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まつのイメージは良くないまま 毎日が精進料理の謹慎作業!どこのダムでも谷あいに集落がありそこを通る村道があるのですが水没する為に上方に湖周道路なるものが出来るのです。したがって村道は工事用道路となるのです、集落も立ち退きを開始した所から随時撤去していくわけですが 1件道路下の家が補償金の関係で取り壊しが出来ず 現状維持の状態だったのです。ある日 村道をブルドーザー(24t)が走行中 タマタマ残された家の真後ろで石垣が壊れブルが落ちたのです 高さは2mくらい 家の壁に当たってない程度に倒れかかり 動かしようがない状態なのです。補償問題の済んでいない家を傷つけたら大変!他のブルドーザーが3台呼ばれ 鹿島建設の所長を始め10人くらい来てるんですけど どうしょうもない。私は呼ばれないままに 積み込み作業をし乍 様子を遠くで見てるだけ!1時間位して呼びに来たのです!「どうしたの」と聞くと 「うちの所長がマツを呼んで来い」と言うんだ!「へ~俺が行ってブルが上がると思ってるかな?」「ごちゃごちゃ言わずに はよ~こいや~」ダンプを待たせて迎えの車に乗り込む。他の作業も止めてる ダム工事の作業全ストップの感じです。全員集合の中で 重機主任が指揮しながら 引き揚げを試みる、所長「まつヨ~お前何か方法があるか?」「どうして 私に!」「お前には相談したくないけど 鹿島の所長も心配してるんだ 何とか俺の面目を立ててくれ!」道は狭い24tのブルを横にストレートに上げる事は不可能だ、石垣の反対側は10mほどの崖になってる、ふっと見上げると神社があり杉の大木が2本立ってる。「判りました、何とかしましょう」「おっそうか!頼むぞ」重機主任以下 新入りの若造からの指図は面白くない 段取り方法は 所長を経由して行う事になったのです。インチワイヤー(25mm)を30mほど準備 神木の杉にW滑車をかけ ブルに接続して横に引き揚げようというもの。後の石垣を壊さないために後ろからと前からも他のブルで同時に引きながら、滑車のワイヤーを引いたのです。1時間後 見事に成功。なぜか「まっちゃんよかったな~」と何人もが握手を求める!いい気分になって仕事に戻ったが、所長だけは何も言わないのですまあいいか!と思いながら 作業終了後 事務所に呼ばれる。「まつ 鹿島の所長から お褒めの言葉を貰ったぞ!」「そうですか 有難う御座います でも良かったですね!」「お前のお陰で助かったよ 今後も宜しくたのむわ」これで謹慎作業は解禁だろうか?
2002年12月30日
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ショベルは機体が殆ど垂直に立つ状態になったのですが、バケットレバーを一瞬引き揚げた為、1mほど前に突き刺さり キャタピラはまだ地面に着かない形で止まったのです。わたしは日頃から急坂を下る時は体がつんのめり状態になる為いつも片足は運転席の前のダッシュ版に足をかけるんですが 落ちた瞬間には ダッシュ版の上に真っ直ぐ立ってました。落ちたと同時に 地面に刺さったままのバケットで 地面を掘削するようにし乍前進をかけ 壁に垂直にキャタピラが接地すると一気にエンジン全開で脱出したのです。その間おそらく1分の出来事!エンジンも止まらず、漏れるものもなし 無事 こと無く 何事もなかったような顔押して ダンプへの積み込みを開始したのです。2・3台目を積んでるところへ 所長がジープでやって来た!待ってるダンプと話してる!「おい まつ降りてこ~い」エンジンを止め 近づくと いきなり「ばかやろ~う」「お前仕事は出来ると聞いていたが、要危険人物だな!」「・・・・あの~う少しでも早く待たしてるダンプの積み込みをしょうと 近道をしたんですけど、下るのは慣れてますんで 大丈夫です」「この会社に2・3百人の運転手がいるが お前みたいな奴はいない!仕事終わったら 始末書を書け!」大変な立腹である!仕事終わり事務所に行く 「まつ お前どんな神経しとるんだ!」「モット安全作業を心がけてくれ」差し出された始末書用紙 何も書かれてない白紙 「以後一切危険な行いは致しません と書け!」な~んだそんなことを書くのか 簡単な事だな!と書いてサインをする。こんど 同じようなことがあれば辞めて貰うからな!ところが後日 「まつ何とかならないか?」と所長のお願いを聞くことになる。
2002年12月28日
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『ダムの紹介』位置は西椎屋と言われる滝の上流、四日市町から玖珠町を繋ぐ県道の中ほどの山間部。ダムの規模は、農林省の多目的ダムで ロックフィールダムと言い止水壁には土を締め固めそれを支える為に直径2m以内の岩魂を積み上げる高さは60mほど 盛り立て量50万m3 岩魂の比重は世界で一番軽いといわれてるまだ堤防の出来る場所(以下本堤)の 土砂の取り除き工事中だった。ドーザーショベル(アメリカのキャタピラ社製で九州では3台目)を本堤の表土掘削積み込みに入る。今日で3日目6m位ある土壁の上方よりブルドーザーで土を押し落とし落ちた土砂をダンプに積み込むのです。午後の作業に入り何台か積み出した後気がつけば土が落ちてこない!そのまま地山を掘削して積み込んでいると 上からブルのベテランオペが「お~い マッちゃん ブルめり込ませた!動けないから引っ張ってくれ~」だって!めり込ませる者はベテランとは言わないんだけど 自分で思ってるからどうしょうもない。仕方なしに ダンプ5台ほど待たせて 回り道して登っていくと奥の方で”カメ”(機体の腹が支えてキャタピラが空回り状態)になってる兎に角ワイヤーで引き出したのですが 下に降りる時に又回り道を降りるのが面倒になり 下を覗くと6mの真下 土の絶壁ではあるがここから降りようと決心!上の角を精一杯削って降りれば 落ちた土が下で溜まればいけるはず そのまま一気に下る! 読みが甘かった!!積み込みの時地山を削って オーバーハングしてる そこに落とした土は所詮バケット一杯分 何の足しにもならないまま 20tのショベルで 真ッさかさま!
2002年12月20日
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我がふるさと大分と言っても現場は知らない!宅急便の如くあて先住所を書いてもらい 胸に貼り付けた気持ちで松江の駅まで送ってもらい、夜行キップのままに指定座席に!昨夜の未練を引きずって 列車は出てゆく気持ちは残る!所長はキットわたしに嫉妬して 追い出したんだ、鬼みたいな所長だ~。寝台に眠る前車掌に住所を見せ 降りる所を聞く、起こしてくれるようにも頼んで 冴える目を閉じ無理やり眠る。車内アナウンスが遠くで聞こえる 車掌が起こしに来た!さすが忘れなかったなと思い、降りる身支度。外の景色はまだ暗いのです、ホームに下りたのは2・3人寂しい!薄暗い夜明けのホームを一人トボトボ、他の人は行き先判ってるのか なぜか急ぎ足で追い越してゆくのです。バス停に行き住所方向の時間を確認、始発まで1時間余りあるんです。店も開いてないし 寒いタクシーが私が乗るものとドアーを開けて待ってるんです。タクシーの方に行き開けたドアより乗り込んだのです「どちらまで?」「どこにも行かないよ!」「えっ」「寒いからチョット載せててよ」「ダメですよ 降りてください!」「そんな硬い事言わずに どうせお客が来るまで暇でしょ」「そりゃそうだけど 誰か乗ってると思ったらお客来ないよ」「あと列車も来ないしそこら辺には人は居ないじゃない?」などと押し問答しながらとうとう一時間余りをタクシーで寒さ避けし乍 バスに乗り込む タクシーには500円を渡して来た、バスは私一人の乗客、運転手に行き先や降りる所の話を聞いて小一時間 現場の傍で降る。まだ7時前 所長を尋ねて挨拶!「もう1週間前から 本社に頼んで置いたんだ やっと来たな~」「部屋に荷物を置き 朝飯食ったら直ぐ現場に行け!」昨日の夕方まで現場は島根県!今朝は朝から大分県!こんな移動が現実にあるのか!現場は朝7時から作業 出てみると知ったのが2・3人居たのです「よろしく!」と挨拶しながら 停まってるショベルに乗り込む!余り見かけのよくないダンプの運転手が降りてきて、「アンタがマッチャンかい!」「そうです」「大人しそうだけどな!」「大人しいですよ よろしく!」「いや~こちらこそ」この会話 何かおかしい! 初めてのものから おとなしそうだけど!なんて本人に聞くことがどんな意味があるのだろう?
2002年12月11日
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振り向いた男!!にゃ~っ ぞ~~~っヒゲをはやした汚い人間!黒っぽいズボンに白の布シャツをズボンに入れずにピラピラさせて歩いてるんです。車もこない人家もない2時間歩いたってその位置にはこないはず!矢張りおかしな行動です。兎に角アクセル踏み込みましたね。「車のトランクの上に乗っていないか?」「きゃ~っやめて~」脅かす気持ちはないのですけど、そんな言葉が自然と出るくらい怖かった!何とか谷ぞこに落ちずに帰り着いたのです、夫婦は降りたのですが娘が降りないのです。「どうしたの?」「・・・・・・こわ~い!」「家の前だよ 降りなきゃ」「あなたも一緒に来て~」と言うので車から10mの家まで送る事に!「チョット待って・」すると家から姉らしき女性が出てきたのです。「まあ~お入りなさいよ~」言われるままに上がりこんだのです。その姉さんの綺麗な事 ミス○○を付けるほど いい女!パ~マ屋の店主とのこと 私の髪は天然パ~マ(天然パ~ではありません)だけど なんとかお客になれる方法はないものかと考えたのですけど 当時ニグロもなかったし 理由もつかない。今日の出来事話しながら「ビール飲む?」「ハイ」てな具合で3人でさしつさされつ!姉妹2人で住んでたみたいです、姉はおしとやかだし 美人だし 気が効くし アルコも強い!一日の運転で疲れてたのか、睡眠薬入れて二人で私を悪戯しようと思ってのことか?眠くなってしまってそのまま寝てしまったのです。ふっと気がつくと、上着とズボンは脱がされてシャツとパンツ姿でなぜか 二つ並んだ敷布団の真中に寝てるのです。お2人さんはもう起きてましたけど、矢張り寝てる間に私に何かしたんじゃないかな~「何もしてないよ~」って言うけど きっとしたんだ!おしかったな~ な~んにも覚えてないのです。朝食をご馳走になり 飯場に帰るのです。折角朝帰りをしたのに!未練だ~「お~い所長が呼んでるぞ~」事務所に出かけると、「君には、いろいろ助けてもらったり ヒヤヒヤさせらりたり 有ったけど ここの仕事は今日までだ!夕方早く帰ってきて 今夜の夜行で 大分に行け!」 げ~っ げげげのげ~っだ!将棋の駒より簡単に人を動かしますね。
2002年12月05日
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