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もっともな心配かもしれないな、
なめてかかってくる児童生徒もいるからね、
そういう生徒にからかわれ、
パニックになり、
関係ない生徒にも当たり散らして、
モンスター的保護者からクレームがつき、
ウツ状態になって学校へ行けなくなり、
退職した新しい先生もいるもの、
でも、
これは大変特殊なケースだから、
気にしないでいい、
半年もすると、
みんな活き活きとやってるよ、
貴方は中学を選んだんだ、
同じく中学教師になるM君というのがいて、
希望に胸をふくらませている、
彼と出会ったのは1昨年1月、
山梨県の某大学で読み聞かせ&講演を行った、
教員志望の学生が多いところで、
この催しも学生が主催していた、
終わってのサイン会で絵本にサインを求めた1人がM君で、
河口湖畔の書店でアルバイトをしていること、
教員志望であることを知った、
前を向いているタイプだった、
そのとき、2年生だった、
春に3年生になって、
去年、4年生になり、夏に
教員採用試験を受験するとき、
彼は悩んだ、
高校時の国語の先生に憧れて、
自分も高校の国語科の教員になろうと志したらしい、
でも、
中学のとき、
詳しくは知らないが、
とても辛いことがあって苦しい経験をしたらしい、
中学生は子供から大人へ向かう端境期で、
多感なだけに、
多苦で苦しみも多い、
そういう中学生に寄り添いたい、
という気持ちが強くて、
志望を中学校の国語科に変えた、
そして、無事合格した、
教育実習のときに、
クラスに将来に夢を持っているのに、
友人関係がうまくいかず、
度々欠席する生徒がいたらしい、
自分の経験を話し、
そっと背中を押した、
今は自分を追い詰め自信をなくし、
何も言わなくても実は救いを求めている子が多い、
と彼は言った、
中学の教師として、
1人1人に寄り添える人間になりたい、
それを心がけるという、
M君と同じく春から中学生を教える立場の貴方に、
僕は言いたい、
未知の中学生が希望も不安も、
共に胸に抱いて貴方を待っている、
と、
心配はしないで、
中学生と真正面から向きあってください。