桐まみれの日々 by さきさん

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さきさん1850

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2006年09月11日
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テーマ: ニュース(95825)
カテゴリ: ひとりごと
 兵庫県で、また悲しい事件が起きてしまった。
 最近とても多いうつ病。うつ病だけでなく、病気とそうでない所の境目の明確でない病気。例えば、骨折ならばレントゲンを撮れば一目瞭然。でも、うつ病はレントゲンに映らない。CTにも映らないし、MRIにも映らない。でも、確かにそこに病巣はあって、気長に治療することで、完治することもある。

 私はひどい独り言を言う。私にとっては当たり前な事だけど、世間では決してそうではないらしい。でも、私は自分が普通ではないと言うことを、特に気にしないし、悲観もしない。人それぞれということがあるし、人に迷惑をかけなければ、それはそれで良いか・・・くらいの事。でも、時々、この独り言が迷惑を掛けることがある。人をびっくりさせるのだ。でも、その時には「ごめんなさい。寂しい性格だから小さいときから、ずっと独り言がひどいの。」そう説明して許しを乞う。
 運転をしていてふと、自分の独り言のあまりのひどさに、自分で驚くことがある。治さなくちゃ、と思うこともある。でも、なかなか治らない。一人二役の独り言。思ったことが、間違いなくすぐに口をついて出てしまう。これも、病気と言えば病気かもしれない。
 子供の頃、夏休みの宿題が山積みのまま迎える最後の一週間には、何度となく、鴨居に紐をかけることを真剣に考えた。でも、実際に首を吊ったことはなかった。母親が、手取り足取り、頑張ってくれたからだ。

 そんなことを考えると、うつ病に悩む人は、きっと、バックアップしてくれる人がいないんだろう。未婚なら親、結婚していればそれは連れ添いだ。手の掛かる隣人を疎ましく思うのではなく、慈しみのココロを持って接するような教育がされていれば、孤立し、悲しみ、死を選ぶ人はきっと減るだろう。まるで他人事のように言っている私だけれど、私だって、誰かのバックアップが出来るかもしれない。

 追い詰められているのは自分だけじゃないと知ること。苦しいけれど頑張っている人はたくさんいるということ。そう言うことを考えながら、前向きに、生きて欲しいと思う。
 学校長のコメントは、そういった報告は受けていない。色々と忙しいかもしれないけれど、人を育てる教育者として、何が自分には必要なのか、よく考えて発言して欲しいとも思う。もし、本当に校長先生の耳に入っていなかったとしたら、担当の先生の怠慢だと思う。何か対策を立てたか否かは次の問題だ。知っていたのに何もしなかったことを咎められることを恐れているとすれば、その姿勢を生徒たちが学ぶのだから、大層立派な教育理念に建った学校なのだろうことが伺える。





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最終更新日  2006年09月11日 16時15分44秒 コメント(2) | コメントを書く
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