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【よい子に読み聞かせ隊・ポプラワールド】は、
毎月第3水曜日の14:00から80分程度開催しています。
絵本の読み聞かせを中心に、紙芝居、歌、クラシックのミニコンサート、
ときにはマジックや、ミュージカル寸劇などを混じえ、多様な催しとして定着しました。
平日の午後開催なのでお母さんと一緒に参加する子供は9割以上、三歳以下です。
ときどき、いやしょっちゅうのことですが、自分の力で這い這いや、
よちよち歩きができるようになった子供の学習意欲にびっくりすることがよくあります。
たとえば、今月、やっとよちよち歩くようになった男の子がいて、しきりに開会前のステージ上を気にしていました
ステージ上では2歳3歳辺りの子たちが盛んに飛んだり跳ねたりしながら元気に遊んでいました。
その男の子は自分も仲間に入ってステージの上で遊びたいと思っていたのでしょう。
意を決してステージに向かってよちよち歩き始めました。
ステージと床の段差は30センチを超えているように見えました。
やっとよちよち歩きを始めた幼児にとっては、
かなりの段差と言っていいでしょう。
その子はステージ近くで立ち止まり、ステージの上で興じる先輩たちをしばらく観察していました。
その仲間に自分が入れるかどうかを判断していたようです。そうして入れると判断したようで、ステージに
手を突きながら横に移動を始めました。
少し戻って這い上がろうとしましたが、もがくような動きで這い上がるのはもう少し身長が高くならないと
無理のようでした。
その子はこの高い段差をどうして乗り越えたものか、しばし、思案した様子を見せましたが、
突然、思いがけない行動に出ました。
くるりとステージに背を向け、その側面に体を押しつけるなり、両手を挙げ、
上体を反らせながら両足で床を突いて跳ねたのです。上体はステージに上がっていました。
その上体をくねくね動かし足をばたつかせて体の殆どをステージに上げてしまいました。
さらにごろんとうつ伏せになってから、ゆっくり立ち上がりました。
きっと、これまで学習して培った能力を思い起こしながら、
ステージに上る虚を突くような方法を思いついたのでしょう。
子どもは四六時中学習しています。