ホンコンスターオーの香港日記

ホンコンスターオーの香港日記

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2005年11月03日
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カテゴリ: 音楽
Bravo!Belgium
盛りだくさんのプログラムのうち、クラリネットが入っていたので聞きに行った。
ソリストは香港管弦楽団のCl首席奏者のAndrew Simon氏である。この人の音色はクラリネットのトーンと言うよりサックスみたいな音色なのででアメリカ的に聞こえる。ビブラートも掛けて演奏するのでストルツマンを連想させる。正直言ってビブラートの掛かったクラリネットはちょっと気持ちが悪い。

Diek Brosse:WARconcerto for Clarinet and orchestra
中国語訳では戦争協奏曲となっている。さて、戦争とはどの戦争だろう?第二次世界大戦か?違った。作曲者本人による曲紹介に"war in Kosovo"と書いている。目の前で両親が犠牲となった7歳の孤児の様子がTVで放送されたのを見て曲したのだそうだ。
曲はクラリネットがアラビアっぽい旋律を奏でて始まる。全曲を通じてクラリネットは全音符の音程を半音ずらせながら下げていくサイレンの奏法を多用していた。空襲を表現しているのだろう。Brosseは1960生まれの現代の作曲家でありながら、不協和音を使わず、戦場となった村の描写を音で表現していた。ご興味のある向きはWikipediaに コソボ紛争 が出ているのでどうぞ。

本日のプログラム
van Maldere:Sinfonia No.38 in D

CPE Bach:Concerto for flute on D minor
Franck:Les Eolides
Brosse:WARconcerto for Clarinet and orchestra

演奏会に子供たちが来ていた。ボクの真後ろに5人ぐらい並んで座っていた。大人しくしてくれればなあ。と言う願い虚しく小さい声ではあるが、おしゃべりを始めたり、ゴゾゴゾし始めた。有名な曲が殆どなかったので退屈したのだろう。情操教育は大事だと思うが、子供の集中力はそんなに長く持たないんだから、曲を見てから演奏会に来るかどうか決めてよ。そういうプログラムの演奏会だってあるんだから。これはグチでした。


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最終更新日  2005年11月04日 02時54分14秒
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