旨いお酒をもとめてあちらこちら日記

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November 30, 2006
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金井さんのところに行ってきました。
今日は普段にもまして忙しいようで、早速試飲。

○先日発売になったばかりの『キャネー甲州 万力山2006』

2004年『万力甲州』を彷彿させる複雑な香りがあり、
味わいにはアタックからボリューム感があって、
豊かではつらつとした果実味、キリッとした酸味引き締め、
最後に苦みが締めくくる。

ボルドー液以外の薬剤を使用せず、
手間を掛け育ててもらった甲州ぶどうから作った白ワイン。

普通の白ワインと異なり、ぶどうの皮ごと低温浸漬し、
極少量の酵母を投入して、ぶどう由来の天然酵母ととともに
発酵が始まった後しばらくしてから搾った果汁をそのまま発酵して作ったワイン。
つまり、昨年の『万力甲州朝焼』と同じ醸し発酵をしているが、
より醸し期間が短くなり、ぶどうの皮から抽出した
旨味と酸味・渋みのバランスのとれた味わいに仕上がっているのだ。

甲州ぶどうから造られたワインにはいろいろなスタイルのワインがあるが


醸し発酵を適度に行い、今までにない旨味を持ったワインを醸造する手法は
金井一郎氏によってここに完成されたとみるべきだろう。


○2006年収穫の巨峰・マスカットベリーA・ブラッククイーンから造られたロゼ2006
(ラベルにはロゼの記載がないが)

ぶどうの搾りたてジュースをそのまま飲むような素直な香りと味わいに驚く。
新たに開けたボトルのものは、やや閉じた感じだが、
そのナチュラルさは十分に伺えるフルーティな味わい。
アルコール度数9度ということもあり、ゴクゴク飲めそう。


○マスカット・ベリーA2005年バレルNo.シリーズ(No.3)

樽の中での熟成期間が異なるために、味わいのバリエーションが生まれ、
熟成期間が短いものはフレッシュさがあり、
期間が長いものは落ち着いた味わいになる。
ちなみにベリーAという品種は金井さんによると、
意外と熟成に耐えるワインであり、甲州種と同じで醸造には気を遣うが、
日本固有の品種として大切にしていきたいとのこと。
また、ベリーAにありがちな
『香りがミルクキャンディーみたいに華やかで味わいに乏しい』
ワインにならないための醸造方を掴んでいるようだ。


どんどん進化する金井さんのワイン。
これからも、ますます目が離せない。

画像は金井一郎氏と万力山の葡萄を栽培した齋間信吾氏
(齋間氏はたまたまワイナリーにやってきた)
金井一郎氏と齋間信吾氏





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Last updated  December 14, 2006 11:38:23 PM
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