おいしい 千葉 ~ponの食べある記~

おいしい 千葉 ~ponの食べある記~

PR

×

Calendar

Archives

2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12

Comments

元 オーナーです (笑)@ Re:びっくりチャーシュー ~大いなる小景~(05/02) 気がつくのに 大変遅れまして すみませ…
確認してないの?@ Re:蘇我陸橋にて ~やっちまった~(05/18) 小湊バスと言うか 路線バスは 国道に出ず …
ロニー@ Re:びっくりチャーシュー ~大いなる小景~(05/02) このラーメンは思い出の味、自分は船の仕…
ポッポ@ Re:もりそば ゆで太郎 ~blue stage・ロードサイドの1コンビニエンス~(10/20) やっぱりね。蕎麦好きな人は行かない方が…
菜の花 菜津子@ Re:天八 ~観光地プライスのサプライズ~(03/20) 明日鴨川に行くので思い出してこのブログ…
アンドー@ Re:肉まん アンドー(11/08) ポン様 お世話になります。 お陰さまで頑…
2009.07.10
XML
カテゴリ: 千葉市


ジャズピアノが静かに流れている。スポットライトがきれいな帯状にならび、浪漫風なほどよい明るさを提供している。ホール内は、どっぷり夜の雰囲気に落ち着いていた。

最初に飲み物をどうするか、たずねられる。いつも珈琲だったので、今回は紅茶にしてみる。これはポット仕様でやってきた。

まず一皿目は、アミューズ的な小品。「洋ナシのキャラメリゼと塩のきいた生キャラメル」
セブンシーズ アミューズ

そのへんの下手な仏料理店のコースの同品より質量があり、なおかつ上手に洒落ている。ローストした洋ナシの横にキャラメル系のアイスクリームが添えられていた。その脇に生キャラメルとパイ。

塩気はそんなに際立っていない。どこまでも甘みおさえめで上品&上質だった。

前菜がわりの「柑橘系フルーツとホワイトチョコのテリーヌ、赤ワインでマリネしたトマトをそえて」
セブンシーズ テリーヌ

これも、甘さ控えめ。見た目きちんとテリーヌしていた。しかし食べてみると、みごとにデザートしてくれている。トマトも、こういう扱いをされれば、きちんとしたスイーツになれることを初めて知った。意外性の妙技。妙味。

3品目のスープ替わり。「彩りフルーツとアロエのミネストローネ、バジルをほのかにただよわせて」
セブンシーズ スープ

細かに刻んだフルーツポンチで、バジルが派手にきいている。上品至極。極楽、極楽。

これから先はメイン相当となる。メイン1皿目は「ショッソン・オー・ポム」
セブンシーズ アップルパイ

要するに、半月形をしたリンゴのパイ包みである。ナッツとレーズンが中心部に秘匿されている。普通やりそうなシナモンを大幅に効かせたものではなく、リンゴ本来の甘み&うまみにたよった静かな闘志にあふれる一品だった。熱々ホクホクで、ありあまるほどトロりん。

口直しの単品。間奏曲。「レモンチェロのグラニテ ピンクペッパーの香りで」
セブンシーズ グラニテ

少量かかったペッパーが、微細ながらことのほか効いている。上質かつジェントルな甘さの中に、ひっそりピリリと美しく効く唐辛子。これはアイデアの勝利以外の何物でもないだろう。

そして、メイン中のメインは今年も「クレープシュゼット」だった。
セブンシーズ クレープ

例のごとく、テーブルの前にワゴンが引かれてくる。そして目の前で、調理パフォーマンスをしてくれる。じゃっかんの解説が付く。グランマニエ、コアントロー、VSブランデーの3洋酒を駆使している。

「熱くて」「冷たくて」「上甘」。柑橘系の酸味と洋酒系のほろ味と、グラニューを焦がした甘味が、三味一体となってすばらしい味覚境を作りだしてくれていた。

〆のデザート。デザートコース中のデザート担当は「ナッツ風味のブラマンジェ」
セブンシーズ デザート

ミント、ガトー(フロランタンのような焼き菓子)レンズ豆を炊いたもの。これら3種がトッピングとして付いている。これらを、お好みで適当に入れて食べる趣向。これも「ナッツ風味」というのが、ことのほか効いていた。

軟質の最上級をいく。マイルドの極地。スーパーとろとろ。ブラマンジェというより、ムース。ムースというよりスープ、スープというよりビシソワーズ。そう。言うなれば、極限の甘み系ビシソワーズという表現がピッタリくる。

総じて完成度が高い。高いというより、もうこれ以上先の天井がないくらいのハイレベルに到達している。

味のほうもそうだが、ビジュアル面も最高。一品ごとに装いを凝らした変化のようすを楽しむためだけでも、このコースをたのむ価値はある。一介のスイーツファンは、ただそのスーパーFINEなパフォーマンスをありがたく受けとめるのみである。

このイベントがあるため、私にとって7月は「聖なる月」と格上げされている。ハイネの「詩人の恋」ではないが。「美しき7月に…」そのものだ。

「セブンシーズ」
住  所: 千葉市中央区中央港1-13-3
アクセス:千葉ポートタワー通り ホテルオークラ千葉内 P(多数)
電話番号:043ー248ー1111
営業時間:11:30-14:30/17:00-21:30/
定  休:無休(臨時休業あり)
客  席:20卓以上(可変)
利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/
メニュー:【ランチ】
      チョイスランチ1365/昼の和食膳1365/
      ランチdeコース4200(サービス料別)
     【ディナー】      
      雲丹、鮑、伊勢海老、ふかひれ贅沢三昧コース5775(サ別)/
     すっぽん・鰻コース5775(サ別)/
     ライトフレンチ5775(サ別)/
     ※季節・月によりメニュー可変
評  価:☆☆☆☆☆
    (味5/量3.5/サービス4.5/雰囲気4.5/CP4/駐車4.5)


前掲の 「トレビ」~要・今はなきミステリーツアーのノリ~ (2006年7月28日)

前掲の 「セブンシーズ」~甘くないオトナになるための甘さ~ (2007年8月16日)

「セブンシーズ」~すでに完成の域にて~ (2008年7月11日)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.07.17 13:48:58
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: