当然、2人の子供は猛反対。それを見守るジェーミー・リー・カーティス演じる主人公の母親は、娘と孫が対立し、困っています。そこで、心が入れ替わるシャッフルが発生します。主人公と娘が入れ替わり、主人公の母親と娘のクラスメイトが入れ替わります。

 ここで特筆すべきは、やはり主演4人の演技力です。特にアカデミー助演女優賞を授賞しているジェーミー・リー・カーティスと前作以来の映画出演となるリンジー・ローハンは、まさに魂が入れ替わったとしか思えないほどのなりきり演技でした。大騒ぎが繰り返され、前作で重要な役割を果たしたブリトニー・スピアーズの「... Baby One More Time」も劇中で流れます。アメリカでは、今年の夏のヒット作品のトレンドは「懐かしさ」だそうです。ここでは、2000年代初頭には斬新だったCGを使ったテンポの良い演出が、懐かしさを感じさせます。「たっぷり笑えてちょっぴり泣ける」という良質なコメディ映画の教科書のような作品です。この映画等をきっかけに、コメディ映画というジャンルが、本格的に映画館に復活する日が来るといいですね。





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最終更新日  2025年09月07日 17時51分58秒
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