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とにかく原作もアニメも大好きな作品である。最初はアニメから、わけわからん終わり方に幼心に「???」だったのだが、もう少し成長してから単行本を読んで、なるほど、こんなに深い作品だったのか、と心から感動したのだった。
♪ハイ、ハイ、ハ~イ、はいからさんが通る、やさいい心を~ふりまきなが~ら~♪
も好きだし、エンディングの ♪ご機嫌いかが、紅緒です~、はいからさんと呼んでください~・・・♪
も好き。男性ユニゾンがなんとも言えん。
さて。宝塚版。
ビジュアルだけっでも最高ですよ、やっぱり!!
高校時代友達と「少尉とオオカミさんと編集長、誰が好き?」なんて言ってたけど、私はダントツ 少尉派。

軍服姿の少尉、 柚香光
さんのなんとカッコ良いことか!
紅緒の 華優希
さんも、コミカルなところ(ばかりだが^^;)が元気でおきゃんで本当に紅緒らしい。
編集長、冬星さんの 鳳月杏
さんは、少しかわいらしさを感じてしまったかな。編集長のイメージはクールなんだけど。
鬼島さんの 水美舞斗
さん、もっと不良っぽくなってきたらものすごく似合うと思う。
蘭丸の 聖乃あすか
さん、もうただひたすらキレイでポスターから気に入っていた(笑)
牛五郎どうするんだろう、と思ったら 天真みちる
さんという芸達者がいた!
紅緒の父、 冴月瑠那
さんは、着物より軍服の方がダントツかっこいい!
伊集院伯爵は専科から 英真なおき
さん。おじいさまの頑固ぶりを微笑ましく演じていた。
伯爵夫人は 芽吹幸奈
さん。上品で素敵なおばあさまだった。
如月さんが 鞠花ゆめ
ちゃん!かわいいのに、完全に如月さん(笑)
吉次の 桜咲彩花
さんは色っぽくて美しい。でも素顔のかわいらしさは隠せないかも。
環の 城妃美伶
さんは、本当にお嬢様で美しくてぴったりだった。
「はいからさんが通る」を1幕2幕で全編!!
ゆえに、1幕最後でもう紅緒の白い喪服シーンなのだ。
前半は笑い転げ、でも少尉のカッコ良さにメロメロになり・・・
ラストの白い喪服からは涙がにじんでにじんで・・・![]()
2幕はずっと涙がにじんでたな-。原作ではふざけながら(?)も、その時の世相、そして複雑にからみあってしまった人間模様と心のひだを丁寧に書いてあったので、それが脳内インプットされているから自分で色々な所を補足する。
ラリサもかわいそうだし、身を引く紅緒も・・・。
切ない、切なすぎる。
それでも、彼女の明るさは周りを巻き込んで明日への活力へとつながっていく。
そう、やっぱり「はいからさんが通る」の主人公は紅緒なのです。
すべて紅緒視点だからね。そこを少尉主役にするのはかなり無理があったけれど、3時間ですべてやるのだからそんなに細かい心の動きまでは表現できないので、それはそれでありだと思う。
原作はかなりおふざけが会って面白かった。
「今週のみことば」とか。
「高いとこ のぼってうれし 死刑台」
とかわけわからん(笑)
さすがにつめ子さんは出てこなかった(^^;)牢名主さんも(^^;)
やはり名作だと思う。
原作の 大和和紀
さんの素晴らしさに脱帽。「あさきゆめみし」(源氏物語)と同じ作者とは思えない作風の違い(笑)
花組は、次は「ポーの一族」。うーん。続くねぇ。原作読み直さないと。
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