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『破線のマリス』(野沢尚)完読です。 さすがは乱歩賞受賞作というかなんというか・・・。 ハラハラドキドキ最後の30ページ位は、ページを捲る手がとまりませんでした。 テレビでやってるから本当の事だと無条件に信じている人がいたら、まずはこの本を読むべきです。何が真実なのか?そして何を信じるべきなのか?それを考えるよいきっかけになる事でしょう。 『人は、見たいものだけを見ている』と言ったのはジュリアスシーザーだが、主人公の「遠藤瑤子」が見たいものは果たして何だったのか・・・。そして最後に彼女は見たいものを見る事が出来たのか? 寒い夜にコタツで丸まりながら読みましょう!! そして結末を読んで『(; ̄Д ̄)なんじゃと?を 』の声をあげましょう。破線のマリス
2008.01.28
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今日はお薦め漫画紹介です。 日本をある日突然未曾有の大地震が襲う。その地震により東京は壊滅し、本土は京都で真っ二つに・・・・。 関東大震災が囁かれる中ますます東京一極集中が進む日本。あながち漫画の世界と安穏としてはいられない内容にいつしか引き込まれていく・・・。 あなたならその時どうするだろうか・・・・。 何より命を優先する『舷一郎』。 自身の不幸を恨み全てが無になった東京を見て歓喜に震えた『宗方』。 二人の対極的な人間が織り成すストーリー。 どちらが王になるのだろうか・・・・。太陽の黙示録(1)
2008.01.27
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今日何気にTVを見ていたら中国富裕層の『爆買』なる特集が組まれていた。 昨今の中国の経済急成長を受け、富裕層の拡大が進む中国。その中国からツアーでやってきた観光客が『銀座』等でブランド物を買い漁っている様を映していた。どこかで見たような光景だった・・・・。そう、バブル期に日本の土地全ての値段でアメリカ全土が買えると浮かれていた日本人の姿にそっくりに描写されていた・・。 中には100万円単位で買い物をしていく客もいたようで、厚みのある諭吉さんの束を財布から覗かせるシーンもあった。「金ならあるんだ!!!(豪笑)」と言うシーンで締めくくられたシーンにTV局編集マンの妬みが見受けられた。 そして、その『爆買』層を取り込もうとデパートでは中国語の勉強会が始まっている。 また、貧富の差が開く一方の中国では、『チャイニーズドリーム』を夢見て農村から都会へ出稼ぎに来る若者が急増している様だった。家賃の安い地下に作られた部屋に住居を構える彼等を『どぶねずみ族』と呼ぶそうだ。 そんな『どぶねずみ族』の18歳の少女は『将来お金持ちになって、貧しい村の人達を助けたいの。』と夢を語っていた。 夢の大金を手にした時、同じ質問に同じ答えが出来る人間であって欲しいと願うばかりだが・・・。 そして、かつて世界中の名画を買い漁り、『エコノミックアニマル』と評された日本人が、海外の富裕層を取り込むために切磋琢磨している姿は『栄枯必衰』を象徴している気がする。 頂点に上り詰めている最中は誰もそこが頂点で、既に転がり落ちている最中だとは思わないのだろうか・・・。
2008.01.26
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第43回江戸川乱歩賞受賞作『破線のマリス』読み始め。 またまた江戸川乱歩賞の受賞作。 「マリス」とは『悪意』の事である。「破線」とは、テレビの画面が525本の線によって切れ切れにされている事を表しているようだ・・・。 最近番組の捏造が後を絶たないTV業界だが、この本はまさにそんなTV業界の闇を見事に描ききっている様に思われる。 主人公は、TV局の敏腕編集者の女性『遠藤瑤子』。彼女の指先から繋がれた映像は視聴者を釘付けにする。「ニュース・ナイン トゥ テン」の事件検証コーナーの編集を担当する瑤子。カメラマンが切り取った映像を、ストーリーとして完結させるのは編集マンの仕事だ・・・。そこには当然編集者の主観が含まれている。そこに含まれる「マリス(悪意)」を徹底的に排除する事が求められる。しかし、意図的に「マリス(悪意)」が含まれた映像が流されたとしたら・・・・。 今夜も続きが読みたくて眠れない事だろう・・・。破線のマリス
2008.01.20
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今日は今まで読んだ本の中から面白かった本のランキングを発表したいと思う。 あくまで個人的なランキングなので、かなり好みが偏っていると思うがご勘弁を・・・。順位題名作者紹介1位龍の契り 服部真澄 堂々第一位は、『龍の契り』。壮大なスケールで語られる香港返還の裏側・・・。イギリスがあっさりと香港の返還を行った裏には・・・・。これを読まずして「服部真澄」は語れない! 2位 亡国のイージス (上下揃) 福井晴敏 福井晴敏 第2位は、『亡国のイージス』。とにかく内容が濃い!一冊で2冊分の価値があるはず。映画かもされているが、原作を読むべし! 3位 楡周平 第3位は、『Cの福音』。朝倉恭平シリーズ第一弾!!!ハードボイルド一直線。直球勝負の一冊。これを読まずしてハードボイルドは語れない!!!
2008.01.19
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久しぶりに男泣きを見た・・・。 1月14日の夜、ボクシングに打ち込んできた漢の涙を見た・・・。 WBAスーパーフライ級タイトルマッチ。それは12年半の想いを全て出し切る場として用意された最後のスポットライトだったのかもしれない・・・。 「ボクシング人生に悔いはない。いろいろな人に出会えたのがうれしい。自分のボクシングはすっきりすることができた。採点結果はちょっと足りないか、よくてドローだと思った。勝ちはないと思った。しばらくゆっくりしたい。」と語った川嶋は全てを出し尽したのだろうか・・・。出来ればそうであって欲しい。 お疲れ様。素晴らしい試合をありがとう!!!
2008.01.16
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1月14日(月) 成人の日に二粒の涙を見た・・・。 といっても映画や小説ではない。全国高校サッカー選手権大会決勝でその涙を目撃したのだ・・・。 一粒目は負けた藤枝東イレブンの悔し涙。 インターハイのリベンジを期して望んだ決勝。憧れの国立の舞台だ・・・。 前半1点を失い、逆襲を狙った後半の出鼻を、流通経大柏のエースFW「大前」の超高校級のボレーシュートで挫かれてしまった・・・。自分達のパスサッカーを全くさせてもらえず、気が付いたら4点の大差をつけられ、あまりにも悔しすぎるホイッスルを聞くことになる・・・。 37大会ぶりの優勝を誓った藤色のユニフォームは最後まで輝く事は無かった・・・。しかし、僕は彼らの悔し涙を忘れる事が出来ないだろう・・・。 二粒目は見事初優勝を飾った流通経大柏イレブンの歓喜の涙。 昨年10月に行われたユース選手権に続き、見事2冠を達成した。 オメデト(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・ 国立のピッチを所狭しと駆け回る流通経大柏イレブンは、今大会でベストゲームを決勝の大舞台で繰り広げた。緒戦で足首を負傷したツートップの一角「上条」が復帰し、高い個人技と豊富な運動量で、赤いユニフォームは躍動した・・・。流れるようなパスワーク、そしてドリブル・・・。どれをとっても美しく、そして強いチームだった。 彼らの輝きをもう一度見たいと思うほどだった・・・。
2008.01.15
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昨年、ドイツ1部リーグのフランクフルトの一員として目覚しい活躍を果たしていた「高原直泰」選手の浦和レッズ移籍・・・・。正直言って衝撃を受けた。 確かに今期は先発出場も少なく、不満の溜まるシーズンであったかもしれないが、それでも何故と思わずにはいられなかった・・・。そんな彼の心境に思いを馳せてみた・・・。 まず第一に考えられるのは、W杯への強い想いだろう。 W杯について、何かのインタビューで彼はこう応えていた。 「小さな頃からの夢でした。しかし前回のW杯では、予選でも結果を残せなかったし、本選でも全く駄目でした・・・・。それは今でも忘れられないですね・・・・。時差やタイトなスケジュールと戦いながらそれでも結果を求められるのは非常にきつかった・・・・。それは、ドイツにいる限り改善される事は無いでしょう。」 日本代表としてピッチに立つからには、FWとして結果を残したい。そんな責任感を感じさせる言葉であった。と同時に、夢のW杯の舞台を勝ち取るために十分な貢献が出来なかった事への後悔の深さが窺がえる。また、体調さえ整えばもっともっと点が取れたはずなのに・・・。という自信も垣間見える。きっとこのまま引退を迎えたらW杯での悪い思い出だけが残ってしまう。今回は納得の行くW杯にしたかったのだろう・・・。 もうひとつの理由として考えられるのは、浦和のクラブW杯出場だろう。 今まで日本のクラブチームが世界を相手に真剣勝負が出来る機会は全く無かった。しかし、今回のクラブW杯で、浦和はACミランを相手に真剣勝負をする事が出来た。この事は非常に大きな材料になった事だろう・・・。日本のクラブチームにいても世界を感じる事が出来る。それは今回の移籍を大きく後押しした事だろう・・・。 1度目のW杯は、病気のために直前でチャンスを逃した・・・。 2度目のW杯は、1点も奪う事が出来ずに、力を出し切る事も出来ずに悔しさだけが残った・・・。 そして巡ってきた3度目のチャンス! 名実ともに日本のエースとして迎える今回のW杯で、悲運のエースは忘れ物を取り戻す事が出来るだろうか? 万全の状態で挑み、想いをかなえてくれる事を祈りたい・・・。
2008.01.14
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あっという間に読んでしまった。いや、読まされてしまった。それ程素晴らしい本だった。 携わる人全てを巻き込みながら徐々に解き明かされていく『空白の2日間』。そして、かかわる人達全てを『彼を助けたい』と思わせる、梶の瞳・・・。梶の生きる目的は何なのか? その謎が明かされた時、泣かずにいられる人間が果たしているだろうか・・・。 ちなみに私は大泣きしてしまった・・・。溢れる涙をぬぐう事が出来ずに、ただただページを捲って言った・・・。 確実に泣ける一冊! これを読まずして「横山秀夫」は語れないだろう・・・。 こちらの方もよろしければポチッとお願いします。半落ち
2008.01.13
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「半落ち」を読み始めた。 映画かもされている名作ですが、残念ながらまだ映画のほうは見ていない・・。 『37万人が泣いた!』などという帯に興味を引かれての購入だった。 ところで題名の「半落ち」とはなんだろうか? 「一部自供した」と言う意味の警察用語らしい。 ある日、アルツハイマーを患う妻を殺したと自首してきたのは、現職の警察官『梶聡一郎』だった・・・。犯行を自供した段階で、『完落ち』の事件としてすんなり終わるかに見えた事件は、『空白の2日間』を巡り波紋が広がりを見せていく・・・。 犯行自体は素直に認める梶だったが、問題は殺害から自首までの『空白の2日間』だった・・・・。梶は、一体何故かたくなに口を閉じるのか?そして・・・・・。 早く先が読みたくなってきた・・・。半落ち
2008.01.10
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『脳男』読破です。 さすがに「江戸川乱歩賞」受賞作だけあって読み応えありでした。 感情が失われた人間が生きていくのは難しい・・・。そんなメッセージをひしひしと感じました。感情が無ければ当然欲も無く、誰かから指示を受けなければ餓死するまで食事をしない・・・。そんな登場人物が出てきました。しかしながらその登場人物は、ある時を境に、人の行動を学習し全てを記憶する事で通常の生活を送れるように・・・。 この本を読んで思い出したのは、以前ドキュメント番組で見た自閉症の青年の話でした。他人の感情を理解する事が出来ないために、変わった人と言われいじめを受けるのですが、決して頭が悪いのではなく、むしろどちらかというと天才の部類に入ります。記憶力は飛び抜けて良く、一目見た本は全て暗記していました。ただ、感情が理解出来ないだけなのでした・・・・。 色々と考えさせられる本ですが、やっぱり面白かった・・・。 次は何を読もうかな・・・。脳男
2008.01.08
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天皇杯は鹿島アントラーズの優勝で幕を閉じ、日本代表の2008年はW杯予選を迎える年に突入しました。2月6日のタイ戦を皮切りに長い戦いが始まろうとしています。 オシム監督が倒れてから病状を心配していましたが、日本代表の公式HPにコメントを寄せる位回復しているようで一安心です。今はゆっくりと体を回復させて下さい。お疲れ様でした。 さて、そのオシム監督の代わりですが・・・・。「岡田監督しかいない!」とサッカー協会はあっさり決定してしまいました。まあ、W杯予選間近なのでひとまずならしょうがないかと思います。が、問題はその契約期間の長さです。早々とW杯本選までの続投を明言してしまいました・・・。おかしな点が満載です。 1.オシム監督の病状が悪いのは監督就任から分かっていたのに代替の監督候補を探していなかった点 2.急場しのぎで探した監督に、早々とW杯本選までお願いしている点。 3.岡田監督に了解を得る前にマスコミに発表している点。 前々からサッカー協会には不信感を持っていましたが、今回の件ではさすがにあきれました・・・。彼らはもっとプロ意識を持って望んで欲しいものです。選手達だけがプロになっても、それをカジ取りする協会がプロでなくては、W杯3位の成績を残した韓国に追いつく事は難しいかも知れません・・・。 確かにJリーグが発足して10年以上が経ち、選手のレベルは飛躍的に上がりました。W杯はおろかオリンピックにも出場できなかった時期を考えると贅沢な悩みかも知れません。この現状が歴史の差なのかもしれませんね・・・・。
2008.01.06
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今日はお薦めの海外ドラマの紹介です。 『アグリー・ベティ』 出版業界で働く事を夢見る女の子『ベティ・スアレス』。ひょんな事から一流ファッション雑誌『MODE』の編集長のアシスタントに採用され物語は始まる。MODEで働くスタイル抜群でおしゃれな女性達とはあまりにかけ離れたベティは、彼女達の嫌がらせをものともせず、いつしか編集長と助け合い次第に無くてはならない存在に・・・。 何より素晴らしいのは登場人物のキャラだと思う。社長の息子ながらファッション業界の経験が全く無かった編集長『ダニエル・ミード』は、どうしようもない女たらし。しかしながら根は正直でどこと無く憎めない・・・。MODEの編集長の座を虎視眈々と狙うベテランのクリエイティブディレクター『ウィルミナ・スレイター』。編集長の座を獲られたダニエルを蹴落とそうと、謎の人物と色々な策を巡らせる悪者役ではあるが、1児の母でもあり、時折見せる母の一面にほろりと来る場面も・・・。主人公の『ベティ・スアレス』。今までのドラマの主人公のように華やかではないが、知性と正直さを武器にいくつもの危機を乗り越え成長する様子を見事に演じている。この役で「ゴールデングローブ賞主演女優賞」を獲得している演技は女優。 その他にもカマっぽい演技がコミカルな『マーク』、ベティに意地悪三昧の『アマンダ』、ベティの甥っ子だがファッションに異常に詳しい『ジャスティン』等など。 ストーリーも素晴らしく毎回はらはらドキドキの展開が待っている。 BS2で毎週月曜日11:00~放送中。 きっと虜になる事間違いなし!!!
2008.01.05
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この間ブックオフで古本を物色していた時に、またまた良さそうな作者を発見してしまった・・・・。なにより惹きつけられたのはその題名『脳男』。一体どんな話だろうか? そして、作者紹介欄を見た時にはもう買う本のリストに付け加えられていた。2000年の『第46回江戸川乱歩賞』受賞作であった・・・。推理小説の登竜門とも言えるこの賞を受賞している・・・。ワクワクして家路に着いたことは言うまでも無い・・・。 まだ半分くらいしか読んでいないが題名を連想させるくだりは出てきていない・・・。しかしながら出だしの数ページで早くも首藤ワールドに引きずり込まれている事に気が付いた・・・。 連続爆破事件の犯人を追い詰めた現場に居合わせた「鈴木一郎」という人物。逃げる犯人と格闘し、爆弾を投げつけ逃走を図る犯人を追いかけ後一歩で逃がした「鈴木一郎」の手に握られていたのは、犯人からちぎり獲った「耳」だった・・・・。 「鈴木一郎」は果たして共犯なのか?それとも・・・・。そして「脳男」の意味とは? 早く続きが読みたい・・・。脳男
2008.01.03
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お正月休みは結構ゆったりと出来たので、漫画も結構読みました。『沈黙の艦隊』で有名なかわぐちかいじさんの漫画、『ジパング』。 既に32巻まで発売されているので、読んだ事ある人も多いかと思いますが、やっぱり面白いものは面白い!!! 時は第二次世界大戦の真っ只中。そこに突如現代技術の粋を集めたイージス艦がタイムスリップ・・・。設定としてはめちゃくちゃですが、もし本当にそんな事が現実にあったら・・・。そして、戦後の日本の歩む道を当時の軍人が知ってしまったら・・・。そして、その歴史を変える事が出来るとしたら・・・。その誘惑に果たして自分は打ち勝つ事が出来るだろうか?ジパング(1)
2008.01.03
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2008年2冊目の紹介は、『動機』。映画化された『半落ち』の作者、横山秀夫さんの珠玉の短編集です。 動機/逆転の夏/ネタ元/密室の人 の4本立て。 『動機』は、一括保管してある警察手帳が全て盗まれるという前代未聞の不祥事を発端に、それぞれの感情がリアルに伝わってくるテンポの良い展開に、一気に読み終わってしまいました。 『逆転の夏』は、女子高生殺害事件で服役していた男が、刑期を終えて働く所に殺人依頼の電話がかかって来る・・・。その電話の主は一体誰か?そしてその目的は・・・。はらはらドキドキしている間に読み終わってしまいました・・・。 『ネタ元』は、まだまだ男社会の色が濃く残る新聞社。そこで必死に頑張る女性記者の心理が絶妙の臨場感を与えます。 全てを書いてしまうと、面白くないので、まずはご一読を・・・。短編集なので、時間が無くてもすいすい読めてしまうのも、魅力のひとつです。動機
2008.01.02
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仕事が忙しく2ヶ月も更新をサボってしまいました・・・。ヾ(_ _。)ハンセイ… やっと仕事が落ち着いてきたので、心機一転今年最初の更新です。 『天国への階段』やっと読み終わりました・・・。年末に読むにはあまりに悲しく、切ない大人の恋物語でした・・・。 満点の星空が心を打つほどの大自然を持つ牧場に生まれ、将来を誓い合った恋人に裏切られ、唯一の身内の父親は心血を注いだ牧場を騙し取られ、失意のうちに故郷を後にする主人公『柏木』・・・。 血のにじむような努力の末に新進気鋭のグループ企業のオーナーとなった『柏木』の心は次第に虚しさが占めるようになっていく・・・。心の隙間を埋めるかのように、次第に彼は復讐のシナリオを進めていくことになる。 しかし、警察の執念とも言える捜査で、次第に追い詰められていく『柏木』。復讐の歯車は次第に狂っていく・・・。 悲しすぎる結末と、渋みのある老刑事の人間味溢れる捜査は必読の価値があるだろう。 『柏木』天国への階段を登る事が出来たのだろうか・・・・。天国への階段(上)天国への階段(下)Led Zeppelin『天国への階段(「伝説のライヴ」ヴァージョン)』
2008.01.01
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