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2002年04月22日
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新参の若者にしては、割と気分のいい飯場生活、なぜか皆良い人ばかり!食事にしても私の好きな刺身でもあったら、4・5人分は食べることになるんです、皆が呉れるんです。

仲間同士のいざこざ争いも 絶え間なくありましたが、私のお願いは良く皆聞いてくれました。
どんな格闘技が行われていても、なぜか私が行くと辞めてしまう
面白くないですね。
こんな平和な心地よい飯場に、3週間ほどして、龍太郎なる人物を
知ったのです。
同じ現場内で他の会社の作業人夫として働いていて自宅は現場の近所、作業中(日中)は決して肌を出さないんです、顔は女性用の
ほおかむり・サングラス・マスク 手は手袋に女性用の手っ甲

それが何ヶ月前からか月に1回(それの給料日の夜)来るというんです 私たちの飯場に!
夜来る時は、裸にステテコ 日に当たってないから真っ白な背中に
登り龍の見事な刺青。
それが「今日は、給料だから龍が来るぞ」とささやきが聞こえるんです、私は、何の事や判らず聞いてみると上記の模様。
皆徳山の街に出かけると言う、晩飯も食わずに出かけたのも居る。
まっちゃんも出ろう!と勧められたんです。
「でも誰も居なくなると、その龍太郎なるものから この飯場乗っ取られるぜ 何故皆で追い返さないのか相手は一人じゃないか」
と私は出ないと告げ、皆にも残れといったんです。
今度は誰も言うこと聞かない、余程なのでしょう。
飯場は、大きな倉庫的で中に通路 両側に50cm位の高さに畳が敷かれているので、入り口を入ると全員が一望出来るんです。
テレビも1台私の足元に置いてあり、チャンネル権を任されていました。

と真っ白な裸が 別に2人連れて入ってきてる。
1升ビンを持って3人とも食堂のイスに掛けたんです
飯も食わずに出て行ったものが居るので おかずがあるんです4人前くらい。
それに手を掛けながら私を見てる、私も身体を起こしあぐら状態で彼らを見てるんですけど、私が飯も食わずに出て行った奴らのおかずを守ってやることはないしな~と思いながら!
すると、龍が私の所に寄って来たんです。

すんません なあんて言うわけないですね、私めがけて、畳の上にぞうりのまま駆け上がって来ました。
胸倉捕まえ私を引こうとした瞬間 私の頭突きであごを捕らえていました。もんどり打って土間に腹ばい、私は、そのままはだしで
出入り口から表に出たんです。
出る時積み上げていた焚き木を1本 武器に抱えて表で仁王立ちで待ちました。
他の2人も酒どころではありません、街のチンピラですが腰くだけですね、なぜかオロオロしてる、竜の両脇担いで出てきたんです。
かなり顎にダメージを与えたらしく、足元もおぼつかないんです。
「オイ 龍 今度舐めた格好したら足を叩き居ってしまうぞ。」
「・・・・・・」何も言わずに出て行ったのです。
飯場内に戻り何も無かったかの様に テレビを見始めたんです。
テレビの後ろの壁はガラス窓ですけど窓の外は海(徳山湾)なんです。
そのテレビの後ろのガラス戸の外に人影がこちらを覗いてるんです。








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最終更新日  2002年04月22日 23時07分47秒
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